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2016.09.30

三島のゆかりと親孝行

できる限り外食をしないようにしてるあたしは、お昼にお弁当を持ってくことが多いんだけど、お弁当箱に詰めた「ザ・お弁当」を持ってくと、バッグの中でお弁当箱が縦にならないように気を使うし、食べ終わったお弁当箱を持って帰ってきて洗うのもメンドクサイヤ人だ。それに、あたしの場合、毎日、現場が違うから、食べる場所がなかったりする場合もある。

そこで、あたしは、ほとんど場合、おにぎりを持ってくことにしてる。おにぎりを2個作り、1個ずつラップで包み、東京タクアンとか自家製のキュウリのキューちゃんとかをちょこっとラップで包み、小学校の時の体育袋を小さくしたような巾着袋に入れて、お茶を入れた小型の魔法瓶と一緒に、バッグの端っこに入れる。これなら、最悪の場合でもおにぎりが少し潰れるくらいだし、おにぎりならどこでもササッと食べられる。

あたしのお昼ごはんは、こんな感じなので、重要なアイテムの1つに、三島の「ゆかり」がある。あの、赤紫蘇を粉末にしたやつだ。たとえば、オカカにお醤油を垂らしてご飯に混ぜた「オカカおにぎり」を1個と、この「ゆかり」をご飯に混ぜた「ゆかりおにぎり」を1個持ってけば、まずは「オカカおにぎり」を食べて、後から「ゆかりおにぎり」を食べると、口の中がサッパリする今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、三島の「ゆかり」は1袋100円前後なので、内容量で比較すると、他のフリカケ類よりも5割以上も安くて、「ごま塩」と並ぶコスト・パフォーマンスを誇ってる。で、そんな三島の「ゆかり」だけど、しばらく前のこと、そろそろ無くなりそうだったので、スーパーに行ったついでに買っておこうと思って、いつものフリカケ類のコーナーに行ったら、ナナナナナント!いつもの見慣れた「ゆかり」の隣りに、少しだけ違う「ゆかり」が並んでたのだ!

手に取ってみると、紫色の赤紫蘇の粉末の中に、一段薄いピンク色の粒が混じってて、「梅入り」と書いてあった。そう、梅干しの果肉を細かくしたものが混ぜてあるのだ。これ、絶対に美味しいに決まってるじゃん!それなのに、値段を見ると、ノーマルの「ゆかり」と同じで、どちらも108円だった。それなら、こっちの「梅入り」のほうがお得じゃん!‥‥と思いつつも、不思議に思ったあたしは、両方の袋の裏をよく見てみた。そしたら、ノーマルの「ゆかり」が28グラムなのに対して、この「梅入り」は22グラムだったのだ。

同じ内容量にしたら、どうしても「梅入り」のほうの値段が高くなってしまうため、内容量を調整して値段を同じにしたのだ。何という消費者目線なんだろう。あたしは感動した。だって、いつもの「ゆかり」が108円で、その隣りの「梅入り」が138円とかになってたら、あたしは、すごく食べてみたい衝動に駆られつつも、ガマンしてノーマルの「ゆかり」を買ってたと思うからだ。この感覚、今の安倍政権の面々には死ぬまで分からないと思う。


‥‥そんなワケで、三島の「ゆかり」の「梅入り」を買って来たあたしは、その日の夜、さっそく炊き立てのご飯に振りかけて食べてみたんだけど、振りかけてすぐに食べたら、梅干しの部分がまだ硬かった。そこで、お箸でご飯を上に乗せて、ちょっと待ってから食べてみたら、これが期待通りの美味しさで、最高だった。そして、袋の裏を見てみたら、ちゃんと、次のように書かれてた。


「米1合(約150g)分の炊き上がったごはん(約300g)に本品を5~6g(大さじ1杯)を混ぜ込み、しばらくむしてからお召し上がりください。」


それも、「しばらくむしてからお召し上がりください。」の部分は、目立つように赤い文字になっていた。ノーマルの「ゆかり」と同じ値段にするために内容量を調節した点もワンダホーだけど、この注意書きもワンダホーだ。

今年は、アメリカの大統領として初めてオバマ大統領が広島を訪問したし、25年ぶりに広島カープがリーグ優勝を果たしたし、ナニゲに「広島フィーバー」って感じになってるけど、ここで、広島の三島食品株式会社の「ゆかり梅入り」という消費者目線の素晴らしい新商品が、また花を添えてくれたと思う。だから、あたしは、今から何年後かに「2016年の広島フィーバー」を振り返った時、この年の「三大広島」として、「オバマ、カープ、ゆかり梅入り」を挙げたいと思う。


‥‥そんなワケで、この、三島の「ゆかり梅入り」は、焼酎のお湯割りにも利用できる。グラスのサイズにもよるけど、あたしの愛用の焼酎用グラスは400mlぐらいなので、まずは「ゆかり梅入り」を小さじに3分の1くらい入れて、そこに熱湯をグラス半分くらい注ぎ、後から甲類焼酎を注ぎ、コースター的なものでフタをして1分ほど待ち、それから飲む。これ、めっちゃ美味しかった♪

梅干は値段が高いから、焼酎のお湯割りにジャンジャン使うことはできないけど、この「ゆかり梅入り」なら、気楽に使うことができる。それに、飲んでるうちに「ゆかり梅入り」はグラスの底に沈むので、2杯目はお湯と焼酎を足すだけでOKだ。そして、3杯目か4杯目くらいに、少し梅の味が薄くなったと感じたら、「ゆかり梅入り」を少しだけ足せばいい。こうすれば、塩分の摂り過ぎも回避できる。

で、あたしは、この「ゆかり梅入り」がめっちゃ気に入ったワケだけど、どうしてもやってみたかった‥‥って言うか、絶対に最高に美味しいだろうと思ってたのが、「お稲荷さんのご飯に混ぜる」だった。我が家のお稲荷さんは、市販のものみたいに甘ったるくしないで、ダシを効かせた甘さ控えめで、中の酢飯にいろんなものを混ぜるのが特徴だ。混ぜるのは、白ゴマ、ヒジキ、ミョウガ、紅ショウガのミジン切りなどだけど、こうすると、1個はヒジキ、2個目は紅ショウガって感じになり、飽きずに何個も食べられるからだ。

だけど、お稲荷さんを作るのは手間が掛かるし、我が家にとってのお稲荷さんは、五目寿司なんかと同じで、やっぱり「特別な時の食べ物」なので、何でもない日に作ることは、まず、ない。だから、「ゆかり梅入り」を入れたお稲荷さんを作ったら美味しいだろうな~と思いつつも、そのチャンスはなかなか巡って来なかった。

だけど、チャンスは、口を開けてボケ~ッと待ってるものじゃない!自分から掴みに行くものだ!‥‥なんて、大ゲサな表現をするのも保土ヶ谷バイパスだけど、今日は、母さんの定期検診に合せて、あたしも自分の診察を予約していて、2人で朝から病院に行く日だったので、車を借りて来ていた。診察はお昼過ぎには終わるので、お稲荷さんを作って持ってけば、帰りに公園かどこかで母さんと食べることができる。

そこで、あたしは、ゆうべは日ハムの試合もなかったし、お稲荷さんの準備を始めた。半分に切ったアブラゲをサッと煮て油抜きしてザルに上げ、まな板に並べて手のひらで押して水気を搾ってから、アゴ出汁、お醤油、お砂糖、みりんを入れた煮汁でコトコトと煮て、火を止めたら、後は翌朝まで放置プレイ。こうしておくと、アブラゲが煮汁をたっぷりと吸うので、とってもジューシーなお稲荷さんができる。

そして翌朝、つまり今朝、あたしは酢飯を作り、3等分にして、白ゴマを混ぜたものと、自家製のキュウリのキューちゃんをミジン切りにして混ぜたものと、「ゆかり梅入り」を混ぜたものを作り、アブラゲの袋に詰めていった。それぞれ4個ずつ、計12個だ。これを大きなタッパーに詰めて、紅ショウガと東京タクアンを添えたら、後はお茶を淹れて魔法瓶に入れるだけ。


‥‥そんなワケで、今朝は早起きして、お稲荷さんのぶんのご飯を炊飯器で堅めに炊き、朝食べるぶんはいつものように土鍋で炊き、お稲荷さんと朝ごはんの支度を並行して進めてたので、サスガにツイッターでつぶやく余裕もなく、サクサクと朝ごはんを食べて、サクサクと着替えて、サクサクとお化粧して、サクサクと出発した。母さんと2人で車で出掛けるのは久しぶりなので、目的が病院とは言え、それでも気分はウキウキした。もちろん、後ろの座席に置いてあるバッグの中にお稲荷さんが入っていることも、ウキウキの大きな要因になっていた。

母さんの定期検診と、あたしの診察が終わったのはお昼過ぎだったけど、処方箋を持って薬局へ行ったらめっちゃ混んでて、やっとお薬を受け取って外に出た時には、もう1時を回ってた。でも、母さんもあたしも、お腹の減り具合としてはちょうど良かったので、近くの公園に車を停めて、人工の水路と池を眺めることができる四阿(あずまや)でお弁当を広げた。

お稲荷さんは12個で、母さんが6個、あたしが6個。内わけは、白ゴマが2個、キューちゃんが2個、そして、「ゆかり梅入り」が2個だ。ちょっと多いように感じるかもしれないけど、母さんもあたしもお稲荷さんが大好物なので、6個なんか楽勝で、10個だって食べられる‥‥ってなワケで、久しぶりのお稲荷さんはめっちゃ美味しくて、母さんもとっても喜んでくれたし、何よりも「ゆかり梅入り」が最高だった♪


‥‥そんなワケで、お稲荷さんを食べ終わり、お茶を飲みながら少し秋めいて来た池を眺めてたら、1匹のモンキチョウがひらひらと飛んで来て、すぐ近くのお花にとまった。ちなみに、チョウチョは「1頭、2頭、3頭」って数えるのが正しいんだけど、あたしにはどうしても違和感があるので、あえて「1匹」と表記させてもらった‥‥なんて解説も入れつつ、あたしは子どものころからモンキチョウが好きだったので、思わず「モンキチョウだ!」って声を出してしまった。

あたしが一番好きなチョウチョは、シジミチョウだ。小さくて、可愛くて、そこはかとなく地味だからだ。淡水魚の中では黒メダカが、鳥の中ではスズメ、あたしは、小さくて、可愛くて、そこはかとなく地味な生き物が好きなのだ。だから、シジミチョウの中には「ベニシジミ」という美しい種類もいるけど、これは黒メダカに対する緋メダカのような位置づけで、あたし的には派手すぎて一歩引いてしまう。

だけど、こうした好みとは違って、あたしがモンキチョウを好きな理由は、その割合にある。何の割合かって、そりゃあもちろん、モンシロチョウの中のモンキチョウの割合だ。子どものころ、公園や空き地にモンシロチョウがたくさん飛んでると、その群れの中に、まるでクジ引きの当たりのように、1匹か2匹のモンキチョウが混じってた。このレア感が、子どものあたしの琴線に触れたのだ。だから、あたしは、久しぶりにモンキチョウを見て反射的に声を出しちゃったワケだけど、そんなあたしを見て、母さんが図星をつくことを言った。


「モンキチョウは、たくさんのモンシロチョウの中に1匹か2匹だけ混じってるから可愛いわよね」

「え?母さんもそう思うの?」

「フィンガーチョコの金色みたいだから、ちょっと特別な感じがするし」


母さんのこの言葉で、あたしの記憶は、一気に子どものころにタイムスリップした。あたしが子どものころ、母さんは時々、フィンガーチョコを買って来てくれて、一緒に食べたんだ。指のような細長いチョコの包み紙は、金色と銀色の2種類があったんだけど、その割合は半々じゃなくて、10本のうち8本か9本は銀色で、金色はすごく少なかった。そして、中身は同じチョコなのに、あたしは金色のが食べたくて、母さんはいつも金色のをあたしにくれたんだ。

数の少ない金色の包み紙だというだけで、子どものころのあたしは、銀色のものより美味しいような錯覚を感じてた。そして、広げた金色の包み紙のシワを丁寧に指で伸ばして平らにして、宝物箱の中に溜めていた。銀色の包み紙は、丸めて小さな球にして、次の包み紙をその上にかぶせて丸めて、また次の包み紙をかぶせて丸めて、雪ダルマ方式で少しずつ大きな球にして行ったけど、金色の包み紙は貴重だから、球にしないでキレイに伸ばして溜めていたのだ。

そうか、あのフィンガーチョコの金色の包み紙って、モンキチョウと同じだったんだね。そう言えば、あたしって、大人になってからお酒のおつまみにツナピコを食べる時も、銀色の包み紙は丸めて捨てたりしちゃうけど、金色の包み紙は無意識のうちに指でシワを伸ばして平らにして、テーブルの上に大切に重ねてたような気がする。

母さんの言葉で、子どものころの忘れていた記憶が蘇ったあたしと、記憶が蘇ったあたしの言葉で、忘れていたことを思い出す母さん。母さんとあたしは、いろんなことを話しながら、いろんなことを思い出し、ひとしきり懐かしいおしゃべりで盛り上がった。


Yu4


‥‥そんなワケで、あたしは、毎日、母さんと顔を合わせて、毎日、母さんと一緒に食事をして、毎日、母さんといろんなおしゃべりをしてるけど、それでも、今日みたいに、ちょっと特別なご馳走を作って、いつもとは違った場所で食べてみたら、「小さな時間旅行」という非日常を味わうことができた。お金と時間をかけて遠くまで旅行に行かなくても、病院の帰りのわずかな時間でも、こうして母さんとの「プチ旅行」を楽しむことができた。現代人の多くは、お金や時間をかけないと「親孝行」はできない、「心の満足」は得られないと思い込んでるかもしれないけど、1袋108円の三島の「ゆかり梅入り」でも、愛情と工夫で、これくらいの「親孝行」や「心の満足」は得られるんだよね。何年も顔を見せていない故郷の親に、電話1本することが親孝行だったりするし、その1本の電話で、自分も心の満足を得られたりするんだよね。だから、今、あたしのブログを読んでくれてる皆さんは、世の中やアカの他人のくだらない価値観なんかに流されずに、「今、無理なく自分にできること」という、最高の親孝行をしてほしいと思う今日この頃なのだ♪


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