« きっこさんのヒサビサのつぶやき | トップページ | 「お家ゲー」のグランプリ発表! »

2011.10.13

保坂世田谷区長の迅速な対応に称賛の声

「保坂世田谷区長の迅速な対応に称賛の声」(世田谷通信)

世田谷区弦巻で高い数値の放射線値が測定された問題で、今年、世田谷区長に初当選した保坂展人氏が、きわめて迅速で適切な対応を見せたと、ツイッター等で称賛の声があがっている。

10月3日に「区内に放射線値の高い場所がある」との連絡を受けた保坂区長は、すぐに現場を確認するように指示を出し、当日のうちに数値を確認。区議らの個別の調査報告などを参考にし、9日には環境測定専門業者の立合いのもと、原因究明へと向った。除染作業と周辺住民らへの注意喚起を呼びかけ、一般の人たちに危険が及ばないようにパイロン等で現場を囲い、この場所を通学路にしている子どもたちには迂回した通学ルートを指示した。

こうした詳細な情報を区のホームページや自身のブログ等で発信しつつ、ツイッターではリアルタイムの情報も発信し、2日間で十数回もの記者会見をこなした。マスコミに大きく取り上げられた翌日の13日、午後6時半の記者会見では「現場に隣接した民家の床下の箱の中の瓶が原因ではないか」という中間報告に至った。慎重な保坂区長は、この時点でも「まだ調査中」と言っていたが、新聞やテレビでは「ほぼ原因は特定された」と報じられた。

多くの首長が情報隠蔽に走りがちな放射能汚染問題で、保坂区長は当初から把握している事実をすべて公表し、「周辺住民への注意喚起」と「原因究明」という最優先事項にあたったことが、世田谷区民だけでなく、多くのネットユーザーなどからも高く評価されたと思われる。(2011年10月13日)


★ この記事が良かったと思う人は賛同のクリックをお願いします!
   ↓
人気ブログランキングへ

|

« きっこさんのヒサビサのつぶやき | トップページ | 「お家ゲー」のグランプリ発表! »