きっこのオススメ缶チューハイ、今年の秋はコレだ!
今年の夏はメチャクチャ暑くて、その上、まるで梅雨みたいに雨が降ってジメジメした日も続いたし、ようやく少し涼しくなったかと思ったら、またまた30度を超える夏日に戻ったりと、なかなか気温が落ち着いてくれない。そして、こんな日が続くと、何よりも困るのが毎日の着るもので、次に困るのが毎日の晩酌だ。涼しくなってくれれば日本酒の冷やとか焼酎のロックとかを飲むんだけど、残暑が続いてると、どうしても口開けはキンキンに冷やした第3のビールをキュ~ッと飲みたくなっちゃうし、2杯目からは冷凍庫でシャリシャリにさせた缶チューハイを飲みたくなっちゃうからだ。
あたしは、第3のビールはキリンの「のどごし生」が好きなので、普通の「のどごし生」と麦100%の「のどごしスペシャルタイム」の値段が同じスーパーなら「スペシャルタイム」のほうを買い、普通の「のどごし生」のほうが安いスーパーなら普通のほうを買うようにしてた。でも、さすがに年齢的に代謝が悪くなってきたような雰囲気を感じ始めたので、場合によっては糖質ゼロの「のどごしオールライト」を買う時もあった。
ただ、この「のどごしオールライト」って、アルコール度数が3度しかないから、あたし的にはノンアルコールビールみたいなもので、どうもパンチが足りない‥‥なんて思ってたら、ついこないだ、リニューアルされた「のどごしゼロ」ってのが出た。これも「のどごしオールライト」と同じで、糖質ゼロ、プリン体ゼロ、人工甘味料ゼロで低カロリーなんだけど、アルコール度数だけは4度にアップしてたのだ。100ミリリットルあたり27キロカロリーなので、500の缶を1本飲んでも135キロカロリー、これなら安心してゴクゴク飲めると思った今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?
‥‥そんなワケで、この「のどごしゼロ」、普通の「のどごし生」と同じ値段どころか、新発売のセールで普通のよりちょっと安くなってたので、あたしは500の缶を1本買ってきて、お風呂に入る前に冷蔵庫から冷凍庫に移動しておいて、お風呂上りにキンキンに冷えたのを飲んでみた。まあ、「のどごし生」のシリーズは味に間違いないけど、これは特に美味しかった。
ちなみに、念のために書いておくけど、この「のどごしゼロ」、缶には「糖質ゼロ」「プリン体ゼロ」とハッキリ明記されてるけど、正確に言うと、どちらもゼロじゃない。これは「栄養表示基準」とかの規定で、100ミリリットルあたり0.5グラム未満なら「ゼロ」と表記してもよい、ということからの表示なので、糖質もプリン体もちょびっとは入ってる。もちろん、表示のない第3のビールと比べたらぜんぜん低いから、ダイエットをしてる人には、こっちをオススメする。
さて、最初に第3のビールで喉を潤したら、2杯目は缶チューハイだ。あたしは、宝酒造の「焼酎ハイボール」のシークァーサーが一番好きで、甘くなくて美味しいし、アルコール度数は7度だし、甘味料ゼロ、プリン体ゼロ、糖質80%カットだし、何よりも値段が安い。普通のスーパーでも他の缶チューハイより安いけど、あたしがマトメ買いする時に行くお酒の量販店だと、350の缶が95円、500の缶が135円なので、自販機で缶コーヒーを買うよりも安い。
でも、これもこないだのこと、いつものスーパーに行ったら、この「焼酎ハイボール」の隣りに、見たことのない缶チューハイが並んでたのだ。手に取って見てみると、これも宝酒造の缶チューハイで、「樽熟成焼酎ハイボール」と書いてあって、缶の上のほうに「宝焼酎レジェンド」と書いてあった。あたしは、直感で、これは美味しいはずだと思ったんだけど、いつもの「焼酎ハイボール」の350が110円のスーパーで、こっちの「樽熟成焼酎ハイボール」は、350が130円もしたのだ。
130円なら、あと5円足せば、お酒の量販店で「焼酎ハイボール」の500が買える。だけど、どうしても飲んでみたいし、こちらは、甘味料ゼロ、プリン体ゼロ、糖質ゼロなので、いつもの「焼酎ハイボール」よりも低カロリーだ。そこで、この「樽熟成焼酎ハイボール」はレモンとドライがあったので、ドライがイマイチ好きじゃないあたしは、試しにレモンを1本だけ買ってみることにした。そしたら、これが、予想を遥かに上回る素晴らしさで、あたしがこれまでに飲んだ缶チューハイの中で、ダントツ1位の美味しさだったのだ。
このスーパーには、レモンとドライの350しか並んでなかったけど、もしもこれの500があって、さらにはシークァーサーがあったら、あたしは量販店で箱買いしてもいいと思ったので、宝酒造のホームページで調べてみた。そしたら、サイズは350だけで、種類はレモンとドライだけだった。でも、参考小売価格が153円と書いてあったので、140円でも気持ちお得だったみたいだ。とにかく、今度、量販店に行ったら、レモンを何本か買ってこようと思う。
‥‥そんなワケで、1杯目のキリンの「のどごしゼロ」も、2杯目の宝酒造の「樽熟成焼酎ハイボール」のレモンも、どちらも今月、9月になってから発売された新商品で、あたしはすごく気に入ったから、これからも飲み続けると思う。ちなみに、これだけ褒めてるとナニゲに「ステマ」みたいだけど、あたしは自分が飲んでみて美味しかったから自発的に紹介してるだけで、キリンからも宝酒造からも1円ももらっていない。つーか、これだけ褒めたんだから1箱くらい送ってきてくれても良さそうなんだけど(笑)
で、これだけじゃ面白くないので、ここからは、最近、あたしが飲んだ中で、ちょっと変わってる缶チューハイと缶ビールを紹介しようと思う。まずは、沖縄の「ハブ酒」で有名な南都酒造所が販売してる「琉球ハブボール」だ。次の画像を見てもらえれば分かるように、「ハイボール」じゃなくて「ハブボール」と書いてあって、ロゴの上にトグロを巻いて首を持ち上げたハブのマークが描かれている。
アルコール度数は6度なので強くはないけど、缶の裏側を見ると、「ハブの力を明日の力に」と書いてあって、「神秘的な生命力を持つハブのエキスと、13種類のハーブのエキスをダブルブレンドしたハブ原酒がベースの沖縄生まれの新感覚ハイボール。疲れやストレスを吹き飛ばすエナジフルな味わいに、シークァーサー果汁を加えて爽やかに仕上げました。」と書いてあった。
もしかして、これって、「ハブ」と「ハーブ」をカケてあるのかな?‥‥なんて思いつつ、13種類のハーブって何と何と何なんだろうと思って原材料を見てみたら、「泡盛、ハブエキス、ハーブ13種類、糖類、シークァーサー果汁、香料、酸味料」と書いてあるだけだった。フランク・ザッパだなあ(笑)
それにしても、「ハブとハーブ」だなんて、この語呂合わせで、あたしは、郷ひろみの「処女と少女と娼婦に淑女~ハウメニ~いい顔~♪」を思い出してしまった。「ハブとハーブ」、「処女と少女」、完全に語呂のリズムが一致してる‥‥ってことは、ここはお約束の替え歌を作らなきゃならない流れだけど、ほろ酔い加減のあたしの頭に浮かんだのは、「ハブとハーブとハグキにハクソ~♪」だけだったので、ここはマジメに飲んだ感想を書こうと思う。
この「琉球ハブボール」は、100ミリリットルあたり55キロカロリーもあるので、ダイエットには向かないし、何よりも350が1本230円もするので、そうそう何本も飲むことはできない。だけど、正直に言うと、なかなか美味しかった。味としては、「オロナミンC」とか「デカビタC」とか、懐かしいとこなら「リアルゴールド」みたいな、いかにも「身体に効きますよ~」的な例の味がホンノリとするんだけど、すごくサッパリしてて、ぜんぜんしつこくない。
その上、甲類焼酎じゃなくて泡盛がベースだから、独特のクセがあるかと思ってたら、それがまったくなくて、爽やかでゴクゴク飲めた。さらには、ちょっと不安だった「ハーブ13種類」も、言われなきゃ気づかないほどで、匂いを嗅いでも飲んでみても、ほとんど分からなかった。結論として、すごく美味しい缶チューハイなので、宝酒造の「焼酎ハイボール」の2倍以上もする1本230円という値段さえクリアできる人なら、ぜひ、飲んでみてほしい。
さてさて、ここまで、第3のビールと缶チューハイしか取り上げてこなかったあたしだけど、最後に少しカッコをつけさせてもらって、本物のビールをレポしたいと思う‥‥とは言っても、これは、あたしのお友だちが「面白いビールを見つけたよ」と言ってプレゼントしてくれたものなんだけど、黄桜酒造の缶ビール、「ラッキーキャット」と「ラッキードッグ」だ。
どちらも潰れた顔のネコとイヌの絵が描いてあって、ネコはシルクハット、イヌは山高帽をかぶってる。あたしは、本物のビールなんか飲むのは半年ぶりか1年ぶりか、もう忘れちゃってるほど久しぶりなので、お友だちからプレゼントされた2本を冷蔵庫でジックリと冷やして、お風呂上りに飲んでみることにした。
白い缶の「ラッキーキャット」は、アルコール度数が5度のホワイトエールで、缶には、「ライトボディの軽快な味わいと、柚子の香りと和山椒の隠し味が、料理の味を美味しく引き出します。」と書かれていた。紺色の缶の「ラッキードッグ」は、アルコール度数が5度のペールエールで、缶には、「大麦麦芽の香ばしい味わいと、カスケードホップのほんのりした柑橘風味が、ゆったり気分を満たしてくれます。」と書かれていた。
あたしは、ホワイトエールとかペールエールとか言われても分からないので、取りあえず、冷蔵庫の手前にあった「ラッキードッグ」から飲んでみることにした。久しぶりの本物のビールなので、おつまみはちゃんと作ろうと思って、冷蔵庫にあったモヤシとニラ、あとはタマネギを軽く炒めて、サバの味噌煮の缶詰を加えて、タカノツメの輪切りを散らしてササッと炒めた、「サバの味噌煮缶のピリ辛ニラモヤシ炒め」‥‥って、まんまじゃん!(笑)
で、おつまみは、強火で短時間でササッと炒めたので、モヤシもニラもタマネギもシャキシャキしてて最高に美味しかったんだけど、肝心のビールのほうが、「えっ?」って感じだった。350の缶だったので、いつも飲んでる第3のビールや発泡酒なら缶のまま飲むんだけど、今回は久しぶりの本物のビールだし、何よりもレポしなきゃならないから、一応、グラスに注いでみた。そしたら、この「ラッキードッグ」、ナナナナナント!濃いオレンジ色と言うか、赤っぽい茶色だったのだ!
そして、見た目が黒ビールみたいな色だから、あたしは「甘いんじゃないか?」という先入観で飲んでみたら、味は真逆で、とにかく苦かった!あたしは、ビールの苦さは大好きだし、ゴーヤなどの食べ物の苦さも大好きなんだけど、そんなあたしでも、この「ラッキードッグ」の苦さには驚いちゃった!まるで、何かの罰ゲームで飲まされる「せんぶり茶」みたいな苦さで、苦いものが好きなあたしでも、1缶を飲み切るのには苦労しちゃった。
誤解のないように言っとくけど、決して「まずい」というワケじゃなくて、ビールとしては間違いなく美味しいんだけど、とにかく苦味がハンパないので、苦さに弱い人にはオススメできない。そして、続いて「ラッキーキャット」をグラスに注いでみたら、こちらは普通のビールの色だったので、ちょっとホッとした。軽い白濁職で透明感がないので、その点だけは普通のビールと違うけど、赤っぽい茶色の苦すぎる「ラッキードッグ」を飲んだ直後だったから、あたしは、見慣れた黄色いビール色というだけで、ちょっと安心できた。
で、この「ラッキーキャット」を飲んでみたら、「ラッキードッグ」よりは遥かに苦味がまろやかで、普通に美味しく飲めたんだけど、よくよく味わってみると、普通のビールよりは苦味が強うようにも感じた。だけど、直前まで「せんぶり茶」レベルの苦味の「ラッキードッグ」を飲んでたから、舌が麻痺しちゃってて、ちゃんと判断することができなかったのだ。
だから、もしも、この2種類を飲み比べしてみようと思った人がいたら、必ず、最初に苦味の軽い「ラッキーキャット」を飲んで、その後に「ラッキードッグ」を飲むことをオススメする。あたしと同じ順番で飲むと、辛さが10倍のカレーを食べた後に3倍のカレーを食べるようなもので、後から食べた3倍のカレーがどのくらい辛いのかなんて、ぜんぜん分からなくなるからだ。
ちなみに、この「ラッキーキャット」と「ラッキードッグ」は、350の缶で1本260円くらいするそうだ。あたしの好きなアサヒの「スーパードライ」などの普通のビールなら、量販店に行けば350の缶は200円以下だし、500の缶でも270円くらいで買えるので、これはとても高い。正直、この罰ゲームのような苦さの「ラッキードッグ」の350を260円で買うくらいなら、あと10円足して量販店で「スーパードライ」の500を買ったほうが遥かにイイ。
ただ、「ラッキーキャット」のほうは、メッチャ苦い「ラッキードッグ」を飲んだ直後でも若干の苦味を感じられたので、たぶん、キリンの「ラガー」の3倍くらいの苦味があると思う。だから、苦いビールが好きで、キリンの「ラガー」の苦さでも物足りないと思ってた人は、この「ラッキーキャット」を飲んでみると気に入るかもしれない。
‥‥そんなケで、今回は、久しぶりのブログ更新なのにも関わらず、最近、飲んだ缶チューハイや缶ビールのレポになっちゃったけど、最初に上げた2つ、特に宝酒造の「樽熟成焼酎ハイボール」はマジで美味しいから、他の缶チューハイよりも少しだけ高いけど、興味を持った人は、ぜひ、一度は飲んでみてほしい。決して大ゲサじゃなくて、缶チューハイというものに対する先入観や概念が覆されるほどのクオリティーだから、1人でも多くのお酒が好きな人たちに体験してみてほしいと思ってる今日この頃なのだ♪
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