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2016.10.19

稲葉ジャンプから中田ジャンプへ!

「イナバ物置」のテレビCM、あの「100人乗っても大丈夫!」というやつ、あれって、あたしが子どものころからずっとやってるから、観たことがない人はマレだと思う。ちなみに、ずいぶん前に「トリビアの泉」で取り上げてたけど、大きな物置の一番前の角のとこに乗ってるのが社長で、あとは営業成績の順だそうだ。社長の向かって右隣りが営業成績1位、左隣りが2位、社長の後ろの右側が3位、その隣りが4位‥‥というように、営業成績の順に座る位置が決められてて、毎年、その年の成績でメンバーが選ばれて、新しいCMが制作されてるそうだ。

そんな「イナバ物置」だけど、ナニゲに注目されたのが、今から10年前の2006年、フィギュアスケートの荒川静香さんが、トリノオリンピックで金メダルに輝いた時、そう、「イナバウアー」だ。つま先を左右にひらいて大きな弧を描きながら、上半身を弓なりに後ろへそらす「イナバウアー」が話題になり、その流れから、「イナバ物置」にカケたギャグやコラージュ画像などが一部で流行ったりもした。

そして、日本ハムファイターズのファンのあたし的には、2014年も「イナバ物置」に注目した。そう、稲葉篤紀選手の引退だ。2014年9月、稲葉選手が引退を発表すると、それ以降は、どの球場で、どのチームと試合をしても、稲葉選手が代打で登場すると、日ハムのファンだけでなく、相手チームのファンも全員が立ち上がり、球場の観客全員が「稲葉ジャンプ」をして応援してくれたのだ。あたしは、感動で涙が止まらなかった今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、あたしは、当時はパリーグTVと契約してなくて、ラジコを使ってラジオ中継を聴いてたから、実況アナの「代打稲葉の登場に、ファイターズファンだけでなく、ライオンズファンも稲葉ジャンプをしています!」という言葉と、割れんばかりの歓声を聴き、その光景を脳内で想像して感動してた。そして、試合後に、YOU TUBEにアップされた実際の動画を観て、改めて感動して泣いたりしてた。

だから、「感動で涙が止まらなくなった」と言いつつも、リアルタイムでは音声だけのラジオ中継だったので、あたしの脳内シアターに映し出される映像は、実際の光景よりも誇張されてて、ジョジョに奇妙にギャグ方面へとハンドルを切り始めちゃったのだ。日ハムのファンも相手チームのファンも、球場の観客席を埋め尽くした何万という人たちの「稲葉ジャンプ」による振動がグラウンドにまで伝わり、バッターボックスでバットを構えてる稲葉選手までもが、ピョコン、ピョコン、ピョコン‥‥と跳ねてしまっているのだ!

そして、誇張されたあたしの妄想は、さらに広がって行った。ホントはあるワケないのに、球場の隅にグラウンドの整備道具をしまっておく大きな「イナバ物置」が見えて来て、その屋根の上で、イナバの社長を始め営業社員たち100人が「稲葉ジャンプ」をしていたのだ!イナバの社員たちは、いつものCMのカラフルなハッピじゃなくて、ちゃんと日ハムのレプリカユニフォームを着てる!そして、もちろん「100人跳んでも大丈夫!」という期待通りのセリフ!(笑)


‥‥そんなワケで、ここまではラジオ中継を聴きながらの妄想だけど、これだけで終わらないのが、あたしの特徴だ。あたしは、せっかくだから、実際に「イナバ物置」のCMに稲葉選手を起用した場合の絵コンテを脳内に描いてみた。まず、大きな「イナバ物置」の上に、いつものCMと同じに社長を始め社員100人が座ってる。でも、その物置の前がホームベースになってて、キャッチャーと主審がスタンバイしてる。

そして、ウグイス嬢の「代打~~~背番号58~~~稲葉篤紀~~~」というアナウンスとともに、クイーンの「I Was Born To Love You」が流れ初めて、バットを手にした稲葉選手が登場する。ちなみに、この曲は、得点圏内にランナーがいる時にだけ使われた稲葉選手の登場曲だ。そして、稲葉選手が登場するのと同時に、後ろの物置の上の社員たち全員が立ち上がり、屋根の上で「稲葉ジャンプ」を始める。もちろん、球場の観客たちも全員が「稲葉ジャンプ」をして声援を送っている。


カキーン!


鋭いスイングが快音を放つと、ライナー性の打球はグングンと伸びて行き、ファンたちの待つスタンドへと吸い込まれて行く。ガッツポーズをしながらダイヤモンドをまわる稲葉選手から、物置の上で歓喜のジャンプを繰り返す社員たちへと画面が切り替わり、アップになった社長が「100人跳んでも大丈夫!」と言って、稲葉選手と同じようにガッツポーズ!


‥‥そんなワケで、稲葉選手が現役を引退して2年が過ぎたワケだけど、引退して日ハムのSCO(スポーツ・コミュニティ・オフィサー)に就任した稲葉篤紀さんは、今年の5月22日の札幌ドームでの楽天戦で、試合前にサンドウィッチマンの伊達みきおさんと「ガチンコ1打席対決」をした。札幌ドームにクイーンの「I Was Born To Love You」が流れ始めると、観客席を埋め尽くしたファンたちは総立ちになり、久しぶりの「稲葉ジャンプ」で、カメラの映像が揺れ始めた。

結果は、稲葉篤紀さんが粘った末にフライを打たされてしまって、伊達みきおさんが勝負に勝ったけど、この日、札幌ドームに観戦に行った日ハムのファンたちは、十分に楽しめたと思う。試合のほうも、日ハムは8対0の大勝で、大谷翔平が2勝目をあげ、レアードがホームランを打ったので、最高の1日だったはずだ。

ま、試合前の「ガチンコ1打席対決」はファンサービスのイベントだったけど、本物の「稲葉ジャンプ」が復活したのが、先月9月17日の札幌ドームでのロッテ戦だった。この日は「北海道レジェンドマッチ」と銘打って、日ハムが北海道に移転してから7年間にわたって使用した初代ユニフォームを着用しての試合だったこともあって、7回裏、2アウト1、2塁というチャンスで主砲の中田翔選手が登場すると、突然、「稲葉ジャンプ」が始まり、カメラの映像が揺れ始めたのだ!


実況アナ「満塁となって大谷の犠牲フライで1点を追加して9対2、なおもランナー2塁、1塁で中田です!そして起きました!稲葉ジャンプ!いや今日は中田ジャンプ!稲葉さんが引退して、この稲葉ジャンプをなかなか復活させるチャンスがなかったので、この初代ユニフォームの一夜限りの復活で、ファンの皆さんが稲葉ジャンプを復活させました!」


解説の森本ひちょりさん「久々にね、この稲葉ジャンプが来た時はね、スタンドが揺れますからね。カメラマンが焦って違うカメラに回す、これ久々に見ましたね(笑)」


カキーン!


実況アナ「中田の打球はどうか!伸びて、伸びて、どうだ!フェンスに当たる!ランナーはスタートを切っている!次々ホームに帰って来ます!中田の2点ツーベースタイムリーヒット!11点目が入りました!11対2!」


‥‥そんなワケで、この日は、ロッテも最後まで諦めずに9回裏にタイムリーを連発して6点まで追い上げたけど、日ハムにも追加点があり、日ハムは14対6で大勝した。試合前のイベントで「稲葉ジャンプ」が巻き起こった5月22日の楽天戦も、中田翔選手の打席で「稲葉ジャンプ」が復活した9月17日のロッテ戦も、どちらも日ハムは大量得点で勝ったのだ。そして、中田翔選手と言えば、CSファイナルでホームランを含む3安打の大活躍でチームを逆転勝利へと牽引し、みごとにMVPに輝いた。だから、10月22日から始まる「日本シリーズ」でも、中田翔選手の「ここ一番」という打席を「稲葉ジャンプ」で応援すれば、「100点取られても大丈夫!」ってワケで、100点取られても主砲のバットが101点を取り、必ず日ハムを日本一へと導いてくれると信じている今日この頃なのだ!


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