「天皇賞」と「カシオペアステークス」
今日は、ずっと楽しみにしてた「秋の天皇賞」と「WIN5」の他に、「カシオペア」の向谷実さんの予想で楽しむ「カシオペアステークス」もあって、まさに「ハトヤ大漁苑」の三段逆スライド方式みたいに楽しい競馬デーだったけど、1日の競馬の予算を2000円て決めてるあたし的には、「レースの数が増える」→「1つのレースで買える馬券の数が減る」→「もともと低い的中率がさらに低くなる」っていう「地獄の三段逆スライド方式」になりかねない。
だから、アレもコレもと手を広げずに、3連単2点で当てたこないだの「室町ステークス」みたく、ピンポイントで狙って当てるっていう神業が必要なんだけど、あたしにとっての「神業」とも言える「霊感・ヤマカン・第六感」は、せっかく降臨してくれても、カンジンのあたしが気づかないことのほうが多い。あたしの競馬の師匠である石川喬司先生からいただいたメールの中に、勝馬に関連した重大なヒントが隠されてても、たいていはレース後に気づくってのがお決まりのパターンだ。
そして、今回も、こんなことが起こった。それぞれの時間を見てもらえれば分かるように、これらは「天皇賞」が始まるまでのあたしのつぶやきだ。
「きっこさんのつぶやき」
http://twitter.com/#!/kikko_no_blog/
今日はシメキリに間に合った!「カシオペアS」300円、「天皇賞」900円、「WIN5」800円、合計2000円。予算ピッタリ!
2011.10.30 14:30
一般的には「馬券」って言うけど、正確には「勝馬投票券」だから、あたしは毎週「投票」してることになる。そして選挙に立候補することを「出馬」って言う。面白いね。
2011.10.30 14:42
結論、「競馬は馬の選挙だ」
2011.10.30 14:44
そして、こんなくだらないことをつぶやいてから1時間後に、待ちに待った「天皇賞」がスタートした今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?
‥‥そんなワケで、「天皇賞」は素晴らしいレースだったけど、あたしは大好きなペルーサからの馬単を8通りとペルーサの複勝しか買ってなかったから、馬単は全滅で、配当は複勝の350円だけだった。
1着になったのは、意外にも相性の悪いハズのピンナ騎手が騎乗したトーセンジョーダンで、ペルーサも凄い末脚を見せてくれたけど届かなかった。で、レースが終わってツイッターを見てみると、レース前のあたしの「競馬は馬の選挙だ」 っていうつぶやきに対して、こんなリプライをいただいてた。
@chirukichi そして、勝ち馬はトーセン。 QT @kikko_no_blog: 結論、「競馬は馬の選挙だ」
2011.10.30 16:00
オーマイガー!あたしは無意識のうちに自分で勝馬のヒントをつぶやいてたのだー!またやってしまったのだー!消費税を増税してはいけない野田ー!TPPに参加してはいけない野田ー!原発を輸出してはいけない野田ー!‥‥ってなワケで、「競馬は馬の選挙だ」ってことは、もちろん1着になることは「当選」てワケで、まるで冗談みたいに、トーセンジョーダンが1着になっちゃった野田!‥‥って、「野田」はもういいか(笑)
そして、この連鎖は、まだ続いた。chirukichiさんの「そして、勝ち馬はトーセン。」ていうリプライが面白かったから、あたしがこれをRTしたら、それを読んだ千葉麗子ちゃん @CHIBAREI _DURGA もRTしてくれて、それを読んだyu_jirusiさんから、こんなリプライが届いた。
@yu_jirusi http://goo.gl/Il6tP を連想しました RT @CHIBAREI _DURGA:RT @chirukichi: そして、勝ち馬はトーセン。 QT @kikko_no_blog: 結論、「競馬は馬の選挙だ」
2011.10.30 18:42
で、何かと思ってURLをクリックしてみたら、寺山修司さんの競馬botで、こんな名言が現われた!
@terayama_keiba
寺山修司(競馬)bot
レーシング・フォームをひらいて、出走している多くの馬の中から一頭のサラブレッドを「選ぶ」のと、政治理念をかかげて立候補した多くの政治家たちの中から一人を「選ぶ」のと、どこがちがうのか。
http://twitter.com/#!/terayama_keiba/status/129332096908001280
ちなみに、「bot」って言うのは、「ロボット」の「ボット」で、特定の人の名言とかを自動配信するツイッター上のアカウントだ。たとえば「スティーブ・ジョブズbot」をフォローしとくと、ジョブズのいろんな名言が自分のツイッターのTL(タイムライン)に配信されてくる。数え切れないほどあるbotの中には、著名人の名言を配信してるものだけじゃなくて、「絶対にサザエさんが言いそうもないセリフをサザエさんが言ったとしたら?」みたいな、架空のものもたくさんある。
この寺山修司さんのbotは、ちゃんとしたbotで、実際に寺山修司さんが発言したり書き残した言葉の中から、競馬に関する名言を集めたものみたいだ。それにしても、まさかのトーセンジョーダンがゴール板を駆け抜けたあとの、この展開!毎度のことだけど、もっと早く気づいてれば、「念のためにトーセンジョーダンの単勝も100円だけ買っとくか」って流れになってたのにぃ~!(笑)
‥‥そんなワケで、寺山修司さんと言えば、石川喬司先生の競馬仲間だったワケで、このブログでも何度か取り上げて来た。あたしが3歳の時、父さんに連れられて初めて府中競馬場に行き、パドックで見たホワイトフォンテンを指さして「あの白いお馬さんがいい!」って言ったのが、あたしの生まれて初めての競馬予想(笑)で、父さんは幼い娘の言う通りに、その馬の単勝を特券で買った。そして、ホワイトフォンテンは逃げ切り、大穴になった。
これが、1976年の「AJC杯」で、この時、石川先生も寺山修司さんたちと府中競馬場に観戦に来てたのだ。だから、父さんに手を引かれた3歳のあたしは、売店のとことか、おトイレのとことか、馬券を買う窓口のとことかで、石川先生や寺山修司さんたちとすれ違ってたかもしれないのだ。そして、このホワイトフォンテンの「大逃げ」を見た寺山修司さんが、当時の人気ドラマ「逃亡者」から、ホワイトフォンテンに「白い逃亡者」というニックネームをつけたことは、競馬ファンにはオナジミの話だろう。
そんなこんなで、ギャンブル的には負けちゃったけど、大好きなシルポートの爆走も見られたし、大好きなペルーサの末脚も見られたし、順当すぎた「菊花賞」よりは何倍も楽しめた「天皇賞」だったけど、ひとつだけ気がかりだったのは、ペルーサやシルポートとおんなじくらい大好きなメイショウベルーガが、最後の4コーナーのとこで最後尾から離脱したように見えたことだ。あたしはテレビがなくて、ネット上の配信でしか競馬中継を見られないから、少し時間が経たないと着順以外の情報が入って来ない。それで、心配になって、こんなことをつぶやいた。
ペルーサ、よくがんばった!このメンバーで3着は立派!複勝350円ついたから550円のマイナスだ!(笑)
2011.10.30 15:59
そう言えば、ゆうべ、トーセンジョーダンがいいって言ってた人に、あたしは「相性の悪いピンナ騎手だからダメだと思う」とかって言ったような気がする~
2011.10.30 16:07
ところで、最後尾にいたベルーガが4コーナーでレースから離脱したように見えたんだけど、もしかして故障?マジで心配‥‥
2011.10.30 16:16
大好きなシルポートの1000m56秒台の先行も見られたし、ペルーサのかっこいい末脚も見られたし、競馬らしい競馬ですごく良かった!あとはベルーガが心配なだけ。
2011.10.30 16:19
そしたら、しばらくして、1人の競馬ファンの人が、ベルーガは「右前繋靭帯不全断裂」だって教えてくれた。重度か軽度か分からないので、今は何とも言えないけど、ほとんどの場合、引退を余儀なくされるほどの故障だそうだ。そう言えば、今日の「天皇賞」を制したトーセンジョーダンのお兄さんのトーセンキャプテンは、今年6月、中央から浦和競馬に移籍したんだけど、移籍後の初戦で、ベルーガとおんなじ「左前繋靭帯不全断裂」を発症して競走を中止してる。いったい何の因果なのか?とにかく、少しでも軽度であるように、今は祈るしかない。
‥‥そんなワケで、順番が前後しちゃったけど、今日のもう1つの目玉、「カシオペア」の向谷実さんによる「カシオペアステークス」のほうは、1着ダイワファルコン 、2着コスモネモシン 、3着ショウリュウムーン‥‥って結果で、向谷さんの予想した4頭、ゲシュタルト、ショウリュウムーン、オウケンサクラ、ダイワファルコンのうち、2頭が1着と3着になった。だから、「向谷予想」に乗った人でも、単勝か複勝かワイドを買った人だけが当たったっていう微妙な結果で、ゲシュタルトからの馬単3点のあたしは、ミゴトに玉砕した(笑)
だけど、あたしは、ここで「あること」に気づいた。それは、向谷さんの予想した4頭の斤量、いわゆるハンデだ。ゲシュタルトは57キロ、ショウリュウムーンは54キロ、オウケンサクラは54キロ、そして、1着になったダイワファルコンは55キロだったのだ。「RadioMukaiya」の放送内容を思い出してみると、30分が経過して「ラジオNIKKEI」の放送が始まったとこで、10月20日にお誕生日を迎えた向谷さんは「55歳になった向谷実に期待すること」っていうお題で募集したリスナーからのハガキを読み、そこから競馬の話題へ続き、斤量のことなんかもまじえつつ、予想を展開してった。
この流れを見れば、これもアトヅケのコジツケになっちゃうけど、「55歳」になった向谷さんが選んだ4頭の中で、斤量が「55キロ」の馬が1着になったのは、単なる偶然じゃなく、ここにも「霊感・ヤマカン・第六感」が降臨してた‥‥って思いたい。つまり、今後、もしも向谷さんがオオヤケの場で競馬の予想をすることがあったら、向谷さんの選んだ馬の中から、さらに向谷さんに関連した数字や色などを絡ませて、よりディープでインパクトのある予想を展開すれば、もしかしたら?‥‥ってことになるかもしれない。
‥‥そんなワケで、ベルーガの故障以外は、とっても楽しめた今日の競馬だったけど、故障する馬もいれば復帰する馬もいるワケで、芦毛マニアで牝馬ビイキのあたしが一番好きな芦毛の牝馬、最強のレーヴディソールが帰って来る!昨日の競馬ニュースで、2週間後の「エリザベス女王杯」に「一応、登録はする」っていう松田博師のコメントが報じられたのだ!もちろん、「一応」は「一応」なので、大事をとって回避する可能性もあるけど、すでに栗東の厩舎に戻って練習も始めてるそうなので、あたしは、とっても楽しみにしてる。夏に福岡の小倉競馬場で買って来たレーヴディソールのケータイストラップを見るたびに、「早く元気にな~れ!」ってお祈りしてたから、ホントに楽しみな今日この頃なのだ♪
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