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2016.10.29

飛べ!アマツバメ!

28日付のAFPに、驚くべきニュースを発見した!


【10か月飛び続けるアマツバメ、鳥類の連続飛行記録を更新】

「こげ茶色の羽毛をした小型の鳥「ヨーロッパアマツバメ」が、10か月間にわたり一度も着地することなく連続飛行することが分かったとの研究結果が27日、発表された。空中で過ごす時間としては、知られている鳥類の中で最長だという。」
http://www.afpbb.com/articles/-/3105964


マジですか~?‥‥ってなワケで、ヨーロッパアマツバメは体長15~18センチほどの小型の鳥なんだけど、エサは空中を飛んでる虫をパクリと食べるからいいとしても、フンは飛びながらすればいいとしても、寝るのはどうすんだよ?飛びながら寝るのかよ?それとも、10カ月間も一睡もしないで飛び続けるのかよ?‥‥なんて思いつつ、記事の続きを読んだら、後半にこんなことが書いてあった。


「研究チームによると、移動中の睡眠の有無やその方法については、まだ解明されていないが、毎日の明け方と夕暮れに高い位置まで上昇し、そこからゆっくりと降下する間に一眠りしている可能性があるという。グンカンドリなどの鳥も、滑空しながら眠ることが知られている。」


な~るほど!でも、ちょっと目が覚めるのが遅れたら、地面に激突して死んじゃうよね?つーか、ハッと気づいた時に、地面まであと2メートルくらいで、大慌てで羽ばたいたヨーロッパアマツバメもいるんじゃないかと思った今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、渡り鳥の中には、とんでもない距離を休まずに飛んじゃう鳥が何種類かいるけど、地球上で最も長距離を飛ぶ鳥が、アジサシの仲間のキョクアジサシだと言われてる。アジサシは「鯵刺」、海に飛び込んでクチバシでアジを刺して捕まえるからで、そのアジサシの中でも、1年のうちに北極圏と南極圏を行き来するのがキョクアジサシ、漢字で「極鯵刺」だ。体長35センチほど、ハトくらいの大きさの鳥で、体が白くて、翼が薄い灰色で、頭が黒くて、クチバシと足が赤くて、よく見るアジサシと似たようなカラーリングだ。

このキョクアジサシは、北半球が夏のうちに北極圏で繁殖して、子育てをして、それから4カ月も飛び続けて地球の反対側の南極圏まで渡る。その距離、約2万キロだ。そうすると、今度は南半球が夏になってるから、夏の南極圏でしばらく過ごす。そして、十分に疲れが取れたら、また4カ月も飛び続けて地球の反対側の北極圏へ渡り、また繁殖をする。つまり、1年間に北極圏と南極圏を往復するワケだ。

もちろん、群のすべてが目的地まで辿り着けることはなく、途中で力尽きて着地する個体もいれば、風で飛ばされて群からはぐれてぜんぜん違う場所に到着してしまう「迷い鳥」もいる。この「キョクアジサシ」は、タマに日本でも観られるけど、これは群からはぐれた「迷い鳥」だと言われてる。

でも、キョクアジサシの場合は、大きさがハトくらいあるし、一応は「カモメ科」だし、海に飛び込んで魚を捕まえるのが得意だし、いくら何カ月も休まずに飛び続けると言っても、大陸の沿岸に沿って南下したり北上したりしてれば、「ちょっとヤバイ!」って時でも、取りあえず着地すれば何とかなりそうだ。実際、群からはぐれて「迷い鳥」になった個体の中には、もう無理して長距離を飛ぶのは諦めて、その場所で魚を獲ってのんびり暮らしてるのもいる。

だけど、今回のニュースで取り上げられたヨーロッパアマツバメは、体長15~18センチほどしかないし、海に落ちたら死んじゃうし、空中を飛んでる虫をパクリと食べるしかないから、なかなか長距離飛行は難しいと思う。記事には、「毎日の明け方と夕暮れに高い位置まで上昇し、そこからゆっくりと降下する間に一眠りしている可能性があるという」と書いてあったけど、エサになる虫は低い場所にしかいないだろうから、食事の時間には低空飛行で、虫を探しながらウロウロしにきゃならない。

つまり、ひと眠りするために1日に2回は高い位置まで上昇しなきゃならない上に、エサを捕るために低空をウロウロしなきゃならないから、1日の移動距離がA地点からB地点まで100キロだとしたら、実際には上下左右の移動も加わって120キロくらいは飛ばなきゃならないかもしれない。そしたら、こんな調子で10カ月間も休まずに飛び続ける意味が分からない。だって、着地してエサを捕ったり眠ったりしたほうが遥かにラクだからだ。ネコ科の野生動物などの天敵が恐いなら、高い木の上のほうの枝にとまればいいだけだ。


‥‥そんなワケで、ヨーロッパアマツバメが10カ月も休まずに飛び続ける理由が、イマイチ分からないあたしだけど、この「休まずに飛び続ける」という記事を読んで、ふと連想したのが、海のマグロだった。マグロは、生まれた時から死ぬまで、一生を泳ぎ続けると言われてる。泳ぎながら口を開けてエサとなる小魚などを食べ、泳ぎながらフンをして、泳ぎながら眠る。そして、泳ぐのをやめた時は死んだ時だと言われてる。

で、海のマグロを連想したら、このヨーロッパアマツバメにも、ナニゲに共通点があることに気づいた。それは、どちらも「そんなに苦労しなくても前に進む」という点だ。マグロは魚の中でも完璧に近い流線型で、尾びれの力だけでグングン進むから、凄く少ないエネルギーで長距離を移動できる。

そして、ヨーロッパアマツバメも、ほとんど翼を羽ばたかせずに、まるでグライダーのように空を飛ぶ。もちろん、他の鳥たちも風に乗ってグライダーのように飛ぶけど、中でもツバメの仲間たちは、地面スレスレでもグライダーのように滑空するから、ヨーロッパアマツバメは他の鳥よりも少ないエネルギーで飛行できるんだと思う。


‥‥そんなワケで、地球上の生き物は、動物も植物も昆虫も、すべてが種族保存の本能によって進化して来た。天敵である鳥に食べられないように、枯葉に擬態したチョウや枝に擬態したナナフシにしたって、最初から今の外観だったとは思えない。長い年月をかけて、今の姿に変化して来たんだと思う。そんな中で、あたしが何よりも感心するのが、植物だ。

たとえば、ミツバチやハナムグリなどの昆虫に美味しい蜜を吸わせてあげる代わりに、花粉を運んでもらう花たち。もともとは風で花粉が飛ぶのを待ってただけだけと思う。でも、それじゃあまりにも効率が悪いから、種族保存の本能で、美味しい蜜を生産できるように変化して、虫たちを利用するように進化したんだと思う。

河川敷や野原に行くと、トゲやツメのあるいろんな草花のタネがスカートにくっつくけど、あれはみんな動物の体にくっついて、遠くまでタネを運ばせるために進化したものだ。そして、リンゴやカキなどの木になる果物は、鳥たちが食べて飛んで行き、遠くでフンをすると、そのフンの中の消化されなかったタネが芽を出す。そのために、わざわざ甘くて美味しい果物に進化したのだ。

自分は生まれた場所から動くことができないから、昆虫や動物や鳥などの自由に動ける生き物を利用して、自分の子孫を増やしている植物たち。脳みそがないのに、どうしてこんなに賢いんだろう?そして、昆虫や動物や鳥たちにしても、知能という面では人類よりも遥かに劣っているのに、それぞれが地球上で生きて行くために進化をして来た。さらに言えば、微生物だって素晴らしい進化を続けてる。そして、これらの生き物すべてに共通することは、「自分の命よりも子孫を残すことを優先してる」という点、つまり、「今よりも未来を優先してる」という点だ。

交尾を終えたらメスがオスを食べて栄養にしてしまう昆虫しかり、翌年のタネを飛ばしたら枯れてしまう一年草しかり、すべての生き物は、自分の命よりも子孫を残すこと、子孫を絶やさないことを優先してる。それは、種族保存の本能によって生きているからだ。だけど、地球上で最も知能の高い人類だけは、子孫を残すことよりも自分のことを優先してる。未来のことよりも、今の自分のことを優先してる。

そして、カネのために愚かな戦争を繰り返し、カネのために核兵器や原発を造り続け、カネのために10万年も先の未来まで汚染し続ける放射性廃棄物という負の遺産を生産し続けてる。これは、他の生き物たちのように「本能」に主導された生き方ではなく、地球上で人類だけが「脳みそ」に主導された生き方をしている結果だろう。


‥‥そんなワケで、あたしも「脳みそ」に主導された生き方をしてる人類の1人なので、地球上の人類以外のすべての生き物から見れば、大切な故郷である地球を汚染し続けてる加害者の1人ということになってしまう。それでも、あたしは、こうしてブログで自分の考えを発信したり、できる限り電気を使わない節電生活をしたり、できる限り動物の命を奪わないような食生活をしたり、選挙のたびに必ず投票に行って原発に反対する政党や候補者に一票を投じたりと、自分にできることをできる範囲でやって来た。いつか必ず、今の自分たちのことよりも未来の子どもたちのことを考えてくれる「本物のリーダー」が、日本に、アメリカに、ヨーロッパに現われてくれる日を信じて、ヨーロッパアマツバメのように休まずに飛び続けようと思った今日この頃なのだ。


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