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2017.08.31

オマンティスとオティンパニー

ここんとこ、ラジオの話題ばかりで申し訳ないんだけど、今日もまたラジオの話題、それも、深夜放送の話題を書きたいと思う。あたしが聴いてる関東圏のラジオの深夜放送で、今、一番好きなのが、bayfmで月曜日の深夜(日付は火曜日)の1時30分から朝5時前まで生放送してる中村愛ちゃんの『MOZAIKU NIGHT』で、二番目に好きなのがTBSで火曜日の深夜(日付は水曜日)の1時から3時までの『JUNK 爆笑問題カーボーイ』だ。そして、これは深夜放送じゃないけど、FM YOKOHAMAで土曜日の夜の10時30分から11時まで放送してるIKURAちゃんの『大人の秘密基地』も大好きなので、毎週聴いてる。

 

で、中村愛ちゃんとIKURAちゃんは、バイク好きという共通点もあるし、仲がいいから、愛ちゃんの番組にIKURAちゃんがゲスト出演したり、IKURAちゃんの番組に愛ちゃんがゲスト出演したりしてて、今週末と来週末の『大人の秘密基地』にも、愛ちゃんがゲスト出演する。あたしは2人とも大ファンなので、こういう交流はたまらない。

 

そして、ここ最近のこと、爆笑問題の太田光さんがIKURAちゃんのことをメッチャ気に入っちゃって、『爆笑問題カーボーイ』やTBSの日曜日の午後の『日曜サンデー』にIKURAちゃんを呼ぶようになり、IKURAちゃんも『大人の秘密基地』の中で太田さんの話題をよく話すようになった。で、常に下ネタ全開なIKURAちゃんがタマに口にするエッチな格言みたいな言葉、たとえば「セックスは習うより舐めろ」とかが太田さんのツボだったみたいで、『爆笑問題カーボーイ』の中に「IKURAちゃんの格言」というコーナーができてしまった。KURAちゃんが言いそうなエッチな格言を募集して、面白いものを発表していくコーナーだ。

 

どの作品も昼間のラジオだと絶対に自主規制になっちゃうレベルだけど、そこは深夜放送なので、まったくお構いなしだ。これまでに採用になった作品のホンの一部を紹介するけど、こんなレベルだ。

 

 

「だらしない女は貯金とチンポの出し入れが激しい」

 

「不倫は文化、手淫は日課」

 

「今まで私を支えてくれた全ての人に顔射したい」

 

「石川さゆりの天城越えより、石原さとみの喘ぎ声が聞きたい」

 

「天狗になっていいのはチンコだけだ」

 

「短気は損気、元気に勃起」

 

「男は掛け算、女は足し算。男はかける、女はくわえる」

 

「男はなぜかチンコの色にはこだわるが金玉の色にはこだわらない」

 

「餅をつくのがクールポコ、膣をつくのがチーンポコ」

 

「フェラチオほど人を信用する行為はない」

 

「アゴが疲れた?フェラず口を叩くんじゃない!」

 

「僕らが産まれてきた穴が放送禁止用語だなんて悲しいね」

 

 

これらの作品を読めば分かるように、そして、最後の作品を読めば分かるように、男性器に関してはどんな呼び名も放送できるのに、女性器に関しては深夜放送でもNGで、関東なら4文字、関西なら3文字のあの言葉が使えない今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?

 

 

‥‥そんなワケで、あたしは昔から不思議に思ってるんだけど、どうして男性器の呼び名は何でもOKなのに、女性器の呼び名はもっともポピュラーなものですらNGなんだろうか?どうして「ちんこ」も「ちんぽこ」も「金玉」もOKなのに、ラジオの生放送で「おま●こ」と言った松本明子さんは干されてしまったんだろうか?これは、女性差別だとか何だとかという難しい問題でもあるけど、それ以前に、男性器がOKなら女性器もOKにしてくれないと、この「IKURAちゃんの格言」みたいな深夜放送のコーナーに送られてくるネタが、男性器のものばかりに偏ってしまうと思う。

 

今から40年以上前の1970年代前半、あたしは生まれたばかりだからリアルタイムでは聴いてないけど、当時は深夜放送の全盛期で、ニッポン放送の『オールナイト・ニッポン』、文化放送の『セイ・ヤング』、TBSの『パック・イン・ミュージック』が三つ巴でシノギを削っていた。そんな中で、特に人気があったパーソナリティーの1人、「キンキン」こと愛川欽也さんは、1971年から1978年まで8年間担当した『パック・イン・ミュージック』の中で、様々な流行語を生み出した。

 

男性器のことを「ポールくん」、女性器のことを「テトラちゃん」、アンダーヘアのことを「ジンジロゲ」、睾丸のことを「タマタマ」、オッパイのことを「パパイヤ」‥‥と、その大半は下ネタで、これらの言葉を織り込んだ即興の「松葉節」が大流行したそうだ。音源から文字起こししてみると、こんな感じだ。

 

 

「松葉でチョン、キンキンのチョン、ポールをチョン、ペンチでチョン、ひっぱってチョン、アイロンでピロ~ン、伸ばしてピロ~ン、ハサミでチョン、ジンジロゲもチョン、タマタマもチョン、パパイヤもチョン、トンカチでチョン、ノコギリでチョン、テトラでチョン、ピンセットでチョン、つまんでチョン、醤油をチョン、かけたらチョン‥‥」

 

 

で、何が言いたいのかというと、愛川欽也さんは男性器のことを「ポールくん」、女性器のことを「テトラちゃん」と名づけたので、どちらの名称もNGじゃなくなったのだ。通常のトークで男性器や女性器を話題にする時も問題ないし、リスナーも「僕のポール君が~」とか「私のテトラちゃんが~」とかハガキに書いて送ってくるから、そのまま読むことができたのだ。

 

これは、とっても素晴らしいことだ。女性器の通常の呼び名が放送上NGなら、新しい呼び名を作っちゃえばいい。そして、せっかくだから男性器の呼び名も作っちゃえ‥‥って、なんて先進的で建設的な発想なんだろう。それなのに、今の深夜放送は、どのパーソナリティーも通常の呼び名しか使わないから、結果、女性器の呼び名を使うネタはNGになってしまう。昼間のラジオより何倍も自由度の高い深夜放送なのに、こんなとこだけ不自由だなんて、ものすごく残念なことだ。

 

そして、そう思ってた1年半くらい前のこと、いつも聴いてた月曜日の深夜(日付は火曜日)の1時からの伊集院光さんの『JUNK 深夜の馬鹿力』が3時に終わり、何を聴こうかあちこちの放送局を回ってたら、元気な女の子の声が聴こえて来たので、その番組をナニゲに聴いてみたら、これがメッチャ面白くて、朝までゲラゲラ笑いながら聴いてしまった。これが、中村愛ちゃんの『MOZAIKU NIGHT』との出会いだった。

 

あたしは、月曜日と火曜日の朝は、早朝5時からbayfmで斉藤りささんの『POWER BAY MORNING』を聴くことを楽しみにしてたから、月曜日の深夜に愛ちゃんの『MOZAIKU NIGHT』を聴くと、そのまま火曜日の斉藤りささんの『POWER BAY MORNING』へとつながるので、これは便利だと思った。そして、愛ちゃんの『MOZAIKU NIGHT』があまりにも面白いので、そのうち、深夜2時のスタートから聴くようになり、しばらくするとスタート時間が30分早くなって1時30分からになったので、1時30分から聴くようになった。

 

愛ちゃんは、可愛くてセクシーな外見とはウラハラに、ゲスなアイドル「ゲスドル」として売っているので、男子がムラムラしちゃうエロマジックをやったり、ラジオのトークでも下ネタ全開なんだけど、どんなネタでも嫌な気分にならずに気持ちよく笑えるのは、男性のパーソナリティーのように「ちんこ」だの「ちんぽこ」だの「金玉」だのと言わずに、男性器のことを「オティンパニー」、女性器のことを「オマンティス」と呼ぶからだ。これは、愛川欽也さんの『パック・イン・ミュージック』から40年を経て、ついに登場した「21世紀のポールくんとテトラちゃん」と言っても過言ではない。

 

愛ちゃんの言語センスは相当なレベルだけど、これらの命名もホントに素晴らしい。もしも、「オマンポ」や「オマンチョ」や「オマンニャ」だったら、元のNGワードがすぐに連想されちゃうから、代替語としての意味を成さない。でも、この「オマンティス」の場合は、「オマン」までは元のNGワードと同じなのに、まったく違う言葉のように感じられるし、ラテン系の明るさまで兼ね備えてる。「オティンパニー」にしても、これが「オチンパニー」だったらワンランクほど品(ひん)が落ちてしまうけど、「チン」をあえて「ティン」としたことで、オーケストラの打楽器「ティンパニー」を連想するようになり、とても男性器のことだとは想像できなくなった。この辺の言語センスは、サスガだと思う。

 

あたしは、愛ちゃんの『MOZAIKU NIGHT』を聴き始めて、最初の1年くらいは1人で笑いながら聴いてたんだけど、常連のリスナーさんたちからのメールの冒頭に、「愛ちゃん、スタッフの皆さん、オマンティス!」と書いてあると、愛ちゃんが読み上げたあとにスタッフさんからの「オマンティス!」というお返事が返ってくるから、あたしもそれを言ってもらいたくて、ネタのメールを送るようになった。そして、ものすごく貴重な「オマンティステッカー」を狙うようになった。

 

愛ちゃんがデザインした「オマンティステッカー」は、ハートマークの真ん中に縦の線があって、両側から愛ちゃんの「プシュ~」の時のチョキの手が添えられてるんだけど、色合いといい縦の線といい、完全にオマンティスをモチーフにしてるデザインだから、愛ちゃんのチョキの手が、まるで自分のオマンティスを両側から広げてるみたいに妄想できるというスグレモノだ。

 

以前はガソリンスタンドのコーナーに電話出演しても貰えたんだけど、ガソリンスタンドのコーナーはなくなっちゃったから、今はネコのコーナーに電話出演した人と、その日に読まれたすべてのメールの中から愛ちゃんが一番良かったと思う人の計2人しか貰うことができない。でも、ゲストが来てる日は、ゲストもメールを1枚選ぶから計3枚、それでもなかなかレアだ。

 

あたしは、どうしても「オマンティステッカー」が欲しくて、けっこういろんなコーナーにネタのメールを送り続けて来たんだけど、何度か読まれたことはあっても、サスガに「今日の1枚」には選ばれなかった。そこで、あたしが狙ったのが、ラジオ好きには毎度オナジミの聴取率週間、bayfm的には「パワーウィーク」だ。ラジオの聴取率を調べるこの期間になると、各番組のプレゼントが豪華になったり、プレゼント数が増えたりする。愛ちゃんの『MOZAIKU NIGHT』でも、いつもは2~3枚の「オマンティステッカー」が、「パワーウィーク」には2倍になった。

 

「パワーウィーク」がスタートした8月21日の生放送では、愛ちゃんの自宅で録音してきた何かの「物音」を当てるクイズが、番組中に3問出て、それぞれの正解者の中から1名ずつに、愛ちゃんとゲストの小出あかりちゃんのサイン入りの「オマンティステッカー」がプレゼントされると言う。そこで、あたしは、このクイズにチャレンジすることにしたんだけど、1問目も2問目もイマイチ分からなかった。そして、最後の3問目、何かが床に落ちたような音だったんだけど、愛ちゃんの「キッチン」と「お鍋パーティーの後片付け」というサービスヒントで「お鍋のフタ」だと分かったので、急いでメールで応募した。

 

3問目は簡単だったから、きっとたくさんの正解者がいたと思うけど、放送の最後の正解と当選者の発表を聴いていたら、ナナナナナント!3問目であたしの名前が読まれたのだ!やったーーー!!ついに念願の「オマンティステッカー」をゲットーーー!!‥‥ってなワケで、それから約1週間、右側の愛ちゃんのサイン、左側にあかりちゃんのサインの入った「オマンティステッカー」が、愛ちゃんの直筆のメッセージと一緒に届いたのだ♪

 

 

Ot2

 

 

‥‥そんなワケで、あたしの大好きな中村愛ちゃんとIKURAちゃんはお互いのラジオ番組に相互出演してて、IKURAちゃんは爆笑問題のラジオ番組にチョコチョコとゲスト出演してるけど、まだ、愛ちゃんと爆笑問題のつながりがない。ここがつながれば、あたしの大好きなラジオパーソナリティーのトライアングルが完成するのに‥‥って思ってたら、先週8月26日の『大人の秘密基地』にゲスト出演した愛ちゃんに、IKURAちゃんが「今度、爆笑問題の太田君に、お前のことを『女イクラ』だって伝えておくよ」と言ってゲラゲラ笑っていた。愛ちゃんも食い気味に喜んでたので、もしかしたら、そのうちにラジオで爆笑問題と中村愛ちゃんのコラボが聴けるかもしれない‥‥なんて思って期待してる今日この頃なのだ♪

 

 

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