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2016.05.30

消費税増税の再延期はアベノミクスの失敗を意味する

5月26日付の仏ルモンド紙の経済面に、こんな見出しが躍った。


「L’alarmisme de Shinzo Abe surprend le G7」


「L’alarmisme」は「デマ」とか「人騒がせ」という意味なので、「人騒がせな安倍晋三がG7を驚かせた」という意味になる。そして、この見出しの下には、伊勢志摩サミットで円卓を囲む各国首脳の写真が掲載されてた。で、記事の内容はと言うと、ザックリと、次のようなことが書かれている。


「5月26日(木)、日本の伊勢志摩で開催しているG7によるサミットで、議長をつとめる日本の安倍晋三首相が『世界経済の現状は2008年のリーマンショック前の状況だ』という悲観的で人騒がせな発言で、出席していた各国の首脳らを驚かせた」


そして、翌27日の英フィナンシャルタイムズ紙は、この安倍首相の発言について、次のように解説した。


「伊勢志摩サミットで議長の安倍晋三首相が『世界経済の現状は2008年のリーマンショック前の状況だ』と連呼したのは、消費税増税を再延期しないと政権が維持できない安倍晋三首相が、消費税増税を再延期するための理由として放った布石だ」


ようするに、これまで何度も「大震災やリーマンショック級の経済危機が訪れない限り、消費税の再増税は予定通りに行なう」と繰り返してきた安倍首相としては、G7の場で「今はリーマンショック前の状況だ」と言い散らかすことで、消費税増税を再延期するための布石を打ちつつ、うまいことEUの首脳たちを騙して財政出動さられれば御の字だ。さらには、自分が先に消費税増税の再延期を宣言することで、これを参院選の争点にさせないという、二重、三重の姑息な思惑のために、安倍首相は世界が失笑する幼稚な茶番劇を演じたというワケだ。

安倍首相にしても、ホントなら、アベノミクスが成功して、世の中の景気が回復して、予定通りに再増税をしたかったのだろう。でも、安倍首相が鳴り物入りで「アベノミクス」の看板を掲げてからと言うもの、円安の進行で食品や日用品などの生活に密着した物の価格が次々と値上げになるだけで、給料なんてぜんぜん増えやしない。何よりも「20カ月連続で実質賃金がマイナス」という現実がすべてを物語っているだろう。

ここまで政策が破綻しているのに、それでも口が裂けても「アベノミクスは失敗した」とは言えない安倍首相。しかし、すでに1年も前から、欧米の大半のメディアは「アベノミクスは失敗に終わった」とか「アベノミクスは完全に行き詰った」とかって報じてる。あたしの周りでもネットでも「アベノミクスのお陰で給料が上がった」とか「アベノミクスのお陰で生活が楽になった」なんて言ってる人には、未だかつて1人としてお目に掛かったことがない。農家のおじさんも、商店のおばちゃんも、タクシーの運転手さんも、みんな口をそろえて「安倍政権になってから生活が苦しくなった」と言ってる今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、2014年4月1日、それまで5%だった消費税は8%に引き上げられたワケだけど、この時、安倍首相は「増税後に一時的に消費が落ち込んでも、すぐにV字回復する」と断言した。しかし、増税直後の2014年4-6月期を過ぎ、V字回復するハズの7-9月期には、消費だけでなく、GDPから実質賃金に至るまで、ありとあらゆる面で前期より悪化してしまい、景気後退に拍車が掛かってしまった。

この時、当時の経済再生担当大臣だった甘利明は何と言ったのか?覚えてる人は少ないと思うので、ここでもう一度、声を大にして繰り返しておくけど、甘利明は、この年の10月の会見で、「今夏は天候不順だったのでGDPが下がった」とノタマッたのだ。はあ?自分たちの経済政策の失敗を、こともあろうに、お天気のせいにするのか?‥‥って、あたしは開いた口からエクトプラズムが出て来て幽体離脱しちゃいそうになったことをよく覚えてる。

で、この甘利明の噴飯モノの会見の約1カ月後の11月18日、安倍晋三首相は、2015年10月に決まっていた消費税の10%への引き上げを、2017年4月まで18カ月も延期すると発表した。そして、この決定についての是非を問うために、衆議院を解散して12月に総選挙を行なったワケだけど、この再増税の延期を発表した会見で安倍首相が言ったのが、次の言葉だ。


「来年10月の引き上げを18カ月延期し、そして18カ月後、さらに延期するのではないかといった声があります。再び延期することはない。ここで皆さんにはっきりとそう断言いたします。平成29年4月の引き上げについては、景気判断条項を付すことなく確実に実施いたします。3年間、3本の矢をさらに前に進めることにより、必ずやその経済状況をつくり出すことができる。私はそう決意しています」


ようするに、今回は延期するが、それを再び延期することはないと言ったのだ。それも、「景気判断条項を付すことなく確実に実施いたします」とまで断言してるし、さらには「アベノミクスによって景気を良くする」という意味のことも断言してる。でも、この数カ月後、野党から「絶対に延期はないのか?」と質疑されると、安倍首相は「大震災やリーマンショック級の経済危機が訪れない限り」という枕詞を使い始めた。はあ?「景気判断条項を付すことなく確実に実施いたします」って、またお得意のホラだったの?

ま、この人は昔から「何の根拠もなく、できもしないことをペラペラ垂れ流す」というのが持ち味なので、今さら驚かないけど、仮にも総理大臣なんだから、全国民に向けての会見で述べたこと、それも「断言いたします」だの「確実に実行いたします」だのとまで言って、それを理由に700億円以上もの国費を使って選挙まで行なったのだから、発言内容を変更するなら、国民に対してキチンと説明責任を果たすべきだろう。TPPの時もそうだったけど、選挙の前には大きなことを言い、選挙が終わったとたんに少しずつ表現を変えて行き、いつの間にか正反対の内容になってるってのは、どう見たって詐欺でありペテンだろう。

つーか、「アベノミクスの3本の矢を進めて、予定通りに消費税を再増税できる経済状況をつくり出す」と断言したんだから、もしも予定通りに再増税ができなかった場合は、つまりは「アベノミクスは失敗した」ということになるよね。何しろ、世界経済のGDP成長率はずっと右肩上がりで、リーマンショック級の状況なんてぜんぜん起こってないのに、安倍政権になってからの日本のGDP成長率だけが横ばいで、実質賃金は下がり続けてるんだから。


‥‥そんなワケで、2014年4月の消費税増税で、実際に生活が苦しくなったのはあたしたち庶民だけど、当初、「消費はV字回復する」とドヤ顔で連呼してた安倍首相こそが、誰よりも、この増税を「失敗した」と感じてるハズだ。それは、増税から2年が過ぎても、未だにV字回復どころか、景気は完全に横ばいの「足踏み状態」を続けてるからだ。内閣府の発表するGDPの速報値などでは、ナニゲに景気が回復してるように錯覚しちゃうけど、前回のブログで指摘したように、安倍政権になってからというもの、内閣府のGDPの発表は比較形式が変わり、庶民の実感とは正反対の数字が並ぶようになったからだ。

経済成長の指針となる日本のGDP成長率は、リーマンショックの起こった2008年がマイナス1.0%、2009年がマイナス5.5%とマイナスが続いたが、民主党政権に代わって初めての2010年はプラス4.7%と大きく成長した。そして、東日本大震災と原発事故が起こった2011年にはマイナス0.5%に下がったが、翌2012年にはプラス1.7%に戻した。そして、現在の安倍政権に代わってからは、2013年がプラス1.4%、2014年がマイナス0.0%、2015年がプラス0.5%、2016年の予測値が0.5%と、一度たりとも民主党政権時の数値には戻っていない。安倍政権に代わってからの日本のGDPの推移を見れば、小学生でも「アベノミクス」が成功したのか失敗したのかぐらい分かるだろう。

一方、世界経済のGDP成長率は、リーマンショックの起こった2008年がプラス3.0%、2009年がマイナス0.1%、2010年がプラス5.4%、2011年がプラス4.2%、2012年がプラス3.5%、2013年がプラス3.3%、2014年がプラス3.4%、2015年がプラス3.1%、2016年の予測値がプラス3.2%と、リーマンショックの翌年以外は、ずっと右肩上がりに推移している。
こんな状況なのに、G7の首脳たちに「世界経済の現状は2008年のリーマンショック前の状況だ」などと吹聴しても、完全に「寝耳に水」だろうし、[お前、オツム大丈夫か?]と心配されるのがオチだろう。そして、各国の新聞に「安倍晋三のデマがG7を驚かせた」とか「人騒がせな安倍晋三がG7を驚かせた」などと報じられてしまうのが関の山だ。

ま、安倍首相としては、G7の首脳たちが「世界経済の現状は2008年のリーマンショック前の状況だ」という説明を鵜呑みにしてくれて、G7が足並みそろえて財政出動をしてくれれば、日本の景気回復の後押しにもなるし、何よりも「アベノミクス」の足を引っ張ることウケアイの消費税再増税を再延期するイイワケにもなるから、ここ一番の三文芝居をうったんだろう。だけど残念なことに、サミットに集まっていたのは、全員が安倍首相よりも遥かに経済に長けている本物の首脳たちだった。こんなペテンを鵜呑みにするワケがない。

当然、「カネをバラ撒いて景気回復の足掛かりにする」という自民党政権の伝統芸、つまり、「未来の人たちに借金を背負わせて今の自分たちだけが楽をする」という無責任な政策などにも、マトモな国家のトップたちがホイホイと乗ってくるワケがない。結局、安倍首相は、ドイツのメルケル首相、フランスのオランド大統領、イギリスのキャメロン首相たちから、「財政出動より構造改革のほうが必要だ」とたしなめられてしまった。

表面だけを取り繕って景気が回復したように見せかける「アベノミクス」というペテンは、所詮は「その場しのぎ」であって、穿った見方をすれば「選挙のための支持率稼ぎ」であり「政権維持のための時間稼ぎ」でしかない。しかし、ホントに自分の国の経済をより良くしようと考えている首脳たちは、そんな無駄なことよりも、抜本的な構造改革を行ない、自分が首相や大統領を退いた後も安定した経済が続くことを望んでいるのだ。


‥‥そんなワケで、今回の伊勢志摩サミットでは、世界各国から集まった報道記者たちのために、とても立派なメディアセンターが用意されたが、驚いたことに、たった2日間のために建てられたメディアセンターの建設費は29億円だという。そして、サミット終了後は、10日間だけ一般公開してから、3億円も掛けて解体してしまうという。ちなみに、昨年開催されたドイツでのサミットでは、既存のオリンピック会場がメディアセンターとして利用された。この点を比較しただけでも、安倍首相とメルケル首相の違いが分かるし、国の借金を増やし続ける日本と、国の借金を返して財政を黒字化したドイツとの違いが分かると思う今日この頃なのだ。


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2016.05.18

GDPマイナス成長がプラス成長に変わってしまう安倍政権イリュージョン

今日18日、新聞各紙はいっせいに、2016年1~3月期の国内総生産(GDP)速報値を発表し、テレビやラジオもそれに続いた。でも、これは「大本営発表」だから、どの新聞もテレビもラジオも、まったく同じ内容だった。もちろん、内閣府の発表した数字に関しては、まったく同じで当然だけど、その数字に対する感想や状況分析までもが、どの媒体の報道も一字一句同じで、以下のものだった。


「内閣府は18日、2016年1~3月期の国内総生産(GDP)速報値を発表した。物価変動の影響を除いた実質GDPは、前期(15年10~12月期)と比べて0.4%増と、2四半期ぶりにプラスに転じた。この成長のペースが1年間続くと仮定した年率換算では1.7%増だった。ただ、うるう年で個人消費などが1日分増える押し上げ効果が年率換算で1%程度、含まれるとみられ、それを除いた成長率は年率換算で0%台後半にとどまる。景気回復の足取りは依然として鈍い。安倍首相は今回のGDPの結果や主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)の議論を踏まえて消費増税を予定通り実施するかを決める方針で、判断が注目される。」


いや~、またまた出ましたね。安倍政権のペテンが。欧米の各メディアは半年以上も前から「アベノミクスは失敗に終わった」とか「アベノミクスは行き詰った」と報じているのに、安倍晋三首相だけは未だに「アベノミクスは成功した」だの「景気は7割方回復した」だの「デフレから脱却しつつある」だのと現実とは正反対のことを言い続けているから、意地でも景気が上向きのような演出をしなきゃならない。それが、このトンチンカンなペテン報道だ。

だって、安倍政権になるまでは、こうしたGDPの速報値や修正値ってのは、「前年の同期」と比較してたんだよ。つまり、今回の「2016年1~3月期」のGDPなら、1年前の「2015年1~3月期」のGDPと比較して、前年よりもプラスになったかマイナスになったかを発表していた。そして、現在の景気が上向きなのか下向きなのかを判断していた。

だけど、安倍政権になり、アベノミクスの掛け声があがってからは、なぜだか「前年の同期」じゃなくて「前期」と比較する方式に変わっちゃった。「4~6月期」を前期の「1~3月期」と比較したり、「10~12月期」を前期の「7~9月期」と比較する方式に変わっちゃった。こんな方式じゃ正確な景気の動向なんて分かるワケないけど、正確な景気の動向を国民に知られたくない安倍政権としては、間違っても「前年の同期」と比較した数値なんて発表できやしない。

事実、今回の報道では「前期(15年10~12月期)と比べて0・4%増と、2四半期ぶりにプラスに転じた」なんて公言して、あたかも景気が良くなったふうに演出しているけど、その前期である「2015年10~12月期」のGDPの速報値を見てみると、次のようになっている。


「内閣府が15日発表した2015年10~12月期の国内総生産(GDP)速報値は、物価変動の影響を除く実質で前期比0.4%減、年率換算では1.4%減だった。15年7~9月期(年率換算で1.3%増)から下振れし、2四半期ぶりのマイナス成長に転じた」


これを読めば分かるように、前期が「0.4%のマイナス」で、今期が「0.4%のプラス」なんだから、前期に落ち込んだぶんが戻っただけの話で、プラスになったワケじゃない。そして、正確な景気の動向を知るために、前年の同期である「2015年1~3月期」を見てみよう。


「内閣府が20日発表した2015年1~3月期の国内総生産(GDP)速報値は、物価変動の影響を除いた実質で前期比0.6%増、年率換算では2.4%増だった。また、名目GDPの成長率は1.9%、年率換算では7.7%となった。プラスは2四半期連続で、14年10~12月期(年率換算で1.1%増)から伸び率が拡大した」


1年前の今期は、今より遥かに景気が上向きだったことが分かる。そして、前年の同期と比較する本来の方式で今回の数字を見てみると、「0.4%のプラス」ではなく、完全に「マイナス」になってしまう。「景気回復の足取りは鈍い」とか「景気回復は足踏み状態」とかじゃなくて、どんどん後退しているのだ。それなのに、安倍晋三首相は、今日の「0.4%のプラス」という報道を取り上げて、「GDPがプラスになったということは、アベノミクスによる景気回復が進んでいるということだ」などとノタマッた。

ホントはGDPがマイナスだと知っているクセに、口が裂けても「アベノミクスは失敗した」とは言えないから、「前期と比較する」などというイカサマまで使って、「虚構のプラス」を演出しているのだ。実際には景気は後退しているのに、こんな数字のペテンまで駆使して前へ進んでいるフリを続けている安倍政権。まるで、マイケル・ジャクソンのムーンウォークのようだと思った今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、2012年12月に自民党が政権に返り咲いて、安倍晋三首相が真っ先に行なったことは、NHKの会長の首のスゲ替えだった。何でも自分の言う通りに動く籾井勝人という子分をNHKの会長にしたのだ。就任直後から問題発言の絶えない籾井勝人会長だけど、何よりも「政府が右と言うものを左と言うわけにはいかない」という就任直後の発言が、この人物の本質を物語っている。

そして、安倍晋三首相自らが、新聞社やテレビ局のトップたちと会食やゴルフを繰り返す一方で、気に入らない報道をしたテレビ局を呼びつけて恫喝まがいのことをしたり、高市早苗総務相に「電波停止発言」をさせたり、若手議員に「スポンサーを下ろさせろ」などと発言させている。前者が「飴」なら、後者は「ムチ」だろう。

こうして、飴とムチを使い分けながら、マスコミを懐柔し、安倍政権にとって都合のいいことばかりを報道させる。今日のGDPの速報値にしても、まずは「消費税の再増税は見送りか」なんてニュースを観測気球として報じさせ、その次に「消費税の再増税について公明党の山口代表と会談」と報じさせ、それから「GDPの速報値を見て最終判断する」と報じさせ、タップリとエサを撒いてから、本来は「マイナス」だったのに、それをペテンで「プラス」に変えたをイカサマGDP速報値を大々的に報じさせる。

そして、安倍晋三首相は、この報道を受けて、「GDPがプラスになったということは、アベノミクスによる景気回復が進んでいるということだ」などとドヤ顔で抜かしたのだ。まさに、飼い慣らしたマスコミに「火の輪くぐり」などの芸をさせ、それを観客に見せて拍手喝采を浴びようとしている猛獣使いのようで、安倍政権とマスコミとの一心同体ぶりがよく分かる。


‥‥そんなワケで、今年の4月20日、国際NGO「国境なき記者団」は、2016年の「報道の自由度ランキング」を発表したけど、対象の180カ国のうち、日本は前年の61位から11ポイントも下がって72位という恥ずかしい結果になった。これは、先進国の中では最低で、韓国よりも下だ。ちなみに、日本の「報道の自由度」の推移は、民主党政権時の2010年には11位だったのに、安倍政権になったトタンに、59位→61位→72位と、景気と同じくマイナスを続けている。

「国境なき記者団」の調査によると、日本のマスコミには政府の圧力による自主規制のムードが蔓延していて、メディアとしての独立性が損なわれているそうだ。そして、その中でも、「とりわけ安倍首相に対して自主規制が働いている」と分析している。

また、日本の「報道・表現の自由度」を調査するために来日した国連の特別報告者であるアメリカのデービッド・ケイ教授は、「日本では特定秘密保護法と政府の圧力がメディアの自己検閲を生み出している」と分析し、「日本の報道の独立性は重大な脅威に直面している」として、メディアの独立性保護や国民の知る権利促進のための対策を講じるように日本政府に求めた。

デービッド・ケイ教授は、4月11日から19日までの滞在期間中、政府職員、国会議員、ジャーナリスト、NGO職員など、多くの人たちに聞き取り調査をした結果として、「日本ではジャーナリストの多くが政治家からの間接的圧力で仕事を外され沈黙を強いられたと訴えている」と報告した。そして、「電波停止発言」の真意を知るために、高市早苗総務相に対して来日前にも来日後にも面会を申し込んだが、一貫して拒否されたとも報告した。


‥‥そんなワケで、今の安倍政権に代名詞をつけるとしたら、「独裁政権」でも「ペテン師政権」でも「嘘つき政権」でも「デタラメ政権」でも「戦争大好き政権」でも「ネトウヨ政権」でも何でもいいんだけど、ひとつだけハッキリしていることは、「マスコミ操作政権」だということだ。「飴とムチ」でマスコミを飼い慣らし、安倍政権にとって都合のいい大本営発表だけでなく、数字のトリックでGDPのマイナス成長を正反対のプラス成長に見せかけるというイリュージョンや、盛りに盛った世論調査の内閣支持率まで披露しているのだから、もうバカバカしくて新聞など読む気も起こらなくなる。そして、こんな幼稚なペテンに騙されて、安倍政権などを支持している人が少なからずいることが、さらにあたしを呆れさせる今日この頃なのだ。


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2016.05.17

思い込みとダブルミーニング

5月1日に開催された春の天皇賞は、北島三郎さんの持ち馬のキタサンブラックが優勝した。去年の菊花賞に続いてG1は2勝目で、菊花賞の時と同様に、北島三郎さんは『まつり』を歌って喜びを表わした。今回は武豊ジョッキーが騎乗したので、「祭りだ~祭りだ~祭りだ~祭りだ~キタサン祭りだ~~今日は豊さんと~祭りだよ~~♪」と歌っていた。

北島三郎さんは79歳、今年で80歳になる。あたしが生まれた時には、北島三郎さんはすでに大スターで、特にファンでもないあたしでも、小学生のころには『函館の女』や『与作』のメインの部分ならソラで歌うことができたほどだ。これは、多くの人が同じだと思う。『まつり』を全部歌うことはできなくても、「祭りだ~祭りだ~祭りだ~祭りだ~♪」の部分なら多くの人が知っていると思うし、『与作』を全部歌うことはできなくても、「与作は木を伐る~ヘイヘイホ~ヘイヘイホ~♪」の部分なら多くの人が知っていると思う。

そして、あたしが生まれる前から歌われていた『函館の女』にしても、「女」と書いて「ひと」と読むことも知っているし、「は~るばる来たぜ函館~~さ~かまく波を乗り越えて~~♪」の部分なら多くの人が歌えると思うし、あたしも子どものころから歌うことができた。

それなのに、嗚呼それなのに、それなのに‥‥ってなワケで、あたしは子どものころから、ずっと「は~るばる来たぜ函館~~さ~かまく波を乗り越えて~~♪」と歌って来たのに、これは間違いだったのだ!「は~るばる来たぜ函館~~」じゃなくて、正しくは「は~るばる来たぜ函館へ~~」だったのだ!

こないだ、文化放送『くにまるジャパン』の中の「氷川きよし節」で、氷川きよしさんがカバーした『函館の女』を紹介した時に、パートナーの寺島尚正アナが「私はずっと「函館~」だと思っていたのですが、きよし君の歌を聴いて「函館へ~」だったのだと知りました」と言っていた。あたしは「ええっ!」と驚き、すぐにネットで歌詞を調べたら、ホントに「函館へ~」になっていたのだ!あたしは、北島三郎さんの歌を聴いて、「函館へ~~」と歌っているんじゃなくて、「はこだてぇ~~」ってふうに、「て」が伸びているんだと思い込んでいたのだ!40年間も!

だけど、この「函館へ~」を「函館~」だと思い込んでいた人は、あたしの他にもたくさんいるハズだ。何よりも、寺島尚正アナだって50年以上も「函館~」だと思い込んでいたワケだし、その寺島尚正アナの発言をラジオで聴いていなければ、あたしは今でも「函館~」だと思い込んでいたことになる。そして、今、このブログを読んで、初めて「函館へ~だったのか!」と知った人もたくさんいると思う今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、こういう歌詞の思い込みって意外と多い。『ふるさと』の「うさぎ追いし」を「うさぎ美味し」だと思っていたとか、『仰げば尊し』の「わが師の恩」を「和菓子の恩」だと思っていたとか、『赤い靴』の「異人さんに連れられて行っちゃった」を「キリンさん」や「ひいじいさん」だと思い込んでいたとか、これらは、もはや使い古されたネタになっている。

あたしの場合は、これは前にも書いたことがあるかもしれないけど、太田裕美さんの『木綿のハンカチーフ』、子どものころからずっと「いいえ~欲しいの~ダイヤも~海に眠る真珠も~」だと思い込んでいたんだけど、30歳を過ぎてから「いいえ~星の~ダイヤも~海に眠る真珠も~」だったということを知って驚いた。あと、松田聖子ちゃんの『瞳はダイアモンド』の「いつ過去形に変わったの」という部分、ここを「い~つかこけいに~変わったの~」と歌っているから、「いつか固形に変わったの」だと思い込んでいた。でも、これは、松田聖子ちゃんが歌う時にテレビに歌詞が流れたので、ワリと早い時期に「いつ過去形に」だということを知った。

それから、これは思い込んでいたワケじゃないけど、イルカさんの『なごり雪』の「なごり~雪も~降るとき~を知り~」の部分、南こうせつさんがラジオで「降るとき~お尻~に聴こえる」と言っていたのを聴いてから、この曲を聴くたびに、どうしても「お尻」を想像しちゃうようになった(笑)


‥‥そんなワケで、こういうのって、あまりにも多くの人が同じように思い込んでいたら、その間違っているほうの歌詞もOKということにならないのだろうか?だって、たとえば「他人事」という言葉、これは本来「ひとごと」と読むのが正しいのに、あまりにも多くの人が「たにんごと」と誤読し続けているうちに、「ひとごと」でも「たにんごと」でもOKになっちゃったからだ。「世論」という言葉にしても、本来は「せいろん」と読むのが正しかった。それがいつの間にか「せろん」と縮めて読むようになり、さらには「よろん」という読み方まで出てきて、今では、どの読み方でもOKになっちゃった。

だから、はるばる来たのは「函館へ~」でも「函館ぇ~」でもOK、赤い靴をはいてた女の子を連れ去ったのは「異人さん」でも「キリンさん」でも「ひいじいさん」でもOK‥‥ってことには、やっぱり、ならないよね。そんなことしたら、天国の川内康範先生に叱られそうだし(笑)

でも、「わが師の恩」を「和菓子の恩」と思い込んでいたり、「いつ過去形に変わったの」を「いつか固形に変わったの」と思い込んでいるのは、文字にすれば勘違いだと分かるけど、歌っているぶんにはまったく同じなんだから何も問題ない。文字にさえしなければ、歌詞の改編には当たらない。

たとえば、桑田佳祐さんの歌詞って、わざと日本語が英語に聴こえるように作られている部分があるし、そう聴こえるように歌っている。『希望の轍』の歌い出しの「夢を~乗せて~走る~車道~」は、「車道」が「シャドウ」に聴こえるけど、これは、単に英語っぽく聴こえるように歌っているだけじゃなくて、ダブルミーニング的な意味もあるんだと思う。頭の中では「車道」だと分かりつつも、耳には「シャドウ」と聴こえるため、まるで走り去る車の残像が「影」のように感じられるからだ。

だから、『仰げば尊し』の歌詞が、ちゃんと「わが師の恩」だと理解していれば、頭の中で、大好きな「和菓子」に対する感謝の気持ちを思い浮かべながら歌ってもいいと思う。『瞳はダイアモンド』の「いつ過去形に変わったの」が、冒頭の「愛してたって言わないで」を受けての言葉だと理解していれば、頭の中で、液体のように掴みどころがなかった別れのイメージが、今やハッキリと形を持った「固形」になってしまったという悲しみを思い浮かべながら歌ってもいいと思う。


‥‥そんなワケで、洋楽の英語の歌詞が変な日本語に聴こえちゃうのは「空耳アワー」だけど、「車道」が「シャドウ」に聴こえたり、「いつ過去形に」が「いつか固形に」に聴こえちゃうのは、ダブルミーニング的にとらえたほうが面白くなる。「函館~」にしても、文字にしたら「へ」が抜けてることがバレちゃうけど、歌うだけなら「はこだてぇ~」の「ぇ~」が「へ」と同じに聴こえるから問題ない。もちろん、勘違いしたままなのは困るけど、せっかく「函館~」だと思っていた歌詞が「函館へ~」だったと分かったのだから、これを「そうだったのか」で終わらせてしまったら、40年間も勘違いしていたあたしの歴史が無駄になってしまう。だから、これからは、ちゃんと「函館へ~」だと理解した上で、持ち馬のキタサンブラックがG1に勝利して歓喜する北島三郎さんの姿、北海道の競走馬の牧場を訪ねる北島三郎さんの姿をイメージして、今まで通りに「は~るばる来たぜ函館ぇ~~♪」と熱唱したいと思う今日この頃なのだ(笑)


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2016.05.10

コリジョンルールについて

5月6日の西武×日本ハムで、今季から日本のプロ野球に導入されたコリジョンルール(衝突ルール)が適用されて、初めて判定が覆った。このルールは、ホームベース上でのクロスプレーによるケガを少なくするために導入されたもので、ザックリと言えば、三塁からホームに突っ込んで来るランナーのために、ホームベースを空けてベースカバーしなきゃならないと言うものだ。だから、基本的には、キャッチャーの問題になる。だけど、セパ両リーグで初めて適用されたのは、キャッチャーじゃなくてピッチャーだった。

この日の先発は、西武が高橋光成(こうな)、日本ハムがメンドーサで、1回裏に西武が2点を先制し、2回表に日本ハムが1点を返すと、その裏で1点を取られ、3回表にまた日本ハムが1点を返し‥‥という競り合いで、西武が1点リードした「3-2」で6回を迎えた。高橋光成は先頭バッターの中田翔をファウルフライに打ち取ったけど、続く近藤健介にヒットを打たれ、次のレアードの打球を三塁のおかわり君がファンブルして、一、二塁ともにセーフ。

ここから高橋光成のピッチングが乱れ始め、次の淺間大基にもヒットを打たれて1アウト満塁のピンチ!そして、続く大野奨太に痛恨のデッドボールを与えてしまった。1点差でリードしていたので、自分のミスで押し出しの同点にしてしまったワケだ。そして、気持ちの切り替えができなかったのか、次の西川遥輝にワイルドピッチ!パリーグでナンバーワンのキャッチャーの炭谷銀仁朗でも、さすがにこれはキャッチできない。三塁側のベンチのほうへ転がって行くボールを追う炭谷銀仁朗、ホームへカバーに入る高橋光成、三塁ランナーのレアードはその横を悠々と走り抜けて行く。これで日本ハムは1点勝ち越しだ。

そして、二塁ランナーの淺間大基も、三塁を蹴ってホームへ突っ込んで来た。高橋光成は三塁方向に向いてホームベースを跨ぐようにベースカバーしていたので、淺間大基は高橋光成の股の間にヘッドスライディング!炭谷銀仁朗からの送球をキャッチした高橋光成は、滑り込んで来た淺間大基の背中にタッチしながら前につんのめって倒れ、淺間大基のスパイクでアゴのあたりを少し切ってしまった。これがほぼ同時で、主審は「アウト!」を宣言した。タイミング的には完全にアウトだったし、去年までのルールなら間違いなくアウトになっていただろう。

でも、ここで飛び出して来たのが、今季から導入されたコリジョンルールだった。つまり、タイミング的にはアウトでも、「ホームベースを跨ぐ形で立ちはだかる」という高橋光成のベースカバーの体勢が、コリジョンルールに抵触してるんじゃないか?‥‥ってワケだ。そして、ビデオ判定の結果、コリジョンルールが適用されて、「アウト」の判定が「セーフ」に覆ってしまった今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、高橋光成は、どうして大事な場面でワイルドピッチをしてしまったのか?それは、打席に立つ西川遥輝が左バッターだったからだ。この回、高橋光成は、右の中田翔をファウルフライに打ち取ったけど、続く左の近藤健介にはヒットを打たれた。次の右のレアードも塁に出たけど、これは三塁のおかわり君のファンブルによるもので、うまく行けばゲッツーで3アウトになっていた。

しかし、ゲッツーどころか1アウトも取れずに、次の左の淺間大基にもヒットを打たれて満塁にされた。つまり、高橋光成としては、左の2人にヒットを打たれたことが強く脳裏に残っていたんじゃないかと思う。そして、デッドボールで同点に追いつかれてしまった次が、またまた左の西川遥輝だったワケだ。プロ入り2年目、まだ19歳の高橋光成にとって、2点の先制と追加点をもらっていながら、自分のミスで同点にされてしまった上に、左バッター2人に得点に絡むヒットを打たれた後の左バッター、それも、長打力もあるし足も速い西川遥輝だ。

あたしは日本ハムのファンだけど、西武も大好きなチームだし、高橋光成にも期待してるから、この時ばかりは「踏ん張れ!」って応援しちゃったよ。だけど、結果は予想外のワイルドピッチ、そして、さらに予想外のコリジョンルール、その上、西川遥輝にはスクイズを決められて、2アウトの「3-6」、もう限界かな?‥‥って思った。でも、田辺徳雄監督は高橋光成を育てるために、あとアウト1つを取らせようと続投させた。

それなのに、嗚呼それなのに、それなのに‥‥。高橋光成は、続く陽岱鋼にフォアボールを与え、次の中島卓也にもフォアボールを与えてしまい、またまた、一、二塁。さすがに、ここで田辺監督はピッチャー交代を告げた。そして、日本ハムは2点を追加し、西武も何とか意地の1点を返したんだけど、結局、「4-8」のダブルスコアで日本ハムが勝利した。


‥‥そんなワケで、この時点でも今でも日本ハムはパリーグ3位で、1位のソフトバンクと2位のロッテにずいぶん離されている。その上、この日は、ホームである札幌ドームにソフトバンクを迎えての3連戦で「2敗1引分」という情けない結果の直後だった。それも、4点も先制したのに逆転負けしたり、同点で迎えた9回裏の2アウト満塁のフルカウントで、中田翔がボール球を振らなければサヨナラ押し出しフォアボールだったりと、マジでストレスの溜まる3連戦を終えたばかりだった。

レアードが2本もホームランを打ったのに負ける。陽岱鋼と大谷翔平と中田翔とレアードがホームランを打ったのに勝てない。なんなんですか!ソフトバンクが強すぎると言うよりも、日本ハムが情けなさすぎる。このソフトバンクとの3連戦には、ホントに凹んだ。だから、あたし的には、次の西武との3連戦はスカッと3連勝してほしかった。

だけど、その西武との3連戦の初戦で、勝つことは勝ったけど、今季から導入された新ルールによる判定をキッカケにした勝利って、なんか素直に喜べないような、複雑な気分になった。だって、去年までのルールなら完全にアウトだったワケだし、そしたら2アウトになってたから西川遥輝はスクイズできなくて、こんなに簡単に追加点は入らなかったワケだ。そして、「2点勝ち越された1アウト」と「1点勝ち越された2アウト」じゃ、ピッチャーのプレッシャーもぜんぜん違うと思うから、高橋光成はこの回を終わらせていたかもしれない。

そうなれば、続く中継ぎのピッチャーにしても、負担がぜんぜん違う。得点圏内にランナーを背負った状況での火消しと、イニング頭からのまっさらな状況では、たとえ相手に何点かリードされていても負担がぜんぜん違うから、ゲームの結果は大きく変わっていたかもしれない。もちろん、終わったゲームに「たられば」を言っても仕方ないけど、これからも、この、イマイチ判定の基準が分かりにくいコリジョンルールが使われて行くんだから、攻撃側も守備側も、去年までの野球とはいろいろな点で違ってくることになる。

今回のケースからも分かるように、去年までは完全にアウトのタイミングだったものでも、コリジョンルールの適用によってセーフになってしまう。今回、もしもアウトを取ろうとしたら、ベースカバーに入ったピッチャーはホームベースの横に立たなくてはならず、滑り込んで来たランナーを「迎え撃つ」のではなく、「横からグラブで追いかけてタッチする」しかないワケで、タイミング的には完全にセーフになってしまう。

だから、コリジョンルールの導入が決まった時には、三塁ランナーが内野ゴロでもホームへ突っ込んで来る「ギャンブルスタート」が多くなると言われていた。今までアウトだったタイミングのものがセーフになるんだから、1点を争うようなゲームの場合は、誰もがそう考えるだろう。そして、守備のほうも、0.1秒でも早く内野ゴロを捕球してホームへ正確に投げて刺さなきゃならないから、状況によっては「超」がつくほどの前進守備を取らざるを得ない。

また、ノーアウトか1アウトで、一、三塁にランナーがいる場合だと、内野ゴロを捕ってバックホームしてもアウトにできなければ、アウトのカウントは変わらずに点だけ取られて、またまた、一、三塁というピンチが続くことになる。だから、もしも自分たちが3点とか4点とかリードしている場合なら、1点返されることは覚悟して、確実にアウトのカウントを稼ぐために通常の守備位置で行くケースもある。

今季のゲームを観ていると、三塁にランナーがいる場面で、明らかに去年までとは違う極端な前進守備を取るケースがある。もちろん、それぞれのチームの監督が、その場その場の状況を判断して采配しているワケだけど、どのチームの監督も日本のペナントリーグでコリジョンルールが適用されるのは初めてだから、今は「いろいろと試してみて様子を見ている」ような状況だと思う。でも、観戦して楽しんでいるあたしたちファンとしては、このコリジョンルールのことを理解した上で観ていると、「なるほど!」とか「おいおい!」とか、さらに野球を楽しむことができるようになる。


‥‥そんなワケで、このコリジョンルールには賛否両論あるけど、これは各チームの選手会も納得した上での導入なんだから、あたしが是非を論じても何の意味もない。それに、もしも何らかの大問題が起こって、将来的にコリジョンルールが廃止されることになるとしても、シーズン途中にルールが変更されることはないだろうから、少なくとも今季はコリジョンルールを楽しむしかない。三塁にランナーが進んだら、去年までとは違う各チームの守備や攻撃を楽しむしかない。そして、日本ハムの投手陣の皆さんは、今回の高橋光成のベースカバーのビデオを何度も観て、自分がホームベースにカバーに入った時の練習を繰り返してほしいと思った今日この頃なのだ。


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