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2012.10.30

きっこさんのつぶやき オヤジ編

今日は久しぶりに、「ツイッター」のつぶやきのダイジェスト版‥‥とは言っても、つぶやきの8割くらいを掲載したからダイジェストとは言えないけど、競馬だけじゃなくプロ野球の日本シリーズも始まって、完全に「オヤジ化」してるあたしの週末のつぶやきをマトメてみた。競馬で負け、応援してる日ハムが2連敗し、そのストレスを野田政権批判にぶつけるあたしのオヤジっぷりをご堪能ください(笑)


「きっこさんのつぶやき」(2012.10.27 02:08~2012.10.30 04:24)


前回の「菊花賞」は1週間前に「空から金の船が舞い降りてくる」っていうお告げがあって「1着ゴールドシップ、2着スカイディグニティ」って結果だったけど、今回の「天皇賞」は今のところ何のお告げもない。シルポート推しのあたし的には「ゴルフ」に関連したお告げが欲しいんだけどな。
2012.10.27 02:08

ちなみにシルポートという馬名は海外のゴルフコースの名前から付けられたそうです。
2012.10.27 02:10

日本でもKindle用の電子書籍を個人出版できるようになりましたが、ロイヤリティーに関して次のような告発をしているスイス在住の作家がいますので、個人出版を考えている人は契約をする前に目を通しておいたほうが良いと思います→ http://bit.ly/L6rWMp
2012.10.27 02:51

「江崎グリコが化粧品事業へ参入へ」って見出しを見て、カネボウが食品事業へ参入した時と同じ「おいおい!感」を覚えた(笑)
2012.10.27 03:03

「グリコの化粧水」って、チョー違和感(笑)
2012.10.27 03:04

本当に「脱原発」を目指している政党なら「2030年代の原発ゼロ」などという20年以上も先送りした絵空事ではなく「2014年には最低でも2基を廃止、2015年には最低でも3基を廃止」というように喫緊の具体的目標を公約に掲げろ。それ以外は信用しない。
2012.10.27 04:49

つーか、八ッ場ダムひとつ止められない政党が日本中の原発をゼロにできるわけないだろが!
2012.10.27 05:01

大分県産の原木で栽培した大分県産の「どんこしいたけ」からもセシウムが出たのでキノコは日本中アウト!
2012.10.27 05:11

放射能に浪花節で勝てると思ってる人たちには何を言っても無駄。
2012.10.27 05:26

朝から「今にも雨が降りそうな雲行き」だったんだけど、とうとう降ってきた。今、こんなとこに降らなくていいから、明日の午後に東京の府中の辺りに降ってくれ!ヒヒ~ン!
2012.10.27 11:48

「安全が確認された原発は再稼働すべきだ」って言う人がいるけど、福島の大事故から学ぶべきは「どんなに安全な原発が開発されたとしても地震大国の日本に建てたら危険」と言うことじゃないの?
2012.10.27 12:26

政府も電力会社も原子力を推進する理由として「日本は資源のない国」という言葉を繰り返してきたけど、これこそが最大のペテンなんだよね。火山国の日本には地熱という素晴らしいエネルギー資源がある。島国の日本には波力や潮力という素晴らしいエネルギー資源がある。
2012.10.27 12:35

政府と電力会社の人的ミスでこれほどの原発事故を起こしてしまった日本だけど、政府と企業と国民が一体となって原子力から自然エネルギーへと大転換して、日本の技術の粋を尽くした自然エネルギー発電を開発して、国内はもとより世界へと広げていくことが本当の意味での日本再生の道だと思う。
2012.10.27 12:49

何よりも理解できないのが、原発事故の被害者たちをホッタラカシにしたまま東電を救うために1兆4000億円もの税金を投入して国有化したのに、なぜ諸悪の根源である「総括原価方式」を廃止にしないのか?ということだ。これじゃあまるで「泥棒に追い銭」じゃないか。
2012.10.27 12:59

今回の東電の電気料金の値上げ分には、社員の3年分のボーナスや昇給分から六ヶ所村や東通村への寄付金、ようするに原発推進のためのワイロまでもが上乗せされている。これもすべては「総括原価方式」のタマモノ。ユーザーが電力会社を選択できない「一社独占」という無言の暴力。
2012.10.27 13:06

「停止中の原発は再稼働すべき」とか言ってる政治家は無責任の極みだけど、その上「もんじゅも動かせ」とまで言ってる石原慎太郎は完全に論外。
2012.10.27 13:07

さて、今日も言いたいことを言ったから、そろそろ頭を切り替えて馬券を買うど!ヒヒ~ン!(笑)
2012.10.27 13:08

京都10R、メトロノースぜんぜんダメでした。馬連2点買ってたんだけど、ヒヒ~ン!
2012.10.27 15:21

いよいよメインレースだじぇ!ヒヒ~ン!
2012.10.27 15:25

リトルゲルダ、勝ったの?差されたの?ラジオだと分かんな~い!
2012.10.27 15:29

のあ~!リトルゲルダ差されてた~!んがんぐ!
2012.10.27 15:34

スプリングサンダー、がんばったけどあと一歩でした。
2012.10.27 15:39

今年の3歳馬は強いなあ。古馬しっかりしろよ!
2012.10.27 15:43

ドレミファドーーーーーーン!(笑)
2012.10.27 15:49

メインレース、オール裏目なう!ヒヒ~ン!
2012.10.27 15:51

ウッドシップ、スタートを失敗して最後方からの競馬で5着に入ったのは立派だけど、ウッドシップからの馬単で勝負してたあたし的には勝ってくんないと意味がヒヒ~ン!
2012.10.27 16:24

今日は1200円全滅で明日の予算が1300円になっちゃった。「天皇賞」に400円、「カシオペアS」に200円、「魚沼S」に200円、WIN5に200円、残り300円を予備費っていうギリギリまで贅肉を削ぎ落とした崖っぷちのギャンブルで夢を見るじぇ!ヒヒ~ン!ブルブルブルルル!
2012.10.27 16:31

「原発を再稼働すべき」と発言した者は使用済み核燃料を引き取って自宅に保管しろ!それくらいの覚悟がないなら無責任なこと言うな!
2012.10.27 16:54

専門家の多くが「明日は雨だからルーラーシップ、あとはナカヤマナイト」って言ってるけど、誰1人としてシルポートの名前をあげない。嬉しいなあ♪
2012.10.27 17:09

トマトジュースや野菜ジュースってフリーザーに入れといて「凍る寸前のシャーベット状態」の時が一番美味しいと思う。
2012.10.27 17:18

お天気がいい場合の予想でも雨が降った場合の予想でも誰1人シルポートの「シ」の字も口にしない。去年の京都金杯で逃げ切った時も読売マイラーズで逃げ切った時も誰もシルポートの「シ」の字も口にしなかった。こりゃあサイサキいいぞ!ヒヒ~ン!
2012.10.27 17:19

つーか、競馬の予想は当たらないのに「今週の競馬は負けそうな予感がする」っていう予想だけは良く当たるなあ(笑)
2012.10.27 17:21

過去3年の秋の天皇賞の優勝馬は、カンパニー、ブエナビスタ、トーセンジョーダン、3頭の頭文字を並べると「カブト」、「カブト」と言えば1967年の秋の天皇賞も制してる「カブトシロー」、つまり今年は「シ」で始まる馬、来年は「ロー」で始まる馬が勝つって流れだ。シルポート、ヒヒ~ン!(笑)
2012.10.27 17:42

日ハムがんばれー!ナベツネのヘッポコ私設球団なんかボコボコにしたれー!
2012.10.27 17:48

「埼玉県ときがわ町のキノコから基準値の2倍超の放射性セシウム、県は出荷自粛を要請」→ http://bit.ly/TJh0K7
2012.10.27 17:59

「青森県の十和田市と階上町で採取された野生キノコから国の基準値を超える放射性セシウムが検出された問題で、政府は県に対し2市町産の野生キノコ類の出荷制限を指示した」→ http://bit.ly/SIVCQL
2012.10.27 18:05

「山梨県の富士北麓の3市町村で採取した野生キノコから国の基準値を超える放射性セシウムが検出されたことを受け、政府は26日、県に対し、3市町村で採取した野生キノコの出荷停止を指示した」→ http://bit.ly/SIVH73
2012.10.27 18:05

今、埼玉、山梨、青森の基準値超キノコのニュースを3連投したけど、これらを見れば分かるように、当初は中央紙でも報じてたものが、今は地方紙しか報じなくなったんだよね。だから中央紙しか読んでない人は放射能汚染が無くなってきたような錯覚をしちゃうわけ。
2012.10.27 18:11

あたしが日ハムを応援してたら母さんが「じゃあ私は巨人」て言い出した。何か賭けなきゃ面白くないから、明日のお昼、日ハムが勝ったらあたしの食べたいお稲荷さんを母さんが作る、巨人が勝ったら母さんの食べたい五目寿司をあたしが作るってことにしたんだけど、そろそろレンコンでも煮とくかな(笑)
2012.10.27 20:21

【今日の母さんの名言】「自民党のアベと違って巨人のアベは役に立つわね!」
2012.10.27 20:25

日ハムの予定としては「わざと3連敗したあとに4連勝して栗山監督を胴上げしたあとにドアラも胴上げする」って感じ?(笑)
2012.10.27 20:37

さあて、9回だしそろそろ本気を出すか!(笑)
2012.10.27 21:15

どうだぁ~!
2012.10.27 21:17

あと満塁ホームランたった2回で逆転だな。
2012.10.27 21:21

今日のとこはこれくらいにしといたるわ!(笑)
2012.10.27 21:25

【今日の負け惜しみギャグ】所詮は初戦だからね。
2012.10.27 21:25

巨人が勝ったら母さんが「五目寿司~♪五目寿司~♪」って言いながらお風呂に行ったなう。
2012.10.27 21:39

巨人が勝ってくれたお陰で明日も親孝行ができる♪‥‥って究極のプラス思考(笑)
2012.10.27 21:44

シルポート、前日の最終オッズで60倍かあ。せめて100倍は行ってほしいんだけどな。
2012.10.27 22:32

【今日のうんちく】「カマボコ」のことを「イタワサ」と言う人がいるけど、「イタワサ」とは「イタに乗っているカマボコを切ってワサビを添えた料理の名前」なので、切ってない状態のカマボコのことはイタワサとは呼ばない。だからスーパーに行く人に「ついでにイタワサ買ってきて」と言うのは間違い。
2012.10.27 22:44

よし!あたしも飲むか!
2012.10.27 22:49

トマトホッピーなう!でかいグラスに甲類焼酎3、トマトジュース1、ホッピー6!
2012.10.27 22:59

夜中に昔の「水曜どうでしょう」を観ながら1人で飲んでる時は、大泉洋の顔がコロッケに見えてきたら「ほろ酔い」、金子貴俊に見えてきたら「泥酔」、これが自分の酔っ払い状態を知るためのバロメーター。
2012.10.27 23:06

正直、シェフが作った料理よりシュフが作った料理のほうが美味しいと思う。
2012.10.27 23:13

これでシルポートが天皇賞を制したら、あたしは神だな(笑)
2012.10.28 01:50

「今夜は5杯まで」って決めてたのに、気づけばもう7杯目だ。その上、この7杯目もそろそろなくなるので、キッチンに8杯目を作りに行く気マンマンだし、8杯目を作って飲み始めたら「キリが悪いから今夜は10杯まで飲もう」ってことになるのは目に見えてる。こうして今夜もあたしは飲み過ぎる。
2012.10.28 02:29

皆さんお気づきのように、すでにあたしの左手には8杯目のお酒がありんす。最初は25度の甲類焼酎をトマトジュースとホッピーで割っていましたが、6杯目からは焼酎とウーロン茶の1対1です。だから全体の容量としては8杯目ですが、アルコールの量としては6杯目から5割増し(当社比)でありんす。
2012.10.28 02:52

今、食べてるオツマミは「梅ダイコン」です。皮を剥いたダイコンを厚さ5ミリくらいの輪切りにして、大きな紀州梅を5個くらい種を取ってから包丁で叩き、輪切りのダイコンに薄く塗って重ねていき、冷蔵庫で半日寝かせます。これを重なったまま2センチ幅くらいの短冊に切ったのが「梅ダイコン」です。
2012.10.28 03:10

「梅ダイコン」は、ようするに梅干し味のダイコンなんだけど、コリコリシャキシャキしたダイコンの歯応えと、梅干しの味とのハーモニーが最高で、あたしが考案したオツマミの中では上位の一品です。焼酎の他に辛口の日本酒にも合います。
2012.10.28 03:13

「紀州梅なんて高くて買えない」「作るのが面倒だ」と言う人は、ワサビと同じチューブに入った「練り梅」を使うと簡単。用意するのは大葉とダイコンだけ。ダイコンを5ミリ×5ミリの細いスティック状に切り、大葉の上に何本か乗せ、チューブの練り梅をちょっと乗せ、大葉でくるりと巻いて食べるだけ。
2012.10.28 03:28

ちなみに、あたしは今、「梅ダイコン」を焼き海苔で巻いて食べてます。「梅ダイコン」だけでも美味しいんだけど、これを焼き海苔で巻くと磯の香りがプラスされて、梅干しの酸っぱさがマイルドになって、また別の味わいが生まれるのです。
2012.10.28 03:31

お酒のおつまみって言うと、普通はお肉やお魚ばかりがメインになるけど、お野菜でもバッチリなものがいっぱいあります。特にお漬物関係は鉄板なので、いろいろと試してほしいです。たとえば、ピリ辛の高菜漬けを細かく刻んで焼き海苔で巻いたり、大根おろしの上に乗せたりすれば無敵です♪
2012.10.28 03:42

9杯目、とうとう「焼酎7、ウーロン茶3」になったなう。何故かと言えば、ウーロン茶が終わったから。つまり、次の記念すべき10杯目は、必然的に「焼酎10」になることウケアイだじぇ!(笑)
2012.10.28 03:46

この流れで行くと飲み終わって寝るのは5時、起きるのはヘタすると10時、そうなると競馬の1レースに間に合わない上に日ハムのテイタラクのせいで母さんに五目寿司を作る約束も反故しかねない。あたしは民主党とは違って自分が約束したことはちゃんと守る人間だから急いで飲まなきゃ!(笑)
2012.10.28 03:53

1人暮らしの男性でも簡単にできるのは、フランスパンを斜めに薄くスライスして、オーブントースターで薄いキツネ色にかなるまで焼き、一度取り出してキュウリのキューちゃんを細かく刻んだやつを全体的に乗せ、その上にスライスチーズを乗せ、もう一度オーブントースターで1分ほど焼く。これ激ウマ!
2012.10.28 04:02

キュウリのキューちゃんの代わりに、しば漬けを細かく刻んだのでも美味しいよ。とにかく、焼いたフランスパンの食感と、キュウリのキューちゃんやしば漬けのしょっぱさと、チーズのマイルドさが三位一体になって、ビールにも焼酎にもワインにも何にでも合う。
2012.10.28 04:05

フランスパンにチーズとブルーベリージャムを乗せても美味しいし、チーズと辛子明太子を乗せても美味しいし、チーズとお漬物を乗せても美味しいってことは、チーズって甘いものでも辛いものでもしょっぱいものでもフランスパンと合わせてくれる触媒のような役割の食品てことだよね。
2012.10.28 04:11

おトイレに立った母さんに「あんたまだ飲んでんの?」って叱られたなう!まさかこの年になって母さんに叱られるとは!(笑)
2012.10.28 04:31

あたしの願いはひとつだけ。今日のお昼過ぎから東京の府中に雨が降り、できれば不良馬場、最低でも重馬場になってほしい。そしてカレンブラックヒルだのフェノーメノだの抜かしてるヤツラにシルポートの実力を見せつけてほしい‥‥って、ルーラーシップのほうが雨に強いんだよなあ、トホホ(笑)
2012.10.28 04:40

競馬もあるし五目寿司を作る準備もあるからそろそろ寝るか。とりあえず目覚ましを9時半にセットなう。でもナニゲに「ハッと気づいたら午後3時」的な予感がしてて、競馬的にも五目寿司的にもヤバイ雰囲気がヒシヒシと伝わってくる今日この頃、皆さん、いかが寝過ごしですか?(笑)
2012.10.28 05:16

東京は早くも雨らしいヒヒ~ン!
2012.10.28 10:27

五目寿司できたなう♪
2012.10.28 12:19

きっこ作「シャケとイクラの親子五目寿司」で~す♪ ゆかりさんが写真を見たいと言ったので食べる前に写メを撮ったんだけど、相変わらず写メがヘタクソであんまり美味しそうに見えません。あと、テーブルクロスの柄はスルーしてください(笑) http://twitpic.com/b81r2j
2012.10.28 12:44

「シャケとイクラの親子五目寿司」、具は、シャケとイクラの他は、レンコン、芽ひじき、さやいんげんだけです。ありあわせの材料で作ったので「ギリギリで五目」でした。でも母さんは喜んでくれたのでノープラモデルです(笑)
2012.10.28 12:52

さて、そろそろ当たり馬券でも買うか。
2012.10.28 12:52

メリーチャンは負けたし、スノードラゴンは出走取消になったし、今日は芦毛の風は吹いてないな。
2012.10.28 13:28

府中、良馬場なう(泣)
2012.10.28 14:11

デルフォイは打たれる。
2012.10.28 14:14

重賞のたびにあたしのお財布が重傷なう(笑)
2012.10.28 14:16

内田博幸、ウォータールルドで100勝なう!
2012.10.28 14:23

オメガホームラン、進路が狭くなって前に出られなかったなう!
2012.10.28 14:49

インタビュアー「シルポートさん、今日はこれから天皇賞ですが調子はいかがですか?」シルポート「ヒヒ~ン!ヒヒ~ン!ブルブルブルルル!(今日は今までで一番の絶好調だぜ!相手がディープインパクトでも負ける気がしないぜ!)」
2012.10.28 14:54

つーか、WIN5がもう飛んだし(笑)
2012.10.28 14:54

カレンブラックヒルを抜いてフェノーメノが1番人気なのか。ふ~ん。
2012.10.28 15:05

1着デルフォイは当たったのに2着がハズレたなう。
2012.10.28 15:18

天皇皇后両陛下なう。
2012.10.28 15:27

「カシオペアS」、向谷実さんにあやかって1-6-15の「ミノル3連複」を買ってたんだけど、結果は1-6-7でした~!ヒヒ~ン!
2012.10.28 15:36

シルポートのブルーに赤い星のメンコ、サダムパテックも同じの付けてる時があるから何でマネしてんだろ?って思ってたんだけど、同じ西園厩舎だったのか。
2012.10.28 15:40

シルポート、がんばれ~!
2012.10.28 15:41

シルポート、かっこよかった~♪
2012.10.28 15:44

カレンブラックヒルやフェノーメノやルーラーシップから買って負けるよりも、シルポートから買って負けたほうがダンゼン気分がいい!ずっとワクワクドキドキできた!これぞ精神的配当なう!
2012.10.28 15:47

そう言えば向谷実さんが「デムーロから買ってれば間違いない」って言ってたのを思い出した。もう遅いけど(笑)
2012.10.28 15:49

ネコパンチなら逃げ切ってたな(笑)
2012.10.28 15:53

ホワイトフォンテンでも逃げ切ってたな(笑)
2012.10.28 15:54

サイレンススズカなら確実に逃げ切ってたな(笑)
2012.10.28 15:58

メジロパーマーでも‥‥って、もういいか!(笑)
2012.10.28 15:59

タールタン、がんばったんだけど勝ちきれないなあ。
2012.10.28 16:28

今週は全滅なう。
2012.10.28 16:28

10月は1週目がプラス4万4320円、2週目がプラス1万630円、3週目がプラス3770円と民主党の支持率並みに急降下してきたから「4週目は全滅かな?」って思ってたらミゴトに全滅でマイナス2500円。10月の収支はプラス5万6220円。来月こそ2億円ゲットしちゃる!ヒヒ~ン!
2012.10.28 16:30

野田政権の「原発事故は収束したが、緊急事態は続いている」っていう意味不明な説明って「火事は収束したが、家はまだ燃えている」って言ってるのと同じだよね?
2012.10.28 16:59

「ソフトバンク」は銀行じゃないし「フェイスブック」は本じゃないし世の中チンプンカンプン!
2012.10.28 17:02

昨日と今日で言うことが180度変わる鳩山、1日に何度も言うことが変わる菅、そして最初から言ってることが意味不明な野田、まるでパリーグのクライマックスシリーズでのSBホークスの投手リレーのようだ(笑)
2012.10.28 17:21

来週の「アルゼンチン共和国杯」はマイネルキッコが老体にムチ打って大爆走ヒヒ~ン!
2012.10.28 17:31

【今日のプリキュアの感想】転校生の名前が「ウルフ・ルン太郎」なのにプリキュアが全員まったく気づかないのは、いくら何でも‥‥。つーか、マジョリーナやアカオーニが人間に変身した姿を見て中学生だと信じて疑わない全校生徒って一体?
2012.10.28 18:22

【今日のプリキュアの感想】前回のあかねの回と同様に、今回は変身時の5人のアップの真ん中がれいかで制作サイドのプリキュア愛を感じた。
2012.10.28 18:22

【今日のプリキュアの感想】プリキュアのメンバーから生徒会長が輩出されたのは「プリキュア5」の水無月かれんちゃん以来の快挙。ここは素直におめでとうと言いたい。
2012.10.28 18:22

【今日のプリキュアの感想】みんなの言葉で元気になったビューティがスーパーアカンベェの黒鼻にローリングソバットを決めるシーンが「魔法騎士レイアース」の龍崎海ちゃんをホーフツとさせるほどカッコ良かった。 シビレた。
2012.10.28 18:23

あたしはずっと「あかね推し」だったけど、今日の放送を観て「れいか推し」になりそうな雰囲気。やっぱキュアアクアの流れは捨てがたい。
2012.10.28 18:28

返信引用するお気に入り削除つーか、長野調子のってんじゃねーよ!
2012.10.28 18:29

吉川はKO、武田は先頭打者ホームラン、しょうがないから次はダルビッシュでも使うか(笑)
2012.10.28 18:34

福島県民へのアンケート、「福島に住み続けたい」が6割強って報じてるけど内わけを見ると「ぜひ住み続けたい」は25.3%だけで、「健康への影響がないと確認されれば住み続けたい」の37.4%を足した数字を見出しにして報じるという印象操作なう→ http://bit.ly/RS5uGF
2012.10.28 18:42

巨人が勝っても腹は立たないんだけど原の采配が当たると腹が辰徳!昨日とか。
2012.10.28 18:43

実況アナ「今の球はスライダーでしたね」東尾「いいえチェンジアップです」実況アナ「今度はストレートの速球です」東尾「いいえチェンジアップです」実況アナ「次はカーブでした」東尾「いいえチェンジアップです」実況アナ「最後は内角へのスライダーです」東尾「いいえチェンジアップです」
2012.10.28 18:50

沢村に代打って、投げさせてやればいいのに。ケツの穴が小せえチームだなあ。だから巨人て好きになれないんだよね。
2012.10.28 20:42

絶対に勝てる選挙しかしない石原慎太郎と同じだな。巨人って。
2012.10.28 20:43

さあ、糸井だじぇ!沢村を引っ込めたことを後悔させちゃる!
2012.10.28 20:47

イトイ~(泣)
2012.10.28 20:50

ここで一発で振り出し希望。
2012.10.28 20:52

よっしゃ!イナバ!100人乗っても大丈V!
2012.10.28 20:53

どうじゃ~!
2012.10.28 20:58

のあ~!残念!まるで今日のシルポート!
2012.10.28 21:02

札幌にきたらウルフルン→マジョリーナ→アカオーニの継投でギャフンと言わせちゃる!
2012.10.28 21:06

「所信拒否の野党批判 輿石氏」っていう見出しが「着信拒否の元カノ批判 山路氏」と同じレベルにしか感じられないほど軽く見える。
2012.10.28 21:15

山口県山口市内の最後の映画館「山口スカラ座」が約半世紀の歴史に幕を下ろして11月1日で閉館する。衛星放送やレンタルDVDの普及などによって入館者が激減したことが理由だそうだ。これで「映画館が一軒もない都道府県庁所在地」は奈良市に次いで全国で2つめとなる。
2012.10.28 22:03

嬉しいな♪ また優希ちゃんに会えるじぇ!→ http://bit.ly/hIYXtV
2012.10.28 22:22

前原氏「原発ゼロを目指す」‥‥って、お前はまず八ッ場を止めてから次のことを言えよ!
2012.10.28 22:30

前原氏「自民党は原発を続けると言っている。我々は原発ゼロを目指す」‥‥って、大飯を再稼働させたのも大間の工事を再開させたのも泊を再稼働させようとしてるのも全部お前らだろが!
2012.10.28 22:34

表面に縄目の模様があるのが「縄文式土器」、表面にうんざりするほど計算問題がプリントしてあるのが「公文式土器」
2012.10.28 23:05

radikoでTOKYO FMを付けっぱなしにしてたらCharaの「あいのうた」が流れてきた。ノートPCのヘボい内蔵スピーカーのせいで、Charaの声も演奏も安っぽいオルゴールみたいに聴こえて、童話の世界に迷い込んだみたいな不思議な気分になれた。名曲は音質が悪くても名曲だった。
2012.10.29 00:02

次の衆院選のキャッチフレーズは「民主党にはガッカリ、自民党にはウンザリ、維新や石原にはゲンナリ」
2012.10.29 00:31

「内田裕也さん、ロックンローラーはイクラのことを何て呼んでるんですか?」「シャケのベイベー!」
2012.10.29 00:36

「天皇賞」で優勝したエイシンフラッシュのミルコ・デムーロ騎手が天皇皇后両陛下に膝をついて最敬礼したことが賞賛されているが本来はレース後の「下馬」は禁止行為。しかしこれに対してJRAは「陛下の前で不正があるはずもない、よって不問にいたしました」、あたしはJRAの対応も賞賛したい。
2012.10.29 11:47

同じ行為でも、前週の「菊花賞」で優勝したゴールドシップの内田博幸騎手がレース後に下馬して当日のゲストの志村けんに最敬礼したら「不正行為」になってただろうな(笑)
2012.10.29 12:07

「光市殺害 死刑囚が再審請求」、弁護士など法律をかじってる人はすぐに「権利」という言葉を口にするが、あたしはこういう場合にも声高に「権利」「権利」と連呼する法律家が大嫌いだ。沖縄で女性が米兵にレイプされるたびに無神経なセカンドレイプ発言を繰り返す恥知らずと同類に見える。
2012.10.29 12:14

「みんなの党」の渡辺喜美代表「石原氏が掲げる中央集権体制の打破は私たちが言ってきたこととまったく同じだ。政治家というのは100人集まれば100通りの政策がある。基本政策、政治理念が一致していればいい。(細かい政策が違っていても手を組むのは)当然だ」
2012.10.29 13:43

石原慎太郎の無責任極まりない都政の丸投げだけど、これを「都民のリコールによるもの」だって想像するとスキップしたいほど愉快な気分になってくる。その上、自民党が独占するはずだった保守層の票が石原新党にも流れて二分される「足の引っ張り合い」になるんだから笑いが止らない(笑)
2012.10.29 14:01

【今日のオヤジギャグ】「どうしてボクは鍛え上げた筋肉よりもお腹の贅肉のほうが高く評価されてしまうのでしょうか?」とマグロ君が苦しい胸のうちをトロしました。
2012.10.29 14:56

安倍晋三「私は(原発に)賛成か反対かいう事ではなく『再稼働が必要である』と考えている」「(我々自民党が)原子力政策を推進してきた事は間違いではなかった」「我々は過酷な事故を経験したが、そこで委縮することなく知恵と技術で克服していく」→ http://dai.ly/TpwBMZ
2012.10.29 15:58

「原発ゼロを目指す」と宣言しながらセッセと原発を推進している民主党と、「原発を推進する」と宣言した上で原発を推進するつもりの自民党、まさに「カレー味のウンコ」と「ウンコ味のウンコ」の戦い(笑)
2012.10.29 16:03

東京電力女性社員殺害事件で冤罪被害に遭ったマイナリさんは法廷で検察が謝罪しなかったことについて「私は無実なのに人生の大切な時間を失った。12年前の裁判が誤っていたことをきちんと認めてほしい」と代理人の弁護士を通じてコメント。
2012.10.29 16:15

「国民に約束したことは実行しない」というのは一般的な政治家だが、野田の場合は「国民に約束したことと正反対のことを実行する」という類まれなる大嘘つきだから、今日の所信表明演説の内容もすべて正反対に解釈すれば今後の野田政権の方向性が見えてくるだろう。
2012.10.29 16:25

東日本大震災の復興予算が被災地の復興とは関係ない「海外の原発推進事業」に、11年度に約6億円が支出され、三次補正予算で85億円が追加計上されていた。経産省資源エネ庁は「原発などのインフラの海外輸出を進めることが被災地の関係企業に経済効果をもたらす」と説明しているが無理ありすぎ。
2012.10.29 16:38

古内東子さんからの直筆のメッセージ→ http://amba.to/S6WJZt
2012.10.29 18:51

まったく収束してないことは誰の目にも明らかなのに全世界に向かって「原発の事故は収束しました」、国民の命よりも電力会社の金儲けを優先したのに「国民のために大飯原発を再稼働します」、そして今日の所信表明。あたしはこれほど堂々と大嘘をつける人を他に知らない。
2012.10.29 20:46

【親の顔が見てみたいDQNネームワースト5】1位 女の子に「賢一郎(けんいちろう)」、2位 女の子に「戦争(せんそう)」、3位 動詞の名前「愛して(あいして)」、4位 枕をピローと読ませて「枕鈴(ぴろりん)」、5位 もはや難読を超越した「碧(あくあまりん)」
2012.10.29 21:02

「RADIO DRAGON」でメッタに噛まないみやれちゃんが「感謝祭」を「かんさしゃい」って言ったなう。可愛い♪
2012.10.29 21:10

今、「スマイルプリキュア!」のOPで「劇場版のシーンが流れる」っていう恒例の宣伝が行なわれてるけど、4週間ぶんのOPをつなぎ合わせて想像力を働かせると劇場版のストーリーがだいだい分かる。
2012.10.29 21:36

正直、もうプリキュアの「オールスターズ」は人数的に無理がありすぎるから、これからはファンの人気投票で選んだ上位5人のプリキュアを主役にした「スーパースターズ」に変更してほしい。
2012.10.29 21:47

あたしだったら、1位キュアブラック(無印)、2位キュアホワイト(無印)、3位キュアアクア(プリ5)、4位キュアパッション(フレッシュ)、5位ダークプリキュア(ハートキャッチ)だな。悪役のダークがパッションみたく正義に目覚めてブラックやホワイトと一緒に巨大な敵と戦うなんて最高♪
2012.10.29 21:55

久しぶりにダークプリキュアが見たくなってYOU TUBEでサーチしてMADをいろいろ観てたら萌えた!
2012.10.29 22:06

ちなみにダークプリキュアは「プリキュア5」の劇場版に登場した5人組のダークプリキュアと、テレビの「ハートキャッチプリキュア」に登場した1人のダークプリキュアとがあって、あたしがダークプリキュアと言う場合は後者のことです。前者の時は「プリキュア5の」という言葉を付けます。
2012.10.29 22:10

ダークプリキュアのフィギュア、フィギュアーツのは顔が可愛すぎてシャープさがなくてイマイチ、バンプレストのは等身がマンガっぽすぎてイマイチだけど、さすがにエクセレントモデルのは素晴らしいね。非の打ちどころがない→ http://amzn.to/VXSt5x
2012.10.29 22:20

月影博士の娘のムーンライトとサバーク博士の娘のダークが戦って、サバーク博士の仮面が壊れて月影博士だったと分かる‥‥って流れは、まるでシェイクスピアの戯曲のようでした。
2012.10.29 22:29

「みやこステークス」は普通に考えたら誰でもローマンレジェンドから行くだろうけど、ここであえてマルカバッケンから行くのがクロフネマニアの玉砕スタイルだよね(笑)
2012.10.29 22:39

「国民生活に重大な支障が出る」と言って大飯原発を再稼働し「国民生活に重大な支障が出る」と言って消費税を増税した野田は昨日の所信表明でも「国民生活に重大な支障が出る」と言って特例公債法案成立への協力を野党に求めた。野田にとって「国民生活」とは官僚政治を遂行するための方便でしかない。
2012.10.30 00:27

国民生活にとっての最大の支障は、野田、お前だよ!
2012.10.30 00:30

今年の「エリ女」は何も考えずにホエールキャプチャ。たぶん1番人気になるだろうから配当は期待できないけど、現役の芦毛の牝馬の中で一番可愛い顔をしてるから、あたし的には買わずにはいられない。
2012.10.30 04:02

「マイルCS」は、一昨年がエーシンフォワード、去年がエイシンアポロンだったから、今年は当然エーシンリターンズでしょう。
2012.10.30 04:10

「天皇賞」を制したエイシンフラッシュは「ジャパンC」→「有馬記念」の予定だけど「天皇賞」で騎乗したM・デムーロ騎手の短期免許が11月18日までなので「ジャパンC」ではC・ルメール騎手が騎乗するらしい。C・ルメール騎手は2009年にウオッカで「ジャパンC」を制してる。
2012.10.30 04:20

あたしのツイートって「原発」→「政治」→「プリキュア」→「競馬」のローテーションみたいだな。でも「競馬」は中4日だから明日の先発は「オヤジギャグ」かな?(笑)
2012.10.30 04:24


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2012.10.22

温泉どうでしょう 番外編 「別府 五十句」

皆さん、お待たせしました!‥‥ってなワケで、ずいぶん時間が掛かっちゃったけど、「温泉どうでしょう」の番外編、皆さんへのお土産は、別府で詠んだ俳句です♪

母さんは歌人なので短歌を、あたしは俳人なので俳句を、行く先々でそれぞれ詠んで句帳に書いてんだけど、ある程度の句数をまとめて発表するのはなかなか大変なことなので、ちょっと時間が掛かっちゃいました。

今回は、300句くらい詠んだ中から50句を選び、推敲して順番を決めました。「温泉どうでしょう」の「第一夜」から「第五夜」までを思い出しつつ、お楽しみいただければ幸いです♪


 「別府 五十句」  きっこ


湯の街に母と降り立つ赤とんぼ

秋嶺や油屋熊八手をひろげ

天高しやせうまとり天だんご汁


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爽籟や大正ロマンの駅前湯

なみなみと秋満ちてゐる湯船かな

湯あがりの母は色なき風の中


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豊年や黄金色の豊後鯵

なめろうの舌にとけゆく新酒かな

秋鯵や母の雅な箸づかひ

母さんの指にかぼすの香りけり


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荻吹くや唐破風造(からはふづくり)の明治の湯

秋晴や砂湯に母と頭(ず)をならべ

小上がりにせはしき秋の団扇かな


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地獄行きバスに乗り込む餞暑かな

母と娘の並んで揺れて秋のバス

蓮の実の飛んで地獄の一丁目

長月の海地獄はた山地獄

秋天を南洋杉の覆ひけり

湯煙に口あけてゐる秋の河馬


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もみづるや血の池地獄に虚子の句碑

ペディキュアを足湯へ沈め初紅葉

手湯足湯棚湯へ釣瓶落としかな

母さんと秋の地獄をめぐりけり


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秋麗や母性たたへて別府湾

ザビエルの歩きし浜や秋海棠

白水郎(あま)詠みし歌碑に真白き風わたる

さやけしや万葉の歌そらんじて

潮風にくるりと母の秋日傘

貝殻を九月の海へ返しけり


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モノクロの別府タワーや鳥渡る

すぐそこに四国の見ゆる望の潮


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玄月の胎内めきし水族館

新涼やマダラトビエイひるがへる

太刀魚の背びれ波うつ立ち泳ぎ

ナポレオンフィッシュの瘤も秋思かな

海象(せいうち)の欠伸してゐる秋の雲


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秋天へがんばれがんばれレンタカー

をちこちに白き湯煙ななかまど

ななかまど縫うてやまなみハイウェイ


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由布岳に巻きつく霧の帳かな

谷底を霧流れゆく狭霧台

とうすみの水分峠より来たる

七重八重九重連山薄紅葉


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金秋に根を張る地熱発電所

地下三千メートルからの豊の秋

白龍の如く九月の蒸気井

高原のエスプレッソや小鳥くる

秋蝶の螺旋に落ちて来たりけり


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さよならのかたちにゆるる芒かな

親孝行できる幸せ小鳥くる


きっこ


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2012.10.07

温泉どうでしょう 第五夜(後編)

最終日だ最終日だって言って来たけど、母さんとあたしは、この日もホテルに泊まるワケで、帰るのは明日だ。そして、最悪の場合は、帰りに小倉から新幹線を使えば、別府からは3時間ちょっとで帰れる。つまり、もしもどこか見たい場所、行きたい場所があれば、明日の朝、ホテルを出てから半日ほど観光して、それから帰るってこともできるワケだ。だから、最終日のこの日は、「せっかく別府に来たんだから、最終日のこの日もどこかに行かなきゃもったいない!」って気持ちはぜんぜんなくて、「母さんと2人でいろんなお店を覗きながらぶらぶらと歩く」っていう「何もしない贅沢」を満喫できた。

東京にいた時は、玄関を出て30秒でコンビニだったし、1分で駅ビルだったし、1分30秒で玉川高島屋だったから、日常生活で必要なものは、お金さえあればいつでも何でも手に入った。でも、今のお家は、周りにお店なんて1軒もない。一番近いコンビニが原チャリで10分以上も掛かる。家の数も街灯の数も少ないから、日が暮れれば辺りは真っ暗になる。何より、歩いてる人をメッタに見かけない。

そんなとこで暮らしてるから、お店がいっぱいあって、人がいっぱい歩いてて、夜でも明るい別府に来てることが、嬉しくて楽しくて仕方がない。何も買わなくても、母さんと2人でお店を覗きながらのんびり歩いてるだけで、とっても幸せな気分になってくる。それに、別府の街って、あたしが子どものころの下北沢みたいな感じで、何度か書いたけど、初めて来たのに懐かしさを感じる今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、これでホントに最終回になっちゃったワケだけど、スーパーを覗いてみた母さんとあたしは、そのまま先へ進み、お店の少ないほうの道をお散歩して、グルッと回ってお店の多いほうの歩道に戻ってきた。大分県の名物の1つに鶏肉の天ぷらの「とり天」があるし、別府よりも小倉寄りの中津の名物は「鶏の唐揚げ」だし、お隣りの宮崎県の名物は「鶏南蛮」だし、この辺の人は鶏肉が好きみたいで、焼き鳥屋さんもいっぱいある。

あたしは、基本的にお肉は食べないことにしてるし、母さんはもともとお肉よりもお魚のほうが好きだから、今は2人ともお肉をまったく食べない生活をしてるけど、これだけ美味しそうな焼き鳥屋さんが並んでると、意志が弱いあたしは、別府に引っ越して来たら「鶏肉だけはOK」ってことに変更しちゃいそうな予感がした(笑)


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そんなこんなで、この日はお天気が良くてちょっと暑かったので、アーケード街に入る角のお店の「かき氷」の貼り紙に目がとまった。「かき氷」はどれも300円で、表通りから見ると売店なんだけど、角を曲がると喫茶店になってて、売店で買って歩きながら食べることもできるし、喫茶店で食べることもできるみたいだ。

母さんとあたしは、雰囲気のいい喫茶店の丸いテーブル席に座り、母さんは氷レモン、あたしは氷イチゴを注文した。外で買うと、たぶん使い捨ての容器なんだろうけど、お店に入って注文したので、懐かしいガラスの器で運ばれてきた。かき氷なんて、ずっとコンビニのカップのやつしか食べてなかったから、こうしてガラスの器のかき氷を見るだけで、子どものころを思い出して懐かしくなる。これが「別府スタイル」なのか、それとも、このお店だけのサービスなのか、氷レモンにも氷イチゴにも練乳が掛かってた。


かき氷でひと息ついた母さんとあたしは、アーケード街をぶらぶらと歩いてたら、面白そうなお店を見つけた。古いオートバイと古い子ども用のサイクリング自転車が停めてあって、ショーウインドウの中には昔のブリキのおもちゃとかが飾ってある。オートバイの荷台には、何故だか昔のかき氷器が積んであった。ここまで説明を聞けば、誰もがレトロなおもちゃとかを扱ってるお店だと思うだろう。


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だけど、「一風舎」と書かれた看板には、「ろばた 創作 dining」って書かれてた。この時は、まだ開いてなかったんだけど、あとから調べてみたら、別府で初めてハイボールを作る専門のディスペンサーを導入したお店で、豊後水道で水揚げされるお魚を使った創作料理や天ぷらが美味しい飲み屋さんだった。1人2000円~3000円ほどで楽しめるそうなのでリーズナブルだ。今回は飲みに行けなかったけど、次に別府に来た時は、絶対に飲みに行ってみようと思った。別府の街には、こんなふうに「一度は行ってみたい」って思えるお店が数えきれないほどある。


‥‥そんなワケで、母さんとあたしは、アーケード街の途中を折れて、知らない路地を歩いたりしつつ、


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何となく勘だけでホテルの方向へ戻っていった。


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晩ごはんの時間までホテルのお部屋でのんびりしようと、コーヒーかお茶でも買おうかと、また駅前の道に出てきたら、駅にちょうどブルーの「ソニック号」が到着してた。


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最後の夜なので、あたしはちょっと豪華なものでも食べようかと思ってたんだけど、母さんに「何が食べたい?」って聞いたら、母さんてば「最後にもう一度、だんご汁が食べたいわ」って言うので、この日は、またまたまたまた「豊後茶屋」へ行き、580円の「だんご汁」を食べた。何時間か前に、このお店でお昼を食べたってのに、母さんは、ホントにここの「だんご汁」が気に入ったみたいだ(笑) 母さんは「美味しいねえ」「美味しいねえ」って何度も言いながら、ニコニコしながら食べてた。それから、一度ホテルに戻ってから、最後にもう一度、「駅前高等温泉」に入りにいった。


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あたし的には、どこかに飲みに行きたかったんだけど、母さんが「ホテルでゆっくりしたい」って言うので、最後の夜に地味すぎるけど、あたしは、コンビニで「のどごし生」の500を2本買って、ホテルのお部屋でお風呂上りの喉をうるおした。今、「駅前高等温泉」に入ってきたとこなのに、1時間くらいすると母さんは「最後にホテルの温泉にも入っておきたい」って言ってパッパと支度を始めたので、あたしは「のどごし生」を買い足しに出た。外に出ると、ホテルの上に「ほぼ満月」が上ってた。そう言えば、あと数日で「中秋の名月」だ。


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あたしたちが別府にいた6日間、正確には、この5日目の夜までは、お天気にとっても恵まれた。テレビやネットのニュースでは、東京のほうは豪雨とかで、どこかの電車が土砂崩れに突っ込んでたくさんのケガ人が出たって報じてたので驚いたほどだ。


‥‥そんなワケで、翌日の朝、目が覚めると、何やら変な雰囲気で、カーテンを開けるとものすごい雨! ゆうべはきれいな「ほぼ満月」が上ってたのに、寝てる間に土砂降りになってたのだ。ゆうべは、「明日はホテルをチェックアウトしてから時間がタップリあるから、ゆっくりお土産でも見ようね」なんて言ってたのに、これじゃあどうしようもない。駅は目の前だけど、それでもびしょ濡れになっちゃう‥‥なんて思ってたら、こっちからは何も言ってないのに、ホテルの受付の女性が「傘はお持ちですか?」って聞いてくれたので、持ってないと答えると、駅まで送ってくれると言う。

母さんとあたしに傘を貸してくれて、奥から別の女性を呼んでくれて、その人と3人で駅まで行き、その人が母さんとあたしの借りた傘を持ちかえる‥‥っていう、あまりにも親切すぎるホテルだった。最後の最後に土砂降りになっちゃったけど、最後の最後に別府の素晴らしさをまた1つ味わうことができた。

駅でホテルの女性にお礼を言って別れたあと、あたしは、とりあえず乗車券売り場に「ソニック号」の時間を調べにいった。そしたら、15分後くらいに来るのと、1時間ちょいあとに来るのがあったから、1時間ちょいあとの乗車券と特急券を2人ぶん買った。空いてるって言うので自由席にした。それから、母さんとゆっくりお土産を見て回った。

何度も通った「豊後茶屋」も入ってる駅ビル‥‥って言っても1階しかないからビルじゃないんだけど、ここには何軒もお土産屋さんが入ってるし、コンビニも、レストランも、パン屋さんも、化粧品屋さんも、マッサージ屋さんも、他にもいろんなお店が入ってる。大きなたこ焼きが6個で150円の「カリカリ博士」もある。ちなみに、「カリカリ博士」は、ネギが山盛りでマヨネーズもついてる200円の「ネギたこ焼き」が母さんとあたしのオススメだ。

で、時間もタップリあるし、何よりも雨に濡れずに見て回れるので、母さんとゆっくり見て回ってたら、ずっと忘れてた「温泉どうでしょう」ってタイトルの元の「水曜どうでしょう」のネタを発見しちゃった!


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「大分県産 乾椎茸 どんこ」


肉厚のシイタケの「どんこ」は、大分県の名産の1つなので、街にも何軒ものお店がある。だから、この駅ビルにもあって当然なんだけど、この立派な文字を見たあたしは、一瞬、「どんこ」が「どさんこ」に見えちゃったのだ!


「大分県産 どさんこ」


まるで、最初の日に見つけた「大分でつくっています!サッポロビール」ってポスターをホーフツとさせるほどの「対北海道」のフレーバーがマンマンだ!‥‥って、ずいぶん無理があるけど、あまりにも「水曜どうでしょう」から離れちゃったので、最後に無理を承知で織り込ませてもらった(笑)


‥‥そんなワケで、母さんとあたしは、お世話になってる農家のご夫婦や大家さんへのお土産に「カボスを使ったお菓子」と「どんこの佃煮」を、自分たち用に「別府の温泉の素」を選んだ。10分前になったので改札を通ってホームに行くと、あんなにきれいだった山々が、雨で曇ってぜんぜん見えない。

で、何よりもアセッたのが、時間になってやってきた「ソニック号」が、来た時とはぜんぜん違う電車だったのだ。来た時に乗ったのはブルーで角ばった感じの電車だったし、前の日に駅に停まってるのを見たのもブルーの電車だったのに、「○番ホームに博多行ソニック〇○号がまいりま~す」ってアナウンスとともにやってきたのは、白くて流線形にとんがってる電車だったのだ。だけど、ケータイはバッグの中だったので、写メは撮れなかった。


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シートは豪華な革張りだけど、微妙に汚れて傷んでて、天井や窓枠にもそれなりの劣化が見られたから、古い車両っぽかった。でも、乗り心地はすごく快適で、それより何より、発車して30分もしないうちに、窓の外に青空が広がって、のどかな田園風景が流れてきた。あれほど降ってた雨が、突然、やむとは思えないので、「ソニック号」が大分県の中の「雨の降ってるエリア」から「晴れてるエリア」へと移動したんだと思う。


‥‥そんなワケで、「ソニック号」は1時間20分ほどで小倉に到着し、小倉もお天気が良かったので、母さんとあたしは、小倉でも少しぶらぶらした。大きいコインロッカーに荷物を入れてから、駅の周辺のお店を見て回ったり、駅ビルの中を見て回ったりして、駅ビルの中のおそばやさんとかカレー屋さんとかいろんなお店が入ってる食堂でおそばを食べたり、「辛子明太子」の形の悪いのや千切れてるのがパックになってる安いやつを買ったり、少し予算が余ったので、品のいいブティックで母さんが気に入ったという帽子を買ってプレゼントしたりしてから、在来線に乗ってのんびりと帰ってきた。


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‥‥そんなワケで、母さんとの夢のような6日間はアッと言う間に過ぎちゃったけど、母さんはあたし以上に別府を好きになったみたいで、帰ってきたその日に、早くもお土産の温泉の素をお風呂に入れて、気持ち良さそうに浸かってた。これは、「地獄めぐり」で最初に見た美しい水色の「海地獄」から採った温泉成分が入ってるので、色が「海地獄」とおんなじってだけじゃなくて、ちゃんと温泉の効能もあるみたいだ。その上、風呂釜が傷むような成分は抜いてあるので、沸かし返しても問題ない。「海地獄」の売店でも売ってるし、駅のお土産屋さんでも売ってた。これはお土産用だから5袋入って515円だったけど、ボトルに入ったお徳用もあった。

このパッケージは、一見、「えんまの湯」って書いてあるように見えるけど、よく見ると「えんま」のあとに「ん」の字があるので、「円満の湯」ってワケで、仲の悪い夫婦だって、別府の温泉に浸かれば「円満」になれるってワケだ。だから、もともと仲良しの母さんとあたしは、今回の別府旅行で、何度も温泉に入り、もっともっと仲良しになれた。


母さんがお風呂に入ってしばらくすると、お風呂場から変な歌が聞こえて来た。ふだんはお風呂で歌を歌うことなんてない母さんなのに、どうしたのかと思ってお風呂場の前まで行ってみたら、母さんは楽しそうな声で自作のヘンテコな歌を歌ってた。


「わ~たしは~ベッピン~♪ あ~なたは~プリティ~♪ ベッピンと~プリティ~で~別府~の湯~~♪」


あたしは、思わず噴き出しちゃった!(笑) そして、世界中の誰よりも一番大切な母さんに、ずっと長生きしてもらいたいから、必ず、また一緒に別府へ行こうと思った今日この頃なのだ♪


【完】


「温泉どうでしょう」を最後まで読んでくだった皆さんに、あたしからのお土産があります。「温泉どうでしょう」の「番外編」として近日中にアップしますので、どうぞお楽しみに♪


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2012.10.05

温泉どうでしょう 第五夜(前編)

さて、久しぶりの母さんとの母娘水入らずの温泉旅行も、とうとう最終日の「第五夜」を迎えちゃったワケだけど、最初に言っとくと、読者の皆さんにはモウシワケナイザーなんだけど、今回の「第五夜」は、ブログに書くような特別なことは何もしなかった。

「高崎山自然動物園にお猿さんを見に行く」「全国の八幡さまの総本宮の宇佐神社にお参りに行く」「ロープウェイで鶴見岳に登ってみる」「ラクテンチっていう山の中腹に見えるノスタルジックな遊園地に行ってみる」「ちょっと臼杵(うすき)まで足を伸ばして国宝の臼杵石仏を見る」など、他にもいろんなプランを考えてみたんだけど、初日からハリキッていろんなことをしすぎちゃったせいか、母さんは、「高崎山にも行ってみたいし、宇佐神社にもお参りしてみたいけど、それは次に来た時の楽しみに取っておいて、最後の日はどこにも行かないでのんびり過ごしたいわ」って言い出した。

正直、あたしも、前日の「乗り慣れないレンタカーを運転して山道を長時間ドライブ」ってのが若干響いてて、アクティブに行動するパワーはあんまり残ってなかったから、母さんが「最後の日はどこにも行かないでのんびり過ごしたいわ」って言ってくれて、ちょっとホッとした。それに、ここまでの4日間で、母さんもあたしも別府が大好きになってて、温泉に浸かるたびに「また来たいね」「もう一度来ようね」って言ってばかりいたから、「まだ行ってない名所」をいっぱい残しとくのは大賛成だ。

今回みたいに1週間近くも旅行することなんてなかなかできないけど、1泊か2泊ならそれほど無理でもない。あたしが住んでる場所は交通の便が最悪なので、大きな駅に出るまでに1時間以上も掛かっちゃうけど、そこからは新幹線とソニック号を使えば2時間で別府に着く。距離的には東京から伊豆に行くような感じなので、ワリと気軽に来ることができる今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、最終日の「第五夜」は、2日目に「砂湯」に入った「竹瓦温泉」からスタートした。ホテルの目と鼻の先にある「駅前高等温泉」は、ナンダカンダで合計4回も入ったんだけど、ちょっと距離のある「竹瓦温泉」は、2日目に「砂湯」に入ったのと、3日目に「うみたまご」から帰ってきてから湯船のほうに入りに行っただけだった。母さんは、ここのお湯が気に入ったんだけど、この時は夕方だったからけっこう混んでて、「空いてる早い時間にもう一度入りたい」って言ってた。それで、最終日は、とりあえず朝イチで「竹瓦温泉」に入っておこうと思い、駅前から7時過ぎのバスに乗って入りに行った。


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「竹瓦温泉」は、「砂湯」は朝8時からだけど、普通の温泉は朝6時から入ることができる。7時過ぎに着いた母さんとあたしは、すでに「勝手知ったる」状態で、右手の受付で2人ぶん200円を払って中へ入り、さっそく一番奥にある浴場へと向かった。


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ここも、「駅前高等温泉」とおんなじで、脱衣所から階段を少し下りた半地下みたいな場所に浴場が造られてるんだけど、これは特別なことじゃなくて、別府にある市営温泉の大半が半地下に造られてる。だから、市営温泉の大半は「窓から景色を眺めながら温泉に浸かる」ってスタイルじゃなくて、「地下の秘密基地っぽい雰囲気を楽しみながら温泉に浸かる」ってスタイルだ。

とは言っても、ここは浴場の真ん中に大きな湯船がドーンとあるし、天井が高くて昼間は上の窓から光が降りそそいでるから、あんまり「秘密基地」って感じはしないけど、とにかく、母さんとあたしは、浴場へと階段を下りた。年季の入りまくった浴場は、いたるところが温泉の成分で変色してて、お湯に入らなくても効能が分かるほどだ。ここには湯船は1つだけで、温度は43度。「駅前高等温泉」の熱いほうの湯船とおんなじくらいで、あたしにはちょっと熱いけど入れない温度じゃないし、母さんは「ちょうど良くて気持ちいい」って言ってた。

この日は貸切状態で、脱衣所や浴場の桶や腰かけの感じから、どうやら母さんとあたしが一番風呂だったみたいだ。前回は、7~8人が入ってて、あたしたちが入ってる間に、出る人や新しく入って来る人がいてザワザワしてたけど、この日は40分くらい「貸切家族風呂」を楽しむことができた。ちなみに、湯船の中は、浴場の床とおんなじ石造りになってて、湯船の左右と正面の壁はレンガを積み上げたみたいなデザインになってるんだけど、湯船が面してる側の壁だけが白くて四角いタイル貼りになってて、そのタイルには古風な竹の絵が描かれてた。

あたしは、さすがに長湯はできなくて、3回くらい出たり入ったりしてたんだけど、母さんは気持ち良さそうに、高い天井を見上げながらずっと浸かってた。入ってから40分くらいしたら、1人のお年寄りが入ってきて、そのすぐあとにあたしとおんなじくらいの年齢の女性が2人入ってきたので、それから5分くらいして、あたしたちは上がった。


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お湯から上がって、しばらく休憩してたけど体がポカポカしてて、外に出ても体がポカポカしてて、バスに乗っても体がポカポカしてて、ホテルに着いても体がポカポカしてた。それにしても、こんなに素晴らしい温泉に100円で入れるなんて、まさに別府は「温泉天国」だ。さらに言えば、別府には、あたしみたいな観光客は入ることのできない温泉、その地区に住んでる人たち専用の温泉施設が地区ごとにあって、安い地区では月に600円とか800円、高い地区でも月に1200円ほどで、何回でも入り放題なのだ。

これまでにもチョコっと書いたけど、別府には世界中に11種類しかない温泉のうち「放射能泉」以外の10種類の温泉が湧いてて、数えきれないほどの温泉施設があるのに、湧いてる温泉の9割は海に捨ててるほど湯量が豊富だ。だから、地熱発電も盛んだし、「地獄蒸し」みたいに地熱を利用した調理方法もある。


‥‥そんなワケで、今回の「第五夜」は最終日なので、いろんなことを盛り込んでこうと思うんだけど、この日は、お昼までホテルのお部屋でテレビを観ながらゴロゴロして、駅の並びにある「だんご汁」を食べた「豊後茶屋」にお昼を食べに行った。母さんは、ここの「だんご汁」が気に入ったと言って、あれからもう一度食べに来てたので、これで3回目だ。でも、この日は「おそばが食べたいね」って言って、あたしとおんなじ天ぷらそばを注文した。えび天が2本乗ってて600円だから、ちゃんとしたお店で食べる天ぷらそばとしては、あたしの感覚だと安い部類に入る。


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ただし、ここは九州なので、透き通ったお汁でアッサリとした西日本の味だ。東京のおそばが大好きなあたし的には、シマダヤの濃縮めんつゆを大さじ2杯くらい足したくなっちゃう(笑)‥‥ってなワケで、このお店には「地ビール」が何種類かあって、その中に「鉄腕 稲尾」っていう地ビールがあった。注文してないので写真は撮ってないんだけど、母さんくらいの年代の人にはオナジミの、あの「神様、仏様、稲尾様」は、別府の出身なのだ。あたしは、「ここは別府なんだから、北別府のビールも造ればいいのに」って思ったんだけど、あとから調べてみたら、北別府さんは鹿児島県の出身だった。あ~紛らわしい!(笑)


で、別府に来て驚いたのは、こっちの人は何にでも「カボス」を入れるってことだ。「だんご汁」にもカボスを搾って入れるし、お味噌汁にも搾って入れるし、焼き魚にも搾って掛ける。焼き魚はレモン的な使い方だから分かるとしても、お味噌汁って‥‥って思ったんだけど、これが意外とイケちゃうのだ。これも写真は撮ってないんだけど、商店街にあった定食屋さんで晩ごはんを食べた時、サク切りにしたカボスが大きな器に山盛りになってて、お店の人に「どうぞ、どうぞ」って勧められたから、「何に使うんですか?」って聞いたら、「焼き魚に掛けてもいいし、味噌汁に入れても美味しいよ」って言われたので、あたしは半信半疑でチャレンジしてみた。

そしたら、ちょっと濃いめのお味噌汁にホンノリと酸味がプラスされて、言うなれば「和風トムヤムクン」て感じになった。「ゆず」はクセがあって自己主張が強いから、天ぷらそばに「ゆず」の皮をほんのちょっと乗せるくらいで十分で、搾って入れたりしたらお料理の本来の味が台無しになっちゃう。焼き魚だって、「ゆず」を搾って掛けたら、「ゆず」の香りが強すぎて美味しくないと思う。だけど、カボスはクセがなくて自己主張してないから、ある程度、大量に入れても問題ない。母さんもカボスを搾って入れたお味噌汁が気に入って、「カボスサワーより、こっちのほうが美味しいね」なんて言ってた。


‥‥そんなワケで、天ぷらそばを食べた母さんとあたしは、少しお散歩したんだけど、駅から海の方向へまっすぐ下ってる駅前通りって、駅から見て右手側にコンビニとかパチンコ屋さんとかラーメン屋さんとか「駅前高等温泉」とかが密集してて、左手側はお店が少ししかない。それに、アーケード街や「竹瓦温泉」への路地があるのも右手側なので、今まではずっと右手側ばかりを散策してた。それで、最後の日の今日は、今まで歩いたことがない左手側の歩道を歩いてみた。

そしたら、数軒のお店を過ぎたところから、何かのビルでも建てるのか、ワリと広い面積を工事してて、しばらく歩道に沿って目隠しのグレーのパネルが続いてた。この写真は、しばらく下ってから振り向いて撮ったので、歩道の右手にパネルが並んでるけど、駅から見ると左手になる。


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あたしは、「東京なら、お花や樹木のイラストか何かが描いてあるパネルを使うのに、ただのグレーのパネルだなんて、ずいぶん味気ないなあ」なんて思ったんだけど、このあたしのアホな発想は、すぐに否定された。何枚目かのパネルに、こんなステッカーが貼ってあったのだ。


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「TiO2の光触媒作用」

「このパネルは太陽の光を利用して空気をきれいにしています」


おお~!これまでにも、さんざん、別府のエコっぷり、大分県のエコっぷりには感心させられてきたけど、こんなとこにまで!‥‥ってなワケで、「TiO2」ってのは「酸化チタン」の化学式で、このパネルは、光が当たることによって触媒効果が起こって空気をキレイにする性質を持ってる「酸化チタン」を使ってるってワケだ。

お花や樹木のイラストを描いたパネルで工事現場を囲って「見た目だけの爽やかさ」を演出するよりも、味気ないグレーのパネルでも、こっちのほうが何万倍もワンダホーじゃん! あたしは、短絡的な自分の想像を恥じるとともに、ますます別府のことが好きになった。

工事のパネルに感心しつつ、のんびりと坂を下ってくと、1つめの信号のとこに左に曲がる少し広めの道があって、何軒かのお店が見えたから、とりあえず曲がってみた。そしたら、右手にスーパーがあった。別に買いたいものはなかったんだけど、あたしは、別府のスーパーの品ぞろえと値段が気になったので、ちょっと覗いてみることにした。不動産屋さんのガラスに貼ってあった「家賃2万8000円の1軒家」の間取り図を見てからというもの、ナニゲに別府に引っ越して来たい気持ちがフツフツしてたからだ。

スーパーの品ぞろえは文句なしで、安くなってて当然のものは安くなってたし、大分県ならではのものもいろいろとあったし、なかなか良かった。ただ、1つだけ気になったのが、そのスーパーで作ってるお弁当やお惣菜のコーナーを見てみたら、パックの握り寿司についてる「ガリ」が、ナナナナナント! ピンク色だったのだ!

ホカ弁とかに入ってて、ほとんどの人が食べずに捨ててる気の毒な運命のピンク色のお漬物があるけど、アレとおんなじ色をしてるのに、形状は間違いなく「ガリ」なのだ。それも、お寿司の横にチョコンと置いてあるんじゃなくて、お醤油とおんなじに小さな袋に入ってる「出来合いのガリ」だから、つまりは、こうしたお店のパックのお寿司に添えるために、どっかのメーカーが製造してる「業者向けのガリ」ってワケで、そこから推測すると、「大分県のガリはピンク色」っていう結論が導き出される。

スーパーの人に聞いたワケでもなく、別府のお寿司屋さんに行って確認したワケでもないから、これは単なるあたしの推理だけど、「大分県のガリはピンク色」だっていう推理が当たってたら、普通のショウガの色の「ガリ」が大好きなあたし的には、この点だけは大分県に対してマイナスポイントを与えることになっちゃう(笑)


‥‥そんなワケで、何にもしなかった日なのに、書き出すと意外に書くことがいっぱいあって、まだお昼を過ぎたとこだってのに、もうこんなに長くなっちゃった。だから、ホントは、この「第五夜」の「前編」で最終日のことをぜんぶ書き、次の「後編」で別府の感想を書こうと思ってたんだけど、ここから先のことは、次回へ持ち越し!‥‥って感じの今日この頃なのだ♪


次回はいよいよ最終回!‥‥のつもりだけど、まだ書きたいことがいろいろあるので、もしかしたら「第四夜」みたく「前編」「中編」「後編」になっちゃうかもしれません!どっちにしても、To Be Continued!(笑)


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2012.10.04

温泉どうでしょう 第四夜(後編)

前回の「中編」で、あたしは「この八丁原発電所には1号機と2号機があって、どっちも出力は5万5000KWだ」ってことを書いたけど、実は、ここの敷地内には、もう1つ、一番新しい「八丁原バイナリ―発電所」ってのがある。あたしは、ホントはこれを一番見たかったんだけど、残念ながら、まだ見学コースは設定されてなくて、一般には公開されてない。だから、今回は見ることはできなかった。

「バイナリ―発電」は、思いっきりフランク・ザッパに言うと、「ぬるめの蒸気でも発電できるシステム」だ。「ぬるめ」って言っても、マグマの近くから湧き上ってくるんだから触ったらヤケドしちゃうほど熱いんだけど、それでも、通常の地熱発電には温度的にイマイチな場合に、その「ぬるめの蒸気」で「沸点の低い媒体」を温めて、そこで発生した蒸気を使ってタービンを回すって方式だ。

通常の地熱発電には、だいたい150度以上の蒸気が必要で、ここ「八丁原発電所」の蒸気井からは、約160度の蒸気が噴き出してる。でも、長いことずっと利用してたら、中には、ジョジョに奇妙に蒸気の温度が下がってきた蒸気井もあって、低いものは130度くらいになっちゃった。そこで、「八丁原発電所」では、日本で初めて、この「バイナリ―発電」を導入してみることにした今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、自然エネルギーとか再生可能エネルギーとかエコエネルギーとかって呼ばれてるものには、今回、あたしが見学してきた地熱発電の他にも、太陽光発電、風力発電、小水力発電、バイオマス発電など、いろんな自然エネルギーがある。だけど、こうした自然エネルギーは、日本全体で見ると、総電力の3%ほどしかカバーしてなくて、97%は火力発電、原子力発電、水力発電に頼ってるのが現状だ。もうちょっと細かく言うと、日本の総電力の69%が火力発電、22%が原子力発電、6%が水力発電で、残りの3%ほどを、地熱発電だの風力発電だので補ってるワケだ。

だから、「原発さえなくなれは、あとはどうでもいい」っていう無責任な考え方じゃなくて、原発をなくすのは当然として、その後もできるだけ「火力の割合を減らしてく」ってことが重要になってくる。そして、そのためには、自然エネルギーの割合を増やしてかなきゃならない。

「97%は火力、原子力、水力で、自然エネルギーは全体の3%だけ」って聞くと、原発をなくす上に火力まで減らしてくのは至難の業、とても現実的には不可能な話‥‥って思うかもしれない。だけど、この数字は、あくまでも「日本全国の合計」なのだ。47都道府県別に集計した自然エネルギーの割合を見てみると、全国1位なのが大分県で、ナナナナナント!大分県で消費されてる総電力の31%もの量を、地熱発電を始めとした自然エネルギーで生産してるのだ!

ちなみに、全国2位が秋田県の26%、3位が富山県の23%、4位が岩手県の20%で、47都道府県の中で自然エネルギーの割合が2割を超えてるのは、この4県だけだ。一方、東京都や大阪府などの大都市は軒並み1%以下で、これらをぜんぶ足したものが、「自然エネルギーは全体の3%だけ」っていう数字なのだ。

で、自然エネルギーの割合の多い上位4県を見てみると、富山県以外の3県には、すべて複数の地熱発電所がある。大分県には5ヶ所もあるし、秋田県には3ヶ所、岩手県には2ヶ所ある。ちなみに、富山県は、地熱発電はまだ研究段階だけど、太陽光、風力、バイオマスに力を入れてる。それが、全国3位という結果を生んでるってワケだ。

そして、全国を47都道府県じゃなくて、さらに細かく市町村単位で分けてみると、この「八丁原発電所」がある大分県玖珠郡九重町は、自然エネルギーの割合が3000%を超える。つまり、九重町で生産してる自然エネルギーの電力総量が、九重町の電力使用量の30倍を超えてるってことだ。

これは、「柳津西山地熱発電所」がある福島県河沼郡柳津町もおんなじで、ここも3000%を超えてるし、他にも、風力発電が盛んな青森県下北郡東通村や、小水力発電に力を入れてる群馬県吾妻郡中之条町などは、1000%を超えてる。燃料を使わずに、環境に与える影響を最小限に抑えた自然エネルギーだけで、その土地に暮す人たちの必要とする電力の何倍もの電力を作り出してるのだ。

このように、自然エネルギーによる発電だけで、その土地の電力需要量を供給量が上回っている自治体は、全国に76市町村もある。日本中の市町村がすべて独立国になったとしたら、この76市町村だけが「原発が廃止になり化石燃料が枯渇したあとも生き残れる自治体」ってワケだ。


‥‥そんなワケで、「第四夜」の「前編」にも書いたけど、日本には18ヶ所の地熱発電所があって、その内わけは、北海道に1ヶ所、東北に7ヶ所、東京(八丈島)に1ヶ所で、あとの9ヶ所はすべて九州にある。で、この分布を見ると、東北や九州は温泉が多いから地熱発電所の数が多いのは分かるんだけど、それなら、北海道にも北陸にも関東にも中部にも関西にも温泉は日本中にあるじゃん!‥‥て思う人も多いだろう。

言っちゃえば、東京の真ん中の新宿区や港区にだって、ちゃんと地下から湧いてる温泉はある。もちろん、東京の真ん中に地熱発電所を造ることは無理だとしても、周りに何もない北海道の山奥なら‥‥て思う人も多いだろう。だけど、これが日本に地熱発電所がなかなか造られない原因の1つになってるんだけど、日本で地熱発電所を造るのに適した場所のほとんどが、国立公園や国定公園になってるのだ。

燃料費はタダだし、環境に与える影響もほとんどないし、いいことづくめみたいに思える地熱発電だけど、日本国内で地熱発電所の立地に適してる場所の8割が国立公園か国定公園の中なので、なかなか許可が下りない。これは、政治による法改正で簡単に変更することができるんだけど、日本政府は半世紀も「原発ありき」で突き進んできたから、原発以外の発電のための法改正なんて興味ゼロで、未だに40年前の法律で規制されたままなのだ。

そして、残りの2割の場所は、どこも温泉地なので、「地熱発電所なんか造られて大量に温泉を使われたらお湯が枯渇しちゃうんじゃないか?」っていう不安から、それぞれの自治体がなかなか首を縦に振らない。大分県の場合は、数々の温泉に大量のお湯が湧き続けてて、湧き続けてるお湯のうち9割を海に捨ててる状態なので、少しでも有効利用したいっていう気持ちがあって、それが地熱発電所の建設へとつながったんだけど、実際、湯量の少ない温泉地などでは、ヘタに地熱発電などに手を出したら死活問題に発展してしまうケースもあるかもしれない。

そして、もう1つは、建設費の高さだ。蒸気井を1本掘るのに平均で5億円も掛かる上に、温泉とおんなじで100%成功するとは限らない。5億円掛けて井戸を掘っても、何も出て来ない場合もある。「八丁原発電所」の2号機は、総工事費が230億円も掛かってる。でも、「八丁原発電所」は成功したので、現在は7円/KWhの発電コストを実現してる。


‥‥そんなワケで、地熱発電に関する日本企業の技術は非常に高くて、世界の地熱発電所の7割が日本企業、「三菱重工」「東芝」「富士電機」によるプラントだ。つまり、日本は、世界的に認められるだけの地熱発電の技術を持ち、よその国には地熱発電のプラントを売り込んで稼いでるのに、その素晴らしい技術が、カンジンの自分の国ではほとんど生かされてない‥‥ってワケだ。

で、ようやくマクラの部分にクルリンパと戻るけど、温度の下がった蒸気を有効利用するために、「八丁原発電所」は、イスラエルの「オーマット社」のバイナリ―発電の設備を輸入した。日本企業が素晴らしい地熱発電の技術を持ってるのにも関わらず、原発以外には目もくれない政府によって自然エネルギーはナイガシロにされてきたため、こうしてイザという時には実績のある海外企業に頼るしかない‥‥ってなワケで、「八丁原バイナリ―発電所」は、平成15年に工事に着工し、平成18年に試験運転を開始し、平成20年から営業運転が開始され、今も2000KWを出力してる。

どうしてバイナリ―発電が一般的な地熱発電よりも低い温度の蒸気で発電できるのかって言うと、ペンタン、アンモニア、フロンなどの「水よりも沸点の低い媒体」を利用するからだ。「八丁原バイナリ―発電所」では、沸点が36度のペンタンを使ってる。水は100度にならないと水蒸気にならないけど、ペンタンは36度で水蒸気になるから、水よりもずっと低い温度でタービンを回すことができる。つまり、地下から噴き出す「150度以下」の蒸気や温水で「ペンタンの入った容器」を温めて、そこで発生したペンタンの蒸気でタービンを回して発電し、冷えたペンタンは元に戻り、冷えた温水は地下へ戻される‥‥っていうシステムだ。

ちなみに、「バイナリ―」ってのは「2進数」のことで、「0」と「1」の羅列ですべてを表わすコンピューターのデータやファイルのことを「バイナリ―データ」とか「バイナリ―ファイル」とか呼んだりするけど、この地熱発電の場合は、「水」だけじゃなくて「水ともう1つの媒体」という「2つの流体」で発電を行なうことから「バイナリ―発電」と名づけられてる。

150度以上の蒸気が必要な通常の地熱発電だと、立地に適した場所も限られるけど、80度以上の蒸気で運転できるバイナリ―発電なら、立地に適した場所が全国に山ほどある。たとえば、今までは「せっかく湯量が豊富で国立公園からも外れてるのに、湯温が90度しかないから地熱発電は無理」って言われてた場所でも、バイナリ―発電なら問題ない。経済産業省の試算では、「日本全国にバイナリ―発電が普及した場合、原発8基ぶんの電力を半永久的にまかなえる」とされてる。


‥‥そんなワケで、ずいぶん堅苦しいことばかり書いてきちゃったけど、ここまでに書いたことが、今回、あたしが勉強したことだ。実際に「八丁原発電所」を見学して、美しい山々に囲まれた中で地熱発電システムが電力を生み出してる光景を見たら、「これこそが人類の科学力だ!」って気持ちがした。自分たちの現在の生活のために、後世の人たちに負の遺産を押し付ける原発なんて、事故が起こったら誰にも収束できない原発なんて、どう考えても「人間が手を出してはいけない悪魔の技術」だと思った。大地からの贈り物である蒸気を使って、人間の暮らしに必要な電力を作り出す。こうして、美しい自然と共存する発電こそが、あたしは、本当の「技術」だと思った。


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施設の見学が終わると、案内のお姉さんが正面の山を指さして、「夏の初めには、あのあたりの山々はすべてミヤマキリシマが咲き乱れてピンクに染まるんですよ。本当に美しいですから、今度はミヤマキリシマの時期にも来てくださいね」って言って微笑んだ。母さんとあたしは、静かに深呼吸をした。


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案内のお姉さんと受付のお姉さんにお礼を言い、「八丁原発電所」をあとにしたあたしは、「ちょっとお茶でも飲みたいね」っていう母さんの提案で、「やまなみハイウェイ」の分岐点のとこにあった可愛らしい洋風のお店、「CHEZ Tani(シェ・タニ)」に寄ってみた。


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駐車場に車を停めてお店に入ると、レストランだと思ってたら洋菓子のお店だった。


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ケーキと飲み物のセットが700円だったので、違うケーキを頼んでお互いに味見しようかとも思ったんだけど、このお店は「山樵(やましょう)」っていうバームクーヘンが名物だと言うので、母さんもあたしもケーキはバームクーヘンにして、母さんはアメリカン、あたしはエスプレッソを頼んだ。そしたら、高級そうなお店なのにも関わらず、飲み物はファミレスみたいに自分で入れてくるシステムだったので意外だった。


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お天気が良かったので、テラスの席でバームクーヘンとコーヒーを楽しんだ。黒糖を練りこんであるバームクーヘンは、しっとりしてて甘さもほど良くてとっても美味しかった。母さんは、地熱発電所の見学がそうとう楽しかったみたいで、地熱発電の話でしばらく盛り上がった。


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少し高台になってたので、「寝釈迦」の姿に見えるっていう山々の稜線が遠くにぼんやりと見えたんだけど、あたしのケータイで撮ったらほとんど分からなくなった。


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お店の前の広いお庭には、「アルプスの少女ハイジ」に出てきそうな可愛らしい小屋があった。何の小屋なのか、お店の人に聞いてみたら、「前はあの小屋でソフトクリームを売っていたのですが、今は使っていないのです」とのことだった。


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‥‥そんなワケで、「八丁原発電所」へのドライブは、まだまだ夏の名残りの景色が広がってたけど、ところどころに紅葉が見られて、秋の訪れも感じられた。あたしのワガママで付き合わせちゃったけど、母さんも楽しんでくれたみたいで、ホテルに帰ってから行った温泉の湯船でも、そのあとに行った居酒屋さんでも、母さんの話題は地熱発電のことばかりで、ヘタしたらあたしよりも母さんのほうが地熱発電に詳しくなっちゃったかもしれない‥‥なんて思った今日この頃なのだ♪(笑)


いよいよ次回は最終日の「第五夜」です!お楽しみに♪


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2012.10.03

温泉どうでしょう 第四夜(中編)

2階のホールで「八丁原発電所」の学習ビデオを観終わり、担当のお姉さんから模型のパネルで掘削の手順などを解説してもらい、地熱発電の概要が分かったあたしたちは、お姉さんの案内で、入ってきた時とは反対側のドアから外に出た。この「八丁原発電所」は標高1100mの場所に造られてるので、お天気の良かったこの日は、別府の街は27~8度くらいあって汗ばむ陽気だったけど、ここは22~3度で外は気持ち良かった。お姉さんのあとに続いて一列でゾロゾロと階段を下りると、すぐ左手に大きな「変圧器」があった。


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でも、発電の順序からすると、この「変圧器」ってのは一番最後の過程なので、とりあえず、説明は後回しにして先へ進んだ。


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巨大な「タービン建屋」のある角を左に曲がると、まるでアニメかSFの世界みたいな野外施設がドーンと現われた。


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この「八丁原発電所」には、昭和52年に完成した1号機と平成2年に完成した2号機があって、とっちも出力は5万5000KWなんだけど、この見学では、主に新しい2号機のほうを見せながら説明してくれた。


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離れた場所に掘られた「蒸気井(じょうきせい)」は、浅いもので地下700m、深いもので地下3000m、この「八丁原発電所」の「蒸気井」は、まっすぐ地下に掘られてるんじゃなくて、途中でカーブしてるそうで、こうした「蒸気井」を掘るには高い技術が必要なんだそうだ。写真だと分かりずらいけど、中央の背の低い木の向こうに白い湯気が立ち上ってるところが、何ヶ所かある「蒸気井」のうちの1つだ。


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「蒸気井」から噴き出し続けてるのは、蒸気と温水の混じったもので、専門用語では「ニ相流体(にそうりゅうたい)」って呼ばれてる。ここでは、1時間に890トンもの蒸気が噴き出し続けてて、それが、「ニ相流体輸送管」ていう太いパイプで、1号機と2号機に運ばれてくる。運ばれてきた「ニ相流体」は、「気水分離器(きすいぶんりき)」によって蒸気と温水とに分けられる。写真の大きな縦長のタンクが、2号機の「気水分離器」だ。

「気水分離器」で分けられた蒸気はタービンを回すために「タービン建屋」へ送られ、温水は「還元井(かんげんせん)」から地下へ戻される‥‥っていうのが、一般的な地熱発電だ。何で温水を地下に戻すのかっていうと、汲み上げてばかりじゃ地盤沈下が起きたり地下水が枯渇しちゃう恐れがあるからだ。地熱発電に必要なのは「蒸気」だけなので、使わないものは元に戻し、できる限り自然にダメージを与えないように配慮してるってワケだ。


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でも、この「八丁原発電所」では、本来は不必要な熱水も無駄にはしない。「気水分離器」で分けられた蒸気は、一般的な地熱発電と同様にタービンを回すために「タービン建屋」へ送られるんだけど、温水のほうは、まずは太いパイプで「フラッシャー」っていう巨大なタンクへ送られる。


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この写真は2号機の「フラッシャー」で、この中は気圧を変えられるようになってる。理科が苦手なあたしはパッとイメージできないんだけど、密閉した容器の中に温水を入れてから気圧を下げると、大量の蒸気が発生するそうだ。ここでは、「気水分離器」から流れ続けてくる温水を「フラッシャー」の中で気圧を下げて大量の蒸気を発生させて、それを「タービン建屋」へと送り続けてる。つまり、本来はそのまま地下に戻しちゃう温水を、ここでは再利用して、蒸気を発生させてから地下へ戻してるってスンポーだ。


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この、温水の有効利用をはかるシステムは「ダブルフラッシュシステム」と呼ばれてて、ここ「八丁原発電所」では、このシステムを採用したことによって、出力を約20%も増加させることに成功した。これは世界的にもワンダホーな技術で、日本国内だけじゃなく、海外からも専門家が視察にきてるそうだ。

ちなみに、おんなじ地熱発電でも、掘った穴から蒸気だけしか出てこなければ、その蒸気でタービンを回すだけの「ドライスチームシステム」になるので、設備の構造は大幅に単純になり、最初の設備投資も安価で済む。また、ここみたく蒸気と温水が出てきた場合は、蒸気だけを使って温水を地下に戻しちゃうのが「シングルフラッシュシステム」で、この「ダブルフラッシュシステム」よりも設備は単純、設備投資も安価で済む。でも、この「ダブルフラッシュシステム」を導入すれば、出力が20%も増加するんだから、すぐに元が取れちゃう。何でかって言えば、燃料費がタダだからだ。

日本の原発は、原子炉を冷やした海水を海へ大量に捨て続けてて、温水の有効利用どころか真逆の環境破壊に余念がないけど、地熱発電では技術者たちの意識も視点も原発とは根本的に違うようだ。電力を作り出す過程で生まれる「熱」を有効利用することを「コージェネレーション」ていうんだけど、日本の原発ではほとんど行なわれてなくて、原発の排水で水温の上昇した海にイケスを作って、食用魚を養殖してるのが関の山だ。


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で、今までに紹介した「気水分離器」や「フラッシャー」の反対側には、「冷却塔」が並んでた。「気水分離器」で分離された蒸気は「一次蒸気管」を通り、「フラッシャー」で発生した蒸気は「二次蒸気管」を通り、それぞれ「タービン建屋」へ送られてタービンを回して発電するんだけど、タービンを回した蒸気は温水に戻り、タービンの下にある「復水器」の中に溜まる。で、「復水器」に溜まった温水は、まだまだヤケドしちゃうほど熱いので、ポンプでこの「冷却塔」へ送り、上から雨のように降らせて空気で冷却してる。


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近づくと、滝みたいで、ものすごい迫力だった。


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そして、ここで冷却された水は、また、「タービン建屋」へと戻されて、今度はタービンを冷却するために使われてる。30トンもある巨大なタービンは、大量の蒸気によって1分間に3600回転もしてるので、高熱を発する。それをこの水で冷やしてるってワケで、自動車に喩えると、地下から噴き出してる蒸気が「ガソリン」で、タービンが「水冷式エンジン」で、この冷却塔が「ラジエター」ってことになる。


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2号機の奥には1号機が見えたんだけど、そっちは見学コースになってないので見に行くことはできなかった。


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構内には、見学者のためのパネルが立てられてて、2基の発電機のスペックも書かれてた。ここで、これまでに説明してきた地熱発電の全体が分かりやすいように、このパネルやパンフレットにも掲載されてた図解を紹介しとく。


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‥‥そんなワケで、ひと通り屋外施設の見学を終えたあたしたちは、いよいよ「タービン建屋」の中へと入ることになった。最初の「変圧器」の脇の細い階段を、またお姉さんのあとに続いて一列でゾロゾロと上っていき、お姉さんが鉄製の重たそうなドアを開けると、中は体育館のように広くて天井が高かった。空気はひんやりとしてて、右手の中央にドーンと横たわってる水色掛かった灰色の大きな機械が「タービン」だった。


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「タービン」は三菱製で、横には「三菱蒸気タービン」ていう立派なプレートがあった。


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この中には、重さ30トンもある回転翼みたいなものが入ってて、ホントはそれが「タービン」なんだけど、ここでは便宜上、この機械全体を「タービン」て呼んでた。


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で、ホントの「タービン」はと言えば、すぐ隣りにドドーンと置かれてた。これは、展示してあるんじゃなくて、万が一、現在のタービンにすぐには修復できないような故障が発生した場合に、パッと交換できるように準備してある「予備のタービン」だそうだ。


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お姉さんの説明を聞きながら、「タービン」の周りをグルリと回ると、反対側の壁には、いろんなスイッチ的なものが並んでた。


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「タービン」の裏側には、全面ガラス張りで中がすべて見える管制室があったんだけど、人は誰もいなかった。


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驚くことに、ここは「無人」だった。見学のために造られた見せかけだけの施設とかじゃなくて、今まで観てきた「気水分離器」も「フラッシャー」も「冷却塔」も、ぜんぶちゃんと稼動してて、目の前にある「タービン」を回して実際に発電してて、それを送電線で送ってるのに、この巨大なシステムを監視してる人や運転してる人が誰1人いない。受付にはお姉さんがいたワケだし、今も別のお姉さんに案内されて見学してるワケだし、他にも男性の職員とかも見かけたワケだけど、この巨大な地熱発電所そのものを管理してる専門の職員や技術者は、ここには1人もいなかったのだ。


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何で「無人」なのかと言うと、この「八丁原発電所」から2キロほど離れたとこに、ここよりも先に造られた規模の小さい地熱発電所、「大岳発電所」があるんだけど、そっちで2つの発電所の管理をまとめて行なってるからだ。「八丁原発電所」のデータはすべて「大岳発電所」へ送られて、そっちにいる専門のオペレーターたちが遠隔操作をして、24時間3交代制で運転や監視を行なってるのだ。お姉さんいわく、「地熱発電はもっとも安全な発電なので、こうして無人でも何も問題なく運転できるのです」とのことだった。


‥‥そんなワケで、ここまでの説明で、地熱発電の基本的なシステムや、この「八丁原発電所」が発電効率を良くするために導入してる「ダブルフラッシュシステム」について、オオマカなとこは分かってもらえたと思う。だけど、あたしよりも地熱発電所に食いついてた母さんのことなど、本線と関係ないことはぜんぶカットして書いてきたのに、施設の説明だけでこんなに長くなっちゃった。それで、今回の「第四夜」だけは、特別に「前編」「中編」「後編」てことにして、もう1回だけ続けさせてもらおうと思う今日この頃なのだ!


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2012.10.02

温泉どうでしょう 第四夜(前編)

今回の旅行の目的は「親孝行」なので、できる限り母さんを喜ばせるためのプランを組んでたんだけど、1日だけ、あたしの希望を入れさせてもらった。それが、今回の「第四夜」に行なった、日本最大の地熱発電所である九州電力の「八丁原(はっちょうばる)発電所」の見学だ。

ふだんは「原発反対!」って主張してるクセに、旅行に行けばそんなことコロッと忘れて、温泉に浸かって美味しいものばかり食べてるなんて、やっぱり調子が良すぎると思った。あたしが温泉に浸かってる間も、原発を止めるために必死になって戦ってる人たちに、ホントに申し訳ないと思った。旅行の初日や2日目に、ツイッターのTLを流れる抗議行動の現場からのツイートを読むたび、あたしは胸が痛んだ。

だから、あたしは、母さんとの母娘水入らずの旅行中でも、あたしなりにできることをしようと思った。それが、「八丁原発電所」の見学だ。すべての原発を止めても、当面は火力で何とかなるけど、それはあくまでも自然エネルギーにシフトするまでの場つなぎでしかない。無責任に「原発反対!」って騒ぐだけじゃなくて、ちゃんと代替エネルギーのこと、自然エネルギーのことを勉強して、すべての原発を廃炉に向かわせたあとのこと、これからの日本のエネルギー問題を具体的に考えていかなきゃ「脱原発」なんて夢物語でしかない。


‥‥そんなワケで、今回はマジメ風味にスタートしちゃったので、「いかがお過ごしですか?」は無しにするけど、ここ大分県は、九州の中でも自然エネルギーに対してとっても前向きな県だ。日本には、現在、18ヶ所の地熱発電所があるんだけど、その内わけは、北海道電力が1ヶ所、東北電力が7ヶ所、東京電力が1ヶ所で、あとの9ヶ所はすべて九州にある。そして、九州にある地熱発電所の半数以上の5ヶ所が大分県に集中してる。さらには、そのうちの1ヶ所が日本最大の地熱発電所なんだから、大分県まで行ったら、これを見学しないワケにはいかないだろう。

ただ、この「八丁原発電所」は、おいそれと行ける場所にはない。ザックリと言っちゃえば、別府の街から遠くに見える由布岳のとこに有名な温泉地の湯布院があって、それよりさらに山道を進んでったずっと先のほうにある。「八丁原発電所」のホームページの説明文を引用させてもらうと、「八丁原発電所のある九重町は、大分県の中央部にあり、東と南を阿蘇くじゅう国立公園の九重連山、西側を耶馬日田英彦山国定公園の山々に囲まれた、高原と温泉の町です。」ってワケで、あたし的には「阿蘇」って名詞を目にしただけで、すでに熊本県フレーバーが漂い始めちゃったほどだ。

で、交通の便を調べてみたんだけど、電車とバスを乗り継いでって「筋湯(すじゆ)温泉」ていう山の中の温泉に行けば、そこから1キロか2キロくらい歩いたとこにあるってことが分かった。つまり、「行くのは無理だ」ってことだ。あたし1人なら何とかなりそうだけど、さすがに母さんは連れてけない。そこで、あたしが考えたのが、「ザ・レンタカー作戦」だった。別府の駅の周りには、何軒もレンタカー屋さんがあって、調べてみたら、安い車なら5000円以下で借りられる。

調べたら、長距離バスで発電所の最寄のバス停まで行くのが片道2000円以上だったから、2人で往復したらバス代だけで8000円以上も掛かっちゃうし、その上、山道をいっぱい歩かなきゃならない。それなら、レンタカーのほうが安く済むし、何よりも歩かないで済む。それに、レンタカーでのドライブなら、美しい景色を楽しんだり、どっかに寄り道したりして、母さんにも楽しんでもらえる。それで、あたしは、前日、「うみたまご」からホテルに戻ってから、近くのレンタカー屋さんに行ってみたんだけど、前日に予約すると割引になるって言うから、その場で予約しちゃった。


‥‥そんなワケで、今回は「八丁原発電所」の見学がメインだから、道中のことはできるだけ割愛してくけど、とにかく、母さんとあたしは、約束しといた朝の8時半にレンタカー屋さんへ行き、手続きをして車を借りて出発した。前日は曇りだったけど、この日はお天気で、まさに「ドライブ日和」って感じだった。何よりも助かったのは、観光地のレンタカー屋さんだからなのか、今はコレが普通なのか分からないけど、「全車ナビ付き」だったことだ。保険までぜんぶ含めて4000円ちょいの安い車なのに、最新式のナビが目的地まで案内してくれる。

で、あんまり端折るのもアレだから、ザックリと書いとくと、最初は「地獄めぐり」に行った時のクネクネ道を上っていき、そこからもっと山を上ってったので、景色は最高だった。でも、この「九州横断道路」っていう山越えの道路は、片側1車線のヘアピンカーブが連続してて、たまに対向車がセンターラインギリギリで迫ってきたり、道幅いっぱいの観光バスが迫ってきたりするもんだから、なかなかスリリングなドライブだった。


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ただ、スタートした時はお天気が良かったのに、湯布院に近づいてきたら空がどんよりしてきて、ナニゲに雨が降り出しそうな雰囲気になってきた。事前に発電所に電話して見学できるか確認してみたら、「雨が降ったら見学できません」とのことだったので、ちょっと不安になりつつ、あたしは運転を続けた。


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でも、湯布院を過ぎたら、急に青空が広がった。別府の街から見た時、由布岳のとこだけ雲が掛かってたけど、もしかしたら、あの雲の中を通過したのかもしれない。途中、「小田の池」ってとこのパーキングでおトイレに行ったり、「狭霧台の展望台」ってとこで休憩したり、名前は忘れちゃったけどナントカ高原てとこでウエスタンなイデタチで乗馬してる人を眺めたりしつつ、結局、2時間以上も山道を走り続け、「やまなみハイウェイ」から発電所への分岐点に到着した時には、もう11時を回ってた。


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木々が続いてるだけだった「やまなみハイウェイ」の先に、急に現われたオシャレな洋風のレストランみたいな建物のある分岐点をナビの言う通りに右折すると、すぐに「筋湯温泉まで7キロ」の看板があった。発電所は筋湯温泉の近くだから、この道で間違いない。道の両側が森になった薄暗い道を走ってると、左手に何かの看板があったので、ちょっとバックして確認してみたら、「成長限界試験林」て書いてあって、水源を保護するための森だってことが分かった。


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しばらく進むと、森を抜けて急に明るくなり、道幅も広くなって、頭上には青空が広がった。途中で「200m先、工事中」の看板を見つけたから、わざわざ車を停めて写メを撮った。何でかって言うと、ここまでほとんど「水曜どうでしょう」的なネタがなかったから、分かる人にしか分からなくて申し訳ないけど、この看板に向かってスーパーカブでウィリーして突っ込んでみようと思ったからだ(笑)


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でも、スーパーカブも無いし、工事も「解除中」だったので、そのまま大人しく先へ進むと、右手の木々の間に、真っ白な湯気がモクモクと上がってるのが見えてきた。きっとアレが発電所に違いないと思って進むと、思った通り、右手に看板があった。目印にしてた筋湯温泉は、まだ1~2キロ先で、もしもバスで筋湯温泉まで行ったとしたら、戻って来る感じだった。


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‥‥そんなワケで、道路の真ん中で車を停めて入口の写メを撮ったので、慌てて下のほうに指が写っちゃったのはご愛嬌ってことで、とにかく、あたしは右折して車を路肩に停めてから、入口の看板と敷地内の案内図の写メを撮った。


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この案内図の写真だと分かりにくいかもしれないけど、左下のほうにクネクネと伸びてる道がT字路になってぶつかってるとこが「今いる入口」で、ここから建物までが遠かった。車だったからすぐ着いたけど、たぶん1キロ近くあったと思うから、ホントにレンタカーにして正解だったと思った。


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入口からの道を奥へと進むと、正面にモクモクと立ち上る真っ白な湯気が見えてきて、あたしは、「とうとう日本最大の地熱発電所にきたんだ!」っていう気持ちが強くなった。


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大きくカーブした上り坂を過ぎ、少し勾配がきつくなった辺りに、何だか分からない巨大な施設が現われて、そのすぐ先に「見学の受付」の案内があった。


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建物の敷地に入ると、目の前に巨大な白いコイルみたいなのが何本も立ってて、そこから太い送電線が何本も山の下のほうへと伸びていた。あたしは、数台の車が停まってるだけで、8割方は空いてた駐車場の一番奥に車を停めて、見学の受付があるという建物の2階に向かった。


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思ってたよりも小さなドアから中に入り、思ってたよりも狭い階段を上ると、思ってたよりもこじんまりとした受付があって、思ってたよりも美人のお姉さんが笑顔で迎えてくれた。見学は無料で、受付表に名前を書くだけだった。ちなみに、名前の次に「どこから来たのか」にチェックを入れる欄があったんだけど、これが、ある意味、思いっきりフランク・ザッパで、「福岡県、佐賀県、長崎県、大分県、宮崎県、熊本県、鹿児島県、九州以外」っていう、ちゃんと最後にオチがついてる8択だった(笑)


‥‥そんなワケで、あたしが「九州以外」にチェックを入れると、受付のお姉さんが「八丁原発電所」のパンフレットを母さんとあたしにそれぞれ渡してくれて、「向かいの部屋でビデオが始まっていますので、お急ぎください」って言われた。まずは映写室で短い解説のビデオを観て、それから施設を見学することになってて、この日は、あたしたちよりも少し先に何組かの人たちがきたので、先にビデオが始まってたのだ。

映写室の入り口の横には、すごく面白そうな「森のエコエネルギー 地熱発電ゲーム」ってのがあって、ウサギさんやサルさんなどの森の仲間たちが並んでて、どうしてもやってみたかったんだけど、やろうとしたら背後から「お急ぎください!」って言われちゃったので、あたしは仕方なく映写室に入った。せめて写メだけでも撮っておけば良かったんだけどなあ‥‥。


映写室に入ると、小さい子ども連れの若い夫婦や中年の夫婦、若い男性など、10人くらいの先客がいた。あたしは「うみたまご」の時と同様に「平日の昼間なのに、こんなとこまで来る人がこんなにいるんだ」って思った。母さんとあたしは、真ん中の前のほうに腰かけたんだけど、上映してたビデオは意外にも「温泉の紹介」で、この周辺の温泉の良さを紹介したり、自然の美しさを紹介したりと、完全に「観光案内」だった。でも、その次に始まったビデオが、地熱発電に関する学習ビデオだった。

この「八丁原発電所」についての学習ビデオが終わると、バッチリとフルメークでちょっと高齢のお姉さんが、画面の左右に展示されてたパネル状の模型を使って、地下のどんな部分まで掘削するのか、手順を説明してくれた。パネルの横には、この「八丁原発電所」を造った時に実際に使用したという、掘削機の先端のドリル部分と、実際に掘った岩盤の輪切りが展示してあった。


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あたしは、この先端のドリルを見て、すぐに「竹瓦温泉」の展示ケースの中にあった、温泉を掘った時のドリルの先端を思い出した。


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あたしのヘタクソな写メだと分かりずらいと思うけど、この黄色の矢印で示した「竹瓦温泉」の温泉用のドリルも、おんなじように3枚の歯車状のものが先端に内向きに付いてて、全体の形はソックリだった。ただ、温泉用は直径が10センチもないくらいだったけど、地熱発電所に展示してあったのは直径が30センチくらいあって、ものすごく重たそうだった。


‥‥そんなワケで、いよいよ実際の施設を見学に行くワケだけど、その前に、地熱発電のシステムをザックリと説明しとくと、地熱発電てのは、このドリルからも分かるように、つまりは「大規模な温泉を掘って、地下から噴き出す大量の高温の蒸気でタービンを回し、それで発電する」ってワケだ。ようするに、温泉が枯れない限り、いつまでも燃料費はタダだし、発電の過程でCO2などはいっさい排出しない夢のような発電システムってワケだ。だけど、当然のことながら、メリットだけじゃなくてデメリットもある‥‥ってなワケで、次回は、実際に「八丁原発電所」の施設を見学しながら、この辺のことも詳しく解説してこうと思う今日この頃なのだ♪


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2012.10.01

温泉どうでしょう 第三夜(後編)

別府タワーでノスタルジックな気分を味わった母さんとあたしは、5分も待たずにやってきた「大分駅行き」のバスに乗り込んだ。実は、別府タワーに上る前に、このバス停でバスの時間をチェキしといたので、バスの時間に合わせて別府タワーから下りてきたってスンポーだ。


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東京にいた時は、どんな時間帯でも駅に着けば5分以内に電車は来たし、バス停に着けば10分ほどでバスは来たから、電車やバスの時間なんか気にしたことは一度もなかった。だけど、田舎暮らしをするようになったら、電車やバスの本数が激しく少ないために、やっと駅に着いたのに次の電車がくるまで40分も待ったり、やっとバス停に着いたのに次のバスが1時間半後だったから一度お家に戻ったりと、あたしはさんざんな目に遭った。そして、「前もって電車やバスの時間を調べとく」ってことを学習した。

それから、もうひとつ学習したことがある。それは、地方のバスって「乗った距離によって料金が変わる」ってことだ。東京のバスは、バス停ひとつぶんだけ乗ろうと、最初のバス停から終点まで全線乗ろうと、料金は一律210円で、バスに乗った時点で最初に払う。だけど、地方のバスは、乗った時に整理券を取って、あとは進んだ距離によって金額が加算されてって、降りる時に料金を払うシステムだ。だから、東京とは逆で、後ろのドアから乗って、前のドアから降りる時に料金を払うってパターンが多いため、あたしは、つい癖で、前のドアから乗ろうとして恥をかいたことが何度もある。

ようするに、地方のバスはタクシーみたいなもんで、ある程度の距離を乗ってると、バスなのに1000円を超えちゃうことも日常茶飯事だ。だから、地方では、ある程度の距離を3人とか4人とかで移動する場合、みんなでバスに乗るよりも、ワリカンでタクシーに乗ったほうが安上がりなケースもある今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、今回の移動は短い距離なので、あたしは迷わずにバスを選択したけど、それでも目的地までの料金は調べてなかったので、いくらになるかドキドキしながら運転席の横の料金パネルを見てた。でも、あたしのドキドキとは裏腹に、バスは10分ほどで目的地の「高崎山自然動物公園」に到着し、料金は1人250円だった。


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バスを降りると、目の前に水族館「うみたまご」があって、左手にお猿さんで有名な「高崎山自然動物公園」へ行くモノレール、「さるっこレール」の乗り口があった。「さるっこレール」は片道100円、「高崎山自然動物公園」の入園料は1人500円だった。


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頭上には、高崎山へと「さるっこレール」が伸びていた。でも、あたしたちが行くのは、水族館「うみたまご」のほうだ。せっかく別府まで来たんだから、全国的にも有名な高崎山のお猿さんを見るのが普通なんだろうけど、母さんもあたしも水族館が大好きなので、まずは「うみたまご」に行ってみて、体力的に余裕があったら「高崎山自然動物公園」にも行ってみよう‥‥ってことにしてた。


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母さんとあたしは、広い階段を上って、「うみたまご」の入り口がある建物の2階に向かった。券売機で1人1890円というビミョ~な金額のチケットを買って中へ入ると、天井に巨大なシロナガスクジラのお腹と尾のオブジェがあって、クジラが泳いでる姿を水中から見上げてるように作られてた。


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ワクワクしながら順路を進むと、左手に明かり取りのためなのか巨大水槽の一部が上から覗けるようになってて、その先に淡水魚の大きな水槽が並んでた。最初の水槽には、あたしの大好きなアマゴが群れてて、小ぶりだったけど体のパーマーク(楕円形が並んだ模様)がきれいで、顔もとっても可愛かった。


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次の水槽は、コイとかフナとかオイカワとかの、アマゴより下流にいる淡水魚たちだったけど、オイカワが異様にデカくて不気味だった。東京だと「ヤマベ」って言って、多摩川で釣れるのは大きくても20センチほどなのに、ここのオイカワは30センチくらいもある上に、9月の下旬だってのに、尻ビレの長いオスの体は鮮やかな婚姻色に染まってるわ、顔には「追星(おいぼし)」がいっぱいだわ、完全に季節感がおかしくなってた。ちなみに、「追星」ってのは、繁殖期になると一部の淡水魚のオスの顔に現われる「魚のニキビ」みたいなもんだ。

日本の淡水魚が大好きなあたしは、早くも最初の展示室の水槽の前でしゃがみ込み、不気味なオイカワのオスをしばらく観察してから、次の「大分の水辺の絶滅危惧種」ってとこで、大分のメダカを観察した。あたしは、利根川水系のメダカが好きで、自分でも飼ってたことがあるけど、大分のメダカは、ちょっと体か丸っこい感じに見えた。


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ちなみに、九州には各県にメダカの呼び名の方言がある。福岡は「メダコ」「ザッコ」「メザッコ」「ミザッコ」「メランコ」など、佐賀は「ザッコ」「ザッコゴ」「ザッコペーペー」「ペーペータンゴ」「メタバヤ」など、長崎は「メンパ」「メタゴ」「メンダコ」「メダッコ」など、大分は「メダコ」「メダンコ」「メジャコ」「メジャンコ」「メジャカ」など、宮崎は「ザコ」「ザコメ」「ゾナメ」「メタタキ」「メンタゴロ」など、鹿児島は「タカメ」「タカマメ」「タカメンツ」「タカメンチン」「タカメンチョ」など、熊本は「ザッコ」「ゾナミ」「ゾゾナミ」「ゾーナメ」など、他にもたくさんの呼び名があって、とてもぜんぶは書ききれないほどだ。


‥‥そんなワケで、お魚が大好きなあたし的には、ついついいろいろと書きたくなっちゃうんだけど、水槽ごとに、この「ちなみに」を書いてると、1冊の本くらいの長さになっちゃいそうなので、ここから先はサクサクと進んでこうと思う。それでも、今回は紹介したい写真が多いから、たぶん凄いデータ量になりそうな予感がしてる‥‥っていうか、展示をすべて紹介してったらキリマンジャロなので、半分以上は泣く泣く削ろうと思う。

つまり、ここからは、数々のお魚の中から、あたしが「これは削れない!」と思った選りすぐりのものだけを紹介してくワケだけど、その第一弾が、これだ!


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メダカの水槽を過ぎて、「お魚の世界一周」とかっていう展示室を抜けると、暗い照明の中に水槽の明かりが浮かび上がってる順路に出たんだけど、そこに、この「豊の海の名産魚」があった。


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今回の旅行で、値段が高くて食べられなかった「関アジ」と「関サバ」も、見るだけなら、ここで見放題だった。ただ、ずっと水槽に入れられてるせいか、関アジや関サバの特徴の「金色」が見られなくて、どの個体も普通のアジやサバとおんなじ「銀色」だった。さすがにアジやサバは泳ぐスピードが速いから、あたしのケータイじゃこんな写真しか撮れなかったけど、それでも「活きの良さ」だけは伝わったと思う(笑)


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真っ暗な水槽の中で、下からの照明を受けてキラキラと光りながら立ち泳ぎしてるタチウオや、


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数十秒ごとに変わる照明の色を受けて、黄色、緑、赤と、色を変化していく神秘的なクラゲや、


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イワシの群れを見ながら、「クラゲはともかく、お魚は泳ぐスピードが速いから、シャッターを押してから一拍遅れて写るケータイの写メじゃ厳しいな~」って思ってたら、次のコーナーは小さめの水槽が並んでた。水槽が小さいってことは、アジやイワシのように猛スピードで泳ぐお魚じゃなくて、のんびりした遅い動きのお魚がいるってワケだ。

あたしは、遅い動きのお魚の中でも、見た目が派手で華やかなミノカサゴを写メしてみることにした。ミノカサゴなら、ほとんど動かずに底にじっとしてるから、シャッターを押してから一拍遅れて写っても大丈夫だ。それで、こっちを向いてた1匹のミノカサゴが、トレードマークの胸ビレをクジャクの羽のように広げたから、「よし!チャンス!」と思って慎重にシャッターを押した。そしたら、あたしのケータイってば、ミノカサゴが胸ビレを閉じてから「カシャ!」って言いやがった(笑)


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‥‥そんなワケで、お魚の観察とケータイでの撮影に夢中になってたら、ふと気づくと母さんがいない。それで、まあ順路に沿って進んでけばどっかで出会うだろうと思ってたら、母さんはしばらく先の巨大水槽のトンネルで上を見上げてた。あたしも一緒に見上げてみると、一定の間隔でマンタ(イトマキエイ)の仲間のマダラトビエイが通過するので、なんとかマダラトビエイのお腹を写メしようとがんばってみたんだけど、コレが精いっぱいだった。


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だけど、巨大水槽の横のガラス越しからなら、もうちょっとマシに撮れた。


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トンネルを抜けると、大きなタマゴ型のお部屋があった。座布団を敷いて、床に座って巨大水槽を見られるようになってた。お部屋の中は暗いくて、まるで宇宙船の中にいるみたいだった。あたしは母さんと並んで座布団に座り、しばらく2人で水槽を眺めてた。


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巨大水槽は、1ヶ所からドーンと見るんじゃなくて、入口を入ってすぐに上のほうから覗くことができたり、その先で横から見ることができたり、グルッと回って来てからトンネルがあったり、その先がタマゴ型のお部屋になってたりと、いろんな場所から断片的に見られるようになってて、すごく面白かった。


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底には大きなハタの仲間たちがじっとしてたり、


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「おおっ!石破茂だ!」って思ったら、50センチくらいある大きなサザナミフグだったり、


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巨大水槽は、海面のほうから光が降り注いでて、海の中を海底のほうから見上げるように作られてるので、独特の浮遊感があって気持ち良かった。それに、遠くから連れてきたお魚とかじゃなくて、どれも目の前の豊後水道にいるお魚たちばかりなので、大分ならではの海中世界が楽しめて、いつまで眺めてても飽きなかった。


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しばらく続いた薄暗い海中世界を抜けると、急に明るくなって、子どもたちの声が聞こえてきた。たくさんの展示に飽き始めた幼児たちを遊ばせるために、ちょうどいい中間地点に広いキッズコーナーが作られてた。タコの形のすべり台やトンネルなど、たくさんの遊具があって、ダダをこね始めた子どもに手を焼いてた若いママさんたちが、ここでホッとひと息ついてた。


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キッズコーナーの先には、「ファインディング・ニモ」で有名になったカクレクマノミなど、熱帯魚の水槽が並んでた。カクレクマノミの水槽の中には人工的に水流が作られてて、それによってカクレクマノミたちがイソギンチャクの中に隠れるようになってた。小さな部分まで、ホントによく考えられてる水族館だ。


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コバルトウミスズメの泳ぐ丸い水槽越しに、通路の向こうの大きな水槽を写してみたら、あたしにしてはなかなかの写真が撮れた。それで、気を良くして先へ進むと、大きな水槽にあたしの大好きなナポレオンフィッシュ、日本で言うところのメガネモチノウオが悠然と泳いでたので、すぐさまケータイを向けてシャッターを押したんだけど、あたしのケータイが「カシャ!」って言った時には、ウメイロモドキの群れ、沖縄で言うところのグルクンの群れが前を横切りやがった(笑)


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でも、何度かトライしてたら、ようやくナポレオンフィッシュを撮ることができた。


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この個体は1メートルくらいのオスだったけど、ナポレオンフィッシュはベラ科の中で世界最大のお魚で、大きなものは2メートルを超える。ちなみに、これまでに確認されてる世界最大のナポレオンフィッシュは、大きさが229センチで重さが191キロ、チェ・ホンマンよりも大きいのだ。もひとつちなみに、ナポレオンフィッシュはキュウセンやコブダイなんかとおんなじで、小さいころはメスだけど、成長するとオスに性転換する。だから、大きなナポレオンフィッシュを見たら、とりあえず「オス」って言っときゃ間違いない(笑)‥‥って、また「ちなみに」を2連発で使っちゃったけど、世界最大のベラの次は、世界最大の淡水魚、ピラルクの水槽だった。


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「地獄めぐり」の「白池地獄」にいたピラルクは、多摩川のライギョと見間違えそうな60センチくらいの個体だったけど、この「うみたまご」のピラルクは2メートル近くあったので、ギリギリで威厳を保ってた。それでも、ピラルクは通常で3メートルまでは普通に成長するし、かつては5メートルを超える超大物も捕獲されてるから、2メートル弱のピラルクなんてまだまだ青二才だ(笑)


‥‥そんなワケで、あたしが紹介してきたのはホンの一部で、実際には、ここまでに、この何十倍もの海水魚と淡水魚を見てきたワケだけど、ここでようやく水族館の華の「海獣コーナー」に突入した。


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室内から見られたプールには、3頭のバンドウイルカと1頭のハナゴンドウが泳いでたので、これがイルカショーをするメンバーみたいだ。この「うみたまご」には、あたしが一番好きなカマイルカはいないんだけど、その代わりに、日本で1頭だけ、ここでしか見られないハセイルカがいる。以前は、千葉の鴨川シーワールドに1頭いたんだけど、そのハセイルカは死んじゃったので、今では「うみたまご」でしか見られない。「ハルカ」と名づけられたメスのハセイルカは、4年ほど前に宮崎の漁師さんの定置網に引っかかり、瀕死の状態だったものを「うみたまご」に運び、獣医さんが付っきりで治療して、何とか命を取り留めたそうだ。


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で、トドを見たり、


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アザラシを見たり、写メは撮らなかったけどラッコを見たりしつつ外に出ると、そこは海獣天国だった!


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海を一望できる大きなブールの岩の上でトドたちがお昼寝してて、


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気持ちよさそうに泳いでるトドもいて、母さんとあたしも外に出た解放感から、自然と深呼吸をした。


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トドのプールの反対側には、ひっそりと小さな小屋があって、何かいるのかと近づいてみたら、コツ​メカワウソのトオルくんだった。


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やたらと可愛いコツ​メカワウソのトオルくんは、ずっと寝てるだけだったけど、母さんは気に入ったらしくて、「カワウソってこんなに可愛かったのね」って言って、しゃがんでずっと見てた。


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トドのプールの先には、何故だか、お魚でもなく海獣でもなく、海とは無関係なフタユビナマケモノがいたので、木の上で怠けてるとこを写メしてみたんだけど、これが実は、さっきのピラルクの水槽の上部だった。つまり、下は水槽でピラルクや他のアマゾンのお魚たちが泳いでて、その水槽の陸地の部分に木が生えてて、上のほうにナマケモノやアマゾンの鳥がいるっていう立体的なシステムになってたのだ。このナマケモノは「ゆめ子」って書いてあったので、女の子なんだろう。


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ナマケモノの先には、働き者のイルカのプールがあった。さっき室内から見たイルカのプールの水面の部分だ。イルカのプールの前は座れるようになってたので、母さんと腰かけて、イルカたちがボールで遊んでるのを眺めてたら、イルカが口でつついて飛ばしたボールがプールの外に飛び出してきた。ボールはあたしたちのほうに転がってきたのて、あたしが拾ってプールに投げ入れると、イルカは上手に口でキャッチした。


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それで、あたしが母さんの隣りに戻って腰を下ろしたら、またボールが転がってきた。あたしは「おいおい!」と思いながらボールを拾いにいき、またプールに投げ入れた。そしたら、イルカは、またまたボールをこっちに飛ばした。どうやら、失敗してボールが外に飛んじゃったんじゃなくて、遊んでほしくてワザと外に飛ばしてるみたいだ。状況を察知した母さんもすぐにやってきて、イルカ→あたし→イルカ→母さん→イルカ‥‥っていうキャッチボールがしばらく続き、イスに座って眺めてたカップルから拍手をされちゃった(笑)


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ここにいたのは、バンドウイルカのササ、クク、ララと、ハナゴンドウの楓(かえで)で、バンドウイルカの名前は、たぶん「サクラ」から付けたんだろう。でも、初めてきたあたしにはイルカの区別がつかず、せっかく仲良く遊ぶことができたイルカが、ササだったのか、ククだったのか、ララだったのかは、分からずじまいだった。


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海に面した屋外水槽の向かいには、


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浅い水槽に小型で大人しいサメやエイが泳いでて、手を入れて触ることができる「タッチコーナー」があったので、あたしは大好きなネコザメを触りまくった。母さんは恐る恐る人差し指でエイを突っついてた(笑)


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案内看板に沿って進んでくと、ペリカンの先にペンギンがいたんだけど、ここのペンギンはへそ曲がりなのか、全員が後ろを向いて知らんぷりをしてた。


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あたしは「生意気なペンギンだな」と思って、横にあったパネルを見ると、ナナナナナント! ペンギンの名前が「光圀」「助さん」「格さん」て書いてあった!黄門さま御一行なら生意気で当然、こっちがハハ~って土下座でもしなきゃ顔を見せてはくれないだろう。


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つーか、パネルをよく見ると、これまた「おいおい!」だった。「光圀」「助さん」「格さん」と、最後の「八兵衛」はいいとしても、その間にある「由美」「かおる」って何だよ!メスが2羽いるなら、1羽を「お銀」にして、もう1羽を別の名前にするべきだろ?よりによって「由美」と「かおる」って‥‥(笑)

その上、さらにパネルをよく見ると、格さんは他の水族館に移動になったって書いてあって、この黄門さま御一行、思いっきりグダグダじゃん!‥‥って、このままペンギンにツッコミを入れてると長くなっちゃうから、そろそろ切り上げるけど、いよいよ本日のメインイベント、セイウチのショーの時間になった。


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‥‥そんなワケで、この日は、夏休みも終わって新学期が始まった平日の昼間だってのに、中には子ども連れの家族もいっぱいいたし、若いカップルもいっぱいいたし、思ってたよりも遥かに混んでた。セイウチのショーも、開始の時間に合わせて行ったら、すでに客席は満席で、一番後ろや左右の手すりのとこも立ち見のお客さんがたくさん並んでた。


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係の人が床にホースで水を撒き、セイウチが歩きやすいようにしてから、飼育員のお兄さんに連れられて、セイウチのぶぶちゃんが登場!


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芸達者なぶぶちゃんは、お兄さんとのコンビネーションもバツグンで、いろんな小ネタを披露していく。そのたびに、たくさんの拍手が湧き起こる。


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母さんとあたしは、全体が見渡せる左の手すりのとこから見てたんだけど、こっちには次に登場するセイウチがそれぞれの担当の飼育係と一緒に控えてて、これが最高に面白かった。


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ステージでお兄さんがぶぶちゃんに拍手させると、控えてるセイウチたちもいっせいに拍手をする。ステージでお兄さんがぶぶちゃんに腹筋をさせると、控えてるトセイウチたちもいっせいに腹筋をする。みんな、自分に対しての指示だと思うのか、はたまたこれもネタなのか、とにかく最高に楽しかった。


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ネタバレになっちゃうから、これは書かないけど、お兄さんとぶぶちゃんの最後のネタが大爆笑で、母さんはお腹をおさえて笑ってた。最後には、控えてたセイウチたちが勢ぞろいして、子どもたちとのタッチコーナー、なかなかのクオリティーのショーだった。


‥‥そんなワケで、セイウチのショーを見た場所の横にもレストランがあったんだけど、ここはワリと本格的なレストランだったので、ちょっと小腹が空いた程度だった母さんとあたしは、1階にある庶民的なほうのレストランでおそばを食べてから外に出た。初めて行った「うみたまご」は、敷地も広いし、設備もいいし、展示もよく練られてるし、今回はイルカショーは見られなかったけどイルカと遊ぶこともできたし、母さんだけでなく、水族館マニアのあたしも大満足だった。近くに住んでたら、絶対に年間パスを買って何度も通うと思った‥‥ってなワケで、まだ午後3時前だったけど、「うみたまご」だけでお腹いっぱいに大満足しちゃった母さんとあたしは、高崎山のお猿さんは次回の楽しみに取っておいて、早めにバスに乗ってホテルへと戻った今日この頃なのだ♪


次の「第四夜」は、誰も想像できないような意外な展開が待ち受けてます!こうご期待!


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