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2014.11.06

お知らせです♪

「世界の三大美女」と言えば、昔から「クレオパトラ」と「楊貴妃」と「きっこ」って決まってるけど、「スペインの三大祭り」と言えば、3月中旬の「バレンシアの火祭り」、4月後半の「セビリアの春祭り」、そして、7月の「サン・フェルミン祭」だ。「サン・フェルミン祭」と聞いて、ピンと来なかった人でも、「牛追い祭り」と聞けば「ああ、アレか!」って思うだろう。今では毎年100万人もの人たちが集まる大きなお祭りで、その起源は12世紀初頭の「サンシエロ(牛追い)」だと言われてるから、900年もの歴史があるワケだ。

たしか、「世界の果てまでイッテQ」で宮川大輔さんが行ってたと思うけど、「水曜どうでしょう」では、スペインの「牛追い祭り」に行くつもりだった大泉洋さんは、西表島で「虫追い祭り」を開催させられるハメになった‥‥なんてのも織り込みつつ、今でこそ、こんなファーイーストの島国のあたしたちでさえも、その多くが認識してるスペインの「牛追い祭り」だけど、今から100年ほど前には、まだ英語圏の人たちにも、ほとんど知られてなかった。

で、このスペインの「牛追い祭り」が英語圏の人たちにも広く知られるようになったのが、1926年に出版されてベストセラーになった、アーネスト・ヘミングウェイの小説「日はまた昇る」だ。1957年には、タイロン・パワーの主演で映画化もされてるので、小説を読んでなくても映画は観たことがあるって人もいると思うけど、青春時代に第一次世界大戦を体験した人たちの戦後、「ロスト・ジェネレーション」を描いた秀作だ‥‥ってなワケで、前置きはここまでにして、まずは、6分間のWEBドラマを観てほしい。

これは、東芝EXCERIA(TH)プレゼンツの『フィエスタ-SDカードが記憶を呼び覚ます-』というドラマの第1話だ。とても美しい映像なので、動画をスタートさせたら、画面右下の「全画面」をクリックして、大きな画面で観てほしい。



(※こちらは東芝のプロモーションです)


‥‥そんなワケで、最初はワクワクする「牛追い祭り」の前夜の話だと思ってたら、意外な展開で、ちょっと感動でウルウルしちゃう方向に車線変更しそうな予感がして来た。で、早く続きが観たいと思うのも人情だけど、そこは痒いとこに猫の手が届く「きっこのブログ」だから、SDカードの宣伝のエントリーとは言え、ちゃんと続編をご案内しちゃう。以下のリンクにアクセスすれば、1話から最終の5話まで、すべて無料で観ることができるし、主役のナレーションを担当した遠藤憲一さんと脚本を書いたロバート・ハリスさんの対談も読める。

正直、あたしはマジで感動しちゃったので、1話を観て続きに興味を持った人は、期待を裏切らないどころか、期待の何倍も応えてくれると思うので、ぜひ続編を最後まで観てほしい。


「1話~5話」
http://www.exceria.info/drama/

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