今年の流行語大賞のノミネート50語
毎年、この時期になると、その年の「流行語大賞」にノミネートされた50語が発表されて、12月になると大賞が決定する。で、今年もノミネートされた50語が発表されたんだけど、ザッと見てみたら、例年と同じく、あたしが見たことも聞いたこともない言葉がけっこう混じってた‥‥ってワケで、今日は冒頭から、今年の「流行語大賞」にノミネートされた50語について、1つずつ「あたしが知ってるか、知ってないか」を書いてってみようと思う。良かったら、皆さんもご一緒に、「知らない言葉」「聞いたこともない言葉」の数だけでも数えてみてほしい。
「2014年度の流行語大賞にノミネートされた50語」
1、輝く女性
これは、アレだよね?9月の安倍改造内閣で安倍首相が目玉政策として鳴り物入りで掲げたキャッチフレーズのことだよね?だけど、結局は「女性活用」のための法案をぜんぶ廃案にして、政権延命のための「大義なき解散総選挙」に突っ走っちゃったんだから、いつものように「絵に描いた餅」だったワケだけど(笑)
2、STAP細胞はあります
さすがにこれは知ってるよ。小保方晴子さんのセリフだよね。でも、それなら「STAP細胞はありまーーーす!」って伸ばして「!」を付けるべきだよね。
3、バックビルディング
初めて聞いた言葉で、見たことも聞いたこともない。当然、意味も知らない‥‥ってワケで、今、調べてみたら、積乱雲が連続して発生して豪雨を振らせる現象のことで、広島市の土砂災害の報道などで使われた言葉だそうだ。広島市のニュースは心配でよくチェキしてたけど、この言葉は知らなかった。
4、まさ土
これも何のことだか分からなかった上に、あたしが最初に見た「ノミネート50語」のネット記事には「まさ士」って書いてあったのだ。「まさし?って人の名前なのかな?」って思って、グーグル先生に聞いてみたら、検索トップに「まさ士」という人のツイッターアカウントが表示されたので、どんな人なんだろうと思ってアクセスしてみたら、フォワ―が数十人の一般市民で、有名人でも何でもなかった。だけど、他にはコレと言った検索結果がないので、あたしは不思議に思ってたんだけど、別のネット記事を見たら、「まさ士」じゃなくて「まさ土」になってた。そして、これを調べてみたら、漢字で「真砂土」、花崗岩が風化してできた砂のことで、雨で土砂崩れになりやすい土壌、これも広島市の土砂災害からの言葉だった。
5、トリクルダウン
これは知ってる。アベノミクス信者の御用学者の十八番の言葉だ。ザックリ言えば「裕福層がさらに裕福になれば、そこからこぼれ落ちたお金が貧困層にも回るようになる」っていうお金持ちに都合のいい理論だ。あたしは、庶民を増税して大企業を減税するアベノミクスのことを「まずは俺たち金持ちがもっともっと儲けるから、そしたら俺の財布からこぼれ落ちた小銭をお前ら貧乏人が拾えばいい」という政策だって解説したけど、ようするに、これがトリクルダウンだ。
6、デング熱
これも、もちろん知ってる。今年は西アフリカで致死率の高い「エボラ出血熱」が大流行したから、どうしても「デング熱は大したことない」って風潮が広まっちゃったけど、デング熱でも死亡するケースはあるんだから、来年の夏も気をつけてほしい。
7、ダメよ~ダメダメ
一応、知ってる。ただ、あたしは、テレビのない生活をしてるので、「日本エレキテル連合のダメよ~ダメダメというギャグが流行っている」ということだけは知ってたけど、一度も見たことがなかったため、「連合」という名称から、ずっと「5~6人のお笑いグループ」だと思い込んでた。そして、しばらく前に文化放送「ゴールデンラジオ」にゲスト出演した時も、大勢のメンバーはスタジオに入れないので、メンバーの中から女性2人が代表として出演したんだと思い込んでた。だから、女性2人のコンビだと知ったのは、つい最近だ。そして、未だに見たことがない。
8、2025年問題
これは知ってる。「団塊の世代」と呼ばれる人たちが、2025年には75歳、つまり「後期高齢者」になり、日本は一気に高齢者の割合が多くなる。このまま行くと、2025年からは日本国民の4人に1人が75歳以上になる。65歳以上の「前期高齢者」も入れると、日本国民の3人に1人が「高齢者」になる。つまり、公明党が「100年は安心」と断言した日本の年金制度が破綻するってワケだ。
9、危険ドラッグ
これも知ってる。つーか、よくもまあ、こんなにダサいネーミングを思いつくよね。そのうち「母さん助けて詐欺」と同じ運命をたどりそうな予感がしてる。
10、アイス・バケツ・チャレンジ
もちろん、これはよく知ってる。テレビのないあたしにとって、世の中のこと、世界のことを知る手段はネットとラジオだけだから、こうしたネット発の話題には詳しい。まだ日本に入って来なかったうちから、フェイスブックのマーク・ザッカーバーグやマイクロソフトのビル・ゲイツ、数々のセレブたちが氷水をかぶる動画や画像を見てた。日本では賛否両論あったけど、アメリカらしいっちゃアメリカらしいノリだから、日本人には馴染まない部分もあったと思う。あたし的には、前にもこのブログで紹介したけど、ふかわりょうさんの以下の見解と同じだ。
「バケツの氷水をかぶるキャンペーンに賛否両論あるそうだけど、日本てさ、こういうことがあるたびに必ず賛否両論が起こるよね。僕は、こういうのって、やりたい人はやればいい、やりたくない人はやらなければいい、と思うんだよね。そして、やった人のことを批判しない、やらなかった人のことも批判しない、これでいいと思うんだよね」
11、家事ハラ
これは知らなかった。今、初めて見た。でも、家事に関するハラスメントのことなんだろうと想像はつく。ただ、家事をしない奥さんに対してダンナが暴力をふるうことなのか、鬼嫁が気の弱いダンナに家事を押し付けることなのか、それとも別のパターンなのか、そこまでは分からない。
12、マタハラ
これは知ってるし、何度かは耳にしてる。「マタニティハラスメント」の略で、会社勤めなどの働いている女性が、妊娠したことを上司に報告すると、それを理由に解雇されたり、解雇はされなくても職場で嫌がらせを受けたりすることだ。
13、ありのままで
知りたくなくても、これだけ連呼されると、テレビのないあたしの耳にも、嫌でも入ってくる。「アナと雪の女王」という3Dアニメ映画の主題歌だか劇中歌だかで、松たか子、紗栄子、MayJのうちの誰かか、もしくは複数の人が歌ってるらしい‥‥ってレベルの知識しかない。あたしがこの歌を最後まで聴いたのは、こないだの文化放送の「浜まつり」で、フリーアナの宮崎宣子さんが熱唱した時だけだ。
14、レリゴー
前出の「ありのままで」は邦題で、原題が「レット・イット・ゴー」なので、それを略して、というか、英語バージョンの歌だと「レット・イット・ゴー」の部分が「レリゴー」と聴こえるので、この歌のことを「レリゴー」と言う人もいる、という程度の知識しかない。もしかしたら細部は違ってるかも知れないけど、とりあえず、この言葉は「知ってる」にカウントする。
15、こぴっと
まったく知らない。何のことだかぜんぜん分からない。で、今、調べてみたら、NHKの朝の連続ドラマ「花子とアン」の中で使われた甲州弁で、「こぴっと」というのは「しっかり」とか「きちんと」という意味だそうだ。ようするに、「あまちゃん」の「じぇじぇじぇ!」みたいな感じでノミネートされたんだと思うけど、「花子とアン」という連続ドラマが放送されてたことすら知らなかったあたし的には、それこそ「じぇじぇじぇ!」って感じだ(笑)
16、ごきげんよう
「ごきげんよう」って、小堺一機さんが司会のテレビ番組のことなのかな?それなら知ってるけど、今もやってるのか、今は別の番組を放送してるのかも分からないし、あたしが20代のころからずっと続いてたテレビ番組が、今年になってノミネートされた意味が分からない。もしかして、「笑っていいとも!」みたいに、長年続いて来た番組が終了して、それでノミネートされたのかな?それとも、他に何かの理由があるのかな?もしくは、テレビ番組とは別の何かの「ごきげんよう」なのかな?まったく想像もつかないので、これは「知らなかった」にカウントするしかないな。
17、リトル本田
これも分からない。ぜんぶカタカナだったら、確かホンダのスーパーカブをスマートにしたみたいな原チャリで「リトルホンダ」ってのがあったように記憶してるんだけど、「本田」が漢字だから違うと思うし、何よりも昔の原チャリの名前が今年の流行語にノミネートされる意味が分からない。もしかしたら、「本田」はサッカーの本田選手のことで、「未来の本田選手」と呼ばれてるジュニアチームの選手のことなのかな?う~ん、やっぱり分からないや。
18、J婚
まったく分からない。まさか「女子高生と結婚すること」とか「女子高生の婚活」とかの意味なのか?でも、それだったら「JK」って書くよね?‥‥ってワケで、これは気になったから調べてみたら、「J」は「ジェイ」じゃなくて「じえい」と読むそうで、「じえい婚」、つまり、自衛隊員と合同お見合いをして、自衛隊員の結婚相手を探すことだそうだ。それなら「集団的自衛婚」て言えばいいのに(笑)
19、ゴーストライター
これは分かる。「ゴーストライター」って言葉は昔からあるから、今年の流行語にノミネートされたってことは、これは佐村河内守さんのことだろう。
20、タモロス
この単語を目にするたびに、あたしは大好きだった芦毛の「タマモクロス」を連想しちゃうんだけど、これは、「タモリ・ロス」の略だ。長年続いて来た「笑っていいとも!」が終わってしまい、平日のお昼にテレビをつけてもタモリさんの顔を見られなくなったこと、いつもそこにあったものが、突然、消えてしまったことによる喪失感を「ペット・ロス」みたいな感じで表現した造語で、「あまちゃん」が終わったことによる「あまロス」なんて言葉もあった。
21、マイルドヤンキー
これは、言葉だけならネットとかで何度か目にしたことがあるけど、詳しい意味は分からない。あたしのザックリとした把握だと、ようするに「エグザイルみたいな人たち」のことだと思ってるんだけど、どうなんだろう?ようするに、本物のヤンキー、本物の不良じゃないけど、ヤンキーっぽいファッションや趣味をしてる人たちのことだと認識してるんだけど、それでいいのかな?「知ってる」か「知らなかったか」の判断のために、今、調べてみたら、まあまあ当たってたので、これはちょっとオマケで「知ってた」にカウントする。
22、リベンジポルノ
これは何度もニュースで目にしたから、知ってる。付き合ってた時に撮った彼女のヌード写真やビデオを、別れたあとにネット上にバラ撒いたりして嫌がらせをすることだ。もちろん、男女が逆のパターンもあるだろうし、同性のカップルの場合もあるかもしれない。
23、JKビジネス
これも知ってる。「JK」は「女子高生」のことで、「JKお散歩」のように、女子高生を使った商売の総称だ。
24、絶景
これは分からない。もちろん「絶景」という言葉は知ってるけど、この言葉がどこで何に対して流行したのか、どうして流行語大賞にノミネートされたのか、まったく分からない。念のために「絶景」で検索してみたんだけど、それこそ日本や世界の「絶景」が表示されるだけで、何で流行語大賞にノミネートされたのかは分からなかった。
25、レジェンド
これも「絶景」と同様に分からない。もちろん言葉は知ってるけど、どうして「レジェンド」がノミネートされてるのか、まったく分からない。「レジェンド」と聞いてあたしが思いつくのは、ボブ・マーリィのベストアルバムのタイトルと、ホンダの車くらいだけど、どちらも何年も前からある。
26、ゆづ
これまた分からないし、今度は言葉の意味も分からない、2人組の歌手の「ゆず」は知ってるけど、これは「ず」じゃなくて「づ」だもんね。いったい何のことなんだろう?‥‥ってなワケで、さっそくグーグル先生に聞いてみた。そしたら、この「ゆづ」って、男子フィギュアスケートの羽生結弦選手のことなんだって!男子フィギュアスケートには興味ないけど、そんなあたしでも羽生結弦選手の名前くらいは知ってるよ。「はぶ」じゃなくて「はにゅう」って読むことも知ってるし、「結弦」を「ゆづる」って読むことも知ってる。だけど、まさか「ゆづ」なんてニックネームで呼ばれてたなんて、これはぜんぜん知らなかった。
27、妖怪ウォッチ
もちろん知ってる。GyaOでアニメが無料配信されてたから、話題になった時に1話を観てみたんだけど、あまりにもくだらなくて、あまりにも幼児向けすぎて、すぐに観るのをやめた。だから、あたしが知ってるのは、主人公の男の子が、大きな木の下にあったガチャガチャを回して、オバケみたいなのと出会うシーンまでだ。
28、塩対応
今、初めて見たし、もちろん、まったく分からない‥‥って、そう言えば、ゆうべのTBS「JUNK おぎやはぎのメガネびいき」で、おぎさんが、AKBだか何だかのナントカちゃんとセックスするとアソコから潮を吹くって言ったら、やはぎさんが「おっ?塩対応か?」って言ってたことを思い出した。あたしは内職をしながらナニゲに聴き流してたから、明確には覚えてないんだけど、「おっ?塩対応か?」のあとに「そりゃあ違うだろ」って言って笑ってたから、これはジョークなんだろう。だいたいからして、セックスしてアソコから潮を吹く女性を表わす言葉なんかが流行語大賞にノミネートされるワケがない。だから、これは「知らない」だ。
29、マウンティング(女子)
これも、今、初めて見たし、もちろん意味なんてまったく分からないし、それ以前に「(女子)」ってのは何なんだろう?もしかして、格闘系のスポーツで、それの「女子」ってことなのかな?‥‥ってなワケで調べてみたら、あたしの予想は完全にハズレてた。これって、女性同士が会話したりネット上でやりとりしたりする時に、自分のほうが優位に立つような言い回しをすることなんだって。「マウンティング」というのは、動物とかが自分の強さをアピールして、相手が自分に逆らわないようにする行動のことで、たとえば、鳥が翼を大きく広げて相手を威圧したり、猫が他の猫よりも高い場所を陣取ったりすることだそうだ。そして、この「マウンティング(女子)」というのは、たとえば、すごくスレンダーでスタイルのいい女性に対して、ちょっとポッチャリ体型の女性が「あなたは細くていいわよねえ。あたしなんか胸が大きすぎて服を買う時に困っちゃうのよ」なんて言って、暗に「あんたは胸がないわよね」ってことを刷り込み、会話の上で自分が上位に立とうとすることだそうだ。つーか、こんなメンドクサイヤ人なことが、ホントに流行ってるの?
30、こじらせ女子
これも知らないし、この言葉を目にした記憶もないけど、何かにつけて問題をこじられる女子のことなんだろうな?‥‥っていう推測はできる。でも、ぜんぜん知らなかった言葉なので、ここでは「知らなかった」にカウントする。
31、女装子
これは知ってる。女装するのが趣味の男の子ことで、「男の娘(こ)」っていう呼び方があることも知ってる。ただ、どうしてこれが今年の流行語大賞にノミネートされたのかが分からない。女装が趣味の男の子なんて昔からいるし、今年になって、突然、女装が流行したなんて話も聞かないし、何でノミネートされたんだろう?たとえば、「男の娘」って言葉がノミネートされたのなら分かるけど、う~ん、何でだろう?言葉は知ってても、何でノミネートされたのかが分からないから、「絶景」や「レジェンド」と同じく、これは「知らなかった」にカウントするしかないだろう。
32、号泣会見
これなら分かるし、これが分からない人はほとんどいないだろう。もちろん、兵庫県議だった野々村竜太郎氏のことだ。犯した罪は重いけど、たった数分の映像で、全世界を大爆笑させた功績は大きい。多くのお笑い芸人が、野々村氏のことを羨ましがり、悔しがってた。おぎやはぎの2人なんて、「野々村さんにぜんぶ持ってかれちゃったよ~」って嘆いてた(笑)
33、セクハラやじ
これも分かる。これは、東京都議の塩村文夏氏だ。もちろん、塩村氏が「セクハラやじ」を言ったのではなく、自民党の鈴木章浩都議から言われたのだ。他にも複数の男性都議から「セクハラやじ」が飛び、この問題によって、日本の「やじは議会の華」という悪しき伝統が見直されるキッカケになった。
34、集団的自衛権
もちろん、これも分かる。日本の首相が日本国憲法の解釈を180度変更するのに、国民投票も行なわずに、自分の身内だけの閣議決定で変更してしまうという暴挙を働き、日本の民主主義に泥を塗ったことは、後世まで「自民党の最大汚点」として語り継がれて行くだろう。
35、限定容認
これは前出の「集団的自衛権」に付随する言葉で、つまりは詭弁のために使われたワケだ。「集団的自衛権の行使を容認する」と言ったら問題になるが、「集団的自衛権の行使を限定容認する」と言えば、いつでも言い逃れができる。「消防署から来た」と言って消火器を売りつけたら問題になるが、「消防署のほうから来た」と言えば、いつでも言い逃れができる。これが自民党の常套手段だ。
36、積極的平和主義
これまた「集団的自衛権」に付随して出て来た言葉だけど、5月15日の記者会見で、紙芝居みたいパネルを使って熱弁した安倍首相のパフォーマンスは、ホントにツッコミどころが満載で、あたしはお腹がいっぱいになっちゃった。とりわけ、開いた口からエクトプラズムが出て来て幽体離脱しちゃいそうになったのが、この「積極的平和主義」という表現だ。日本に攻撃を仕掛けて来そうな国を見つけたら、こっちから先に相手の国に軍隊を送り込んで、相手が攻撃を開始する前にボコボコにしちまえ!って、これを「積極的平和主義」って、これこそ「ものは言いよう」の極致だと思った。
37、勝てない相手はもういない
これは知ってる。男子テニスの錦織圭選手が、夏の全米オープンの時に言った言葉だ。その後も、錦織選手は素晴らしい活躍で、ついにシングルスのワールドランキングを5位まで上げた。
38、カープ女子
広島カープのファンの女子のことだ。今シーズン、広島カープは調子が良かったので、ナニゲに女子のファンが急増して、それも可愛い女の子が多いと言うことで、けっこう注目された。ちなみに、他のチームの女子のファンの呼び名は、読売ジャイアンツが「ジャイ子」や「G女」、阪神タイガースが「トラ子」や「トラ姫」や「トラ女」、横浜ベイスターズが「ハマっ娘」や「ベイガール」、中日ドラゴンズが「竜子」や「ドラミ」、ヤクルトスワローズが「ヤクルトレディー」、オリックスバファローズが「オリ姫」、ソフトバンクホークスが「鷹ガール」、ロッテマリーンズが「ロッテ女子」、西武ライオンズが「西武女子」、楽天ゴールデンイーグルスが「楽天女子」‥‥って、この辺まで来ると芸がないんだけど、あたしの応援してる日本ハムファイターズは「ハム子」、そして、この「ハ」と「ム」を組み合わせて「公子」、やった~!あたしと同じ「キミコ」だ~!(笑)
39、ワンオペ
これも分かる。「ワン・オペレーション」の略で、「すき家」で問題になったけど、飲食店やコンビニなどのバイトを1人でこなすこと。
40、ハーフハーフ
これも分かる。女子フィギュアの浅田真央ちゃんが、会見で記者から現役を続けるかどうかを聞かれた時に答えたセリフだ。たぶん「フィフティ・フィフティ」って言いたかったんだろうけど、真央ちゃんらしくて可愛かったから、あえてツッコミはしない(笑)
41、消滅可能性都市
これまた分かる。調子いいぞ、あたし(笑)‥‥ってなワケで、掛け声だけの「少子化対策」で、人口減少に歯止めが掛からない日本では、このまま進むと、将来的に住民がいなくなって消滅してしまう可能性がある自治体がたくさんある。今年の春ごろに話題になって、ニュースでも報じられてたけど、特に「東京都の豊島区が消滅してしまう」という報道を覚えてる人も多いと思う。今、調べてみたら、全国に896もの「消滅可能性都市」があるそうだ。896すべてを書くことはできないので、東京都だけを挙げてみるけど、豊島区、日の出町、檜原村、奥多摩町、大島町、利島村、新島村、神津島村、御蔵島村、八丈町、青ヶ島村の11自治体だ。このまま行くと、伊豆七島のほとんどが無人島になっちゃうね。
42、壁ドン
これも知ってる。壁際に立ってる女性に対して、男性が女性をはさむように両手を壁にドンと突いて、耳元で何かラブリーな言葉を囁いたりするのがベーシックなパターンで、BL的には男性同士だったり、いろんなパターンもあるけど、基本、大柄な人が小柄な人に対して行なわないと絵にならない。壁際に立ってる大林素子さんに対して、なべやかんさんが壁ドンしても笑いしか取れないだろう。ちなみに、あたしが誰かに壁ドンされたら、たぶん反射的に股間を膝で蹴り上げちゃうと思うので、あたしにはやらないほうがいい(笑)
43、ミドリムシ
「ミドリムシ」は知ってるけど、これが何でノミネートされてるのかが分からない。もしかしたら、あたしの知ってる「ミドリムシ」とは別のものなのかも知れないけど、まったく分からない。だから、これは「絶景」や「レジェンド」や「女装子」と同じで、「知らなかった」にカウントする。
44、壊憲記念日
これは初めて聞いた言葉だ。たぶん、安倍首相が憲法解釈を強引に変えたことを皮肉った造語なんだろうけど、あたしは初めて見た。
45、イスラム国
これは、知らない人はほとんどいないだろう。もともとは「イラクとシャームのイスラム国 (Islamic State in Iraq and al-Sham)」を名乗り、頭文字から「ISIS」と呼ばれてたけど、今年の6月29日、最高指導者が「これからはイスラム国(Islamic State)と名乗る」と宣言した。そのため、宣言通りに「イスラム国」と表記するケースもあるけど、イスラム圏の国々の人たちから批判が出ているため、今でも「ISIS」と表記しているケースもあり、現在は表記が混在している。
46、雨傘革命
これも分かる。香港の民主化デモの象徴の1つだ。もともとは警官隊の投げる催涙ガスを防ぐために雨傘を使ったのが始まりだけど、そのうち、雨の日には警官隊に雨傘を差し出したり、雨傘にメッセージを書いて広げたり、いろいろな使われ方をするようになり、「アンブレラ・レボリューション」という言葉が生まれた。「雨傘革命」は、それを直訳したものだ。
47、昼顔
これは分からない。まさかストレートにお花の「昼顔」のことじゃないよね?‥‥ってなワケで、またまたグーグル先生に聞いてみたんだけど、トップに表示されたのが「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」というフジテレビのドラマだった。こんなの聞いたことないけど、検索のトップに表示されるってことは、それなりにヒットしたのかな?つーか、トップだけじゃなくて、次も次も次も次も、このドラマが検索結果に並んでるから、きっと、このドラマのことなんだろう。とりあえず、「花子とアン」もまったく知らなかったし、この「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」もまったく知らなかったし、テレビ関係はダメだ、あたし。
48、塩レモン
う~ん、これも分からない。いったい何なんだろう?まさかレモンにお塩をつけて食べるとは思えないし、それとも、レモンを絞って、お砂糖の代わりにお塩を入れて、それをミネラルウォーターとか炭酸水とかで割って飲む健康法?‥‥ってなワケで、連続してグーグル先生に助けてもらったら、切ったレモンをお塩に漬け込むもの‥‥ってことだけは分かった。でも、それをどうするのかな?特に興味はないから、これ以上は調べなくていいや。
49、ビットコイン
やっと知ってるのが来た!これはネット上の仮想通貨のことで、「何十億円が消えてしまった!」とか「とても便利!」とか、いろんな声があるけど、あたしにはまったく関係ない。あたしの動物的本能が「ウサン臭い」と言ってるから、死ぬまで関わる気はない。「ウサン臭い」と感じたものに関わらなければ、儲かることもない代わりに、絶対に損をすることもないからだ。
50、エボラ出血熱
何で最後の50番目が「エボラ出血熱」なんだよ!これをノミネートするのなら、ずっと前の「デング熱」の次に書けよ!「集団的自衛権」のとことかは同じジャンルのものが並んでたのに、何でこれだけジャンルを無視して最後に持って来るんだよ!まさか「感染が恐くて隔離した」とかなのか?‥‥ってなワケで、何とか50語、すべてにコメントを付けたり、ツッコミを入れたり、疑問を呈したりしつつ、フルマラソンを走りきることができた!
‥‥そんなワケで、今年の「流行語大賞」にノミネートされた50語のうち、あたしが知らなかったもの、言葉は知ってても何でノミネートされたのか理由が分からなかったものは、合計18語だった。去年は半分以上も分からなかったから、少しは進歩したようだ。でも、このノミネートを伝えてるネット記事の見出しが「流行語大賞「ダメよ~ダメダメ」など50語が出そろう」だったので、見出しにもなるくらいだから「ダメよ~ダメダメ」が有力候補なんだろうけど、その「ダメよ~ダメダメ」を一度も見たことがなくて、唯一、ラジオで聴いた時にも何が面白いのか理解できなかったあたしは、やっぱり、世の中の「流行」とは無縁の生活をしてるんだと再確認した今日この頃なのだ。
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