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2018.02.25

芦毛教の御利益

久しぶりにヒヒ~ン!!‥‥というワケで、今日2月25日(日)のG2「中山記念」は、昨年11月にG1「マイルCS」を勝ったペルシアンナイトが、ミルコ・デムーロ騎手が鞍上ということもあって単勝2.1倍のダントツ人気だったけど、芦毛からの馬券しか買わない「芦毛教」の信者であるあたしとしては、中山が大得意の芦毛ウインブライトから狙うことに決めてた。でも、これまたあなどれない芦毛アエロリットもいるし、こっちはあたしの大好きなクロフネ産駒だ。

松岡正海騎手が鞍上のウインブライトは単勝5.3倍の2番人気、横山典弘騎手が鞍上のアエロリットは単勝7.4倍の5番人気だったけど、今回は10頭立てと頭数が少なかったことと、逃げる馬がアエロリットの他には柴田善臣騎手に乗り替わったマルターズアポジーしかいなかったから、この2頭が逃げて最後にウインブライトが差すという展開を予想して、あたしは、「1着ウインブライト→2着アエロリット→3着その他の上位人気馬」という強気の3連単で行くことにした。そして、他の差し馬に差された時のことも考えて、この芦毛2頭を軸にした3連複で押さえておく‥‥とは言っても、残りの1頭が上位人気馬だと配当が低すぎるから、3連複のほうは対抗馬を下位人気5頭にしてみた今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、いよいよ「中山記念」が始まる時間になったので、あたしは仕事中だったんだけど、ちょっと抜けてラジコでTBSラジオを聴く準備をした。ラジオNIKKEIでもニッポン放送の「日曜競馬ニッポン」でも良かったんだけど、どうせなら爆笑問題の「日曜サンデー」の「サンデー競馬小僧」のコーナーで中継を聴こうと思ったからだ。そしたら、爆笑問題の田中さんは9番人気ショウナンバッハと3番人気ヴィブロスの馬連という相変わらずの大穴狙い、デムーロ教の江藤愛ちゃんは1番人気ペルシアンナイトの複勝というガチガチの安全パイ、前回ノンコノユメの単勝を当てた太田さんはアエロリットの単勝、ゲストのバツグンは8番人気ディサイファの単勝というギャンブルに出た。

「日曜サンデー」のメンバーは誰もウインブライトを選ばなかったので、あたしは少し不安になりつつも、「芦毛教」の御利益(ごりやく)を信じてラジオを聴いてたら、すぐにレースが始まった。予想通りにマルターズアポジーが飛び出して、それを追ってアエロリットもガンガン飛ばして、この2頭が先行した。そして、ウインブライも4番手に付けてたので、これはいい流れだと感じた。ゴールドシップみたいな異次元の末脚でも持ってるなら別だけど、今回の顔ぶれだとどの差し馬もあなどれないから、ウインブライトはできるだけ前のほうに付けておいて欲しかったからだ。

中継アナの「1000m59.1秒」という言葉で、あたしは「よっしゃ!」と思った。あたしとしては、1000mが58秒とかのハイペースだと先行したアエロリットがガス欠になって馬群に沈んじゃうし、1000mが1分以上だとパワーを残した差し馬たちの混戦になっちゃうので、「1000mが59秒くらいならベスト」と予想してたからだ。そして、アエロリットを引き連れたマルターズアポジーは最後までがんばったけど、最後の直線に入ったとこでウインブライトがアエロリットをかわして2番手に上がり、ゴール板の直前でマルターズアポジーを差し切った!

2着はマルターズアポジーが残ったか?それともアエロリットが差したか?マルターズアポジーが残っていても、芦毛は1着と3着だから、あたしは押さえの3連複は的中してるけど、配当は1万円以下だ。でも、アエロリットがマルターズアポジーを差して芦毛ワンツーになっていれば、あたしは3連単も的中するので、配当はグンと大きくなる。タイムリーな喩えで言うと、オリンピックの何かの競技で勝ち上がり、最後の決勝戦を迎えたみたいな感じだ。負けても銀メダルは確定してるけど、勝って金メダルを獲れれば最高!‥‥って感じだ。

それなのに、2着は写真判定のままで、なかなか発表にならない。あたしはシビレを切らして、ラジコをラジオNIKKEIに換えた。すると、すぐに「2着アエロリット、3着マルターズアポジー」という発表があったので、あたしは、思わず立ち上がって「シャーーー!!」と叫んでしまい、周りにいた人たち全員から「ガン見」されてしまった。実は、外は寒かったけど喫茶店に入ったりするのはお金がもったいないので、ショッピングセンターの中にある自販機コーナーのイスに座ってイヤホンでラジコを聴いてたんだった(笑)

あたしはソソクサと外に出て、公園のベンチに座ってノートPCをひらき、JRAの自分の「即PAT」にログインして「照会メニュー」を確認すると、今朝は1000円だった残高が5万円以上になってたので、今度は心の中だけで「シャーーー!!」と叫んだ。だけど、誰かに対しても叫びたかったので、取りあえずツイッターにアクセスして、「シャーーー!!「中山記念」で芦毛ワンツーが炸裂!強気の3連単も押さえの3連複も両方的中!1000円の投資で5万円リターン!どうじゃ!これが芦毛からの馬券しか買わない「芦毛教」の信仰パワーじゃヒヒ~ン!(笑)」と投稿した。


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今日の「中山記念」の配当は、3連単が4万1500円、3連複が8640円で、両方合わせて5万円以上のプラスになったけど、いつもは1レースに300円くらいしか使わないあたしが、どうして1レースに1000円も使えたのかと言うと、そもそも、これも「芦毛教」のお陰だったのだ。2週間前の2月12日(月)に東京競馬場で開催された「クイーンズC」、このレースにも芦毛が2頭、出走したので、あたしは、5番人気の芦毛フィニフティと7番人気の芦毛アルーシャの2頭軸で、1番人気、2番人気、3番人気の馬との3連複を買った。そしたら、3番人気のテトラドラクマが1着になり、芦毛2頭が2着と3着になり、あたしの買った組み合わせのうち、一番配当の良かった3連複が的中して1万5560円になったのだ。


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ここで、さっきのあたしのツイートの画像を見てほしいんだけど、3連単の馬券は、1着が5番ウインブライト、2着が10番アエロリットで、3着に選んだのは、2番サクラアンプルール(4番人気)、3番ヴィブロス(3番人気)、4番ペルシアンナイト(1番人気)、6番マイネルハニー(7番人気)、8番マルターズアポジー(6番人気)の5頭、つまり、上位人気馬だ。だけど、次の3連複のほうの馬券も見てほしい。こっちは、3連単と同じで5番ウインブライトと10番アエロリットの2頭軸だけど、もう1頭に選んでるのが、1番マイネルサージュ(10番人気)、6番マイネルハニー(7番人気)、7番ディサイファ(8番人気)、8番マルターズアポジー(6番人気)、9番ショウナンバッハ(9番人気)だ。

今回は10頭立てという少頭数なので、3連複や3連単の的中する確率は高くなるけど、そのぶん配当が低くなるから、2番人気と5番人気の芦毛の2頭軸からの3連複だと、もう1頭が1番人気や3番人気などの上位人気馬だった場合、せっかく的中しても10倍から40倍程度の配当しかつかない。そこで、あたしは、3連複のほうは5番人気以上の上位人気馬は捨てて、6番人気より下の馬との組み合わせにした。そしたら、その3頭目の馬に、1番人気や3番人気でもなく、9番人気や10番人気でもなく、ちょうど真ん中の6番人気のマルターズアポジーが残ってくれたから、あたしは3連単も3連複も両方とも的中させることができたのだ。


‥‥そんなワケで、あたしは、2週間前の「クイーンズC」の配当があったからこそ、今日の「中山記念」は、いつもより広めに馬券を買うことができたってワケだし、いつもより広めに買えたからこそ、3連単も3連複も的中したってワケだ。もしも「クイーンC」が的中していなければ、あたしは、今日の「中山記念」、いつものように300円しか買わなかったから、的中したとしても3連複の8640円だけだった。そう思うと、やっぱり、「芦毛教」を信仰してて良かったと心から思った今日この頃なのだヒヒ~ン!(笑)


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2018.02.24

「1票の格差」と「1票の差」

国政選挙において、選挙区ごとに有権者数が違うため、1人の候補者が当選するのに必要な得票数に地域差ができてしまう「1票の格差」の問題は、皆さん、ご存知だと思う。たとえば、Aの選挙区では最低でも50万票を獲得しないと当選できないのに、Bの選挙区では10万票で当選できる場合、同じ「1票」なのに、その価値に5倍もの違いがある。これは憲法が保障する「法の下の平等」に反するんじゃないか?‥‥という問題だ。

この問題に対して、多くの裁判所は「合憲」でも「違憲」でもない「違憲状態」という曖昧な判断をしてきたけど、今回は、この「1票の格差」の問題と似て非なる「1票の差」の問題について取り上げてみたいと思う。それは、2月21日に東京都選挙管理委員会の裁決が出た「葛飾区議選」の問題だ。東京都民なら誰でも読める「葛飾区」だけど、念のために書いておくと、寅さんでお馴染みの「かつしか区」だ。で、あたしは、今回の東京都選挙管理委員会の裁決について、どうしても納得できない点があったため、問題提起の意味も込めて、ここで取り上げてみようと思った今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、まずは、どんな問題なのかまったく知らない人もいると思うので、以下、毎日新聞の記事をリンクしておく。


「葛飾区議選 1票差当選、無効と裁決 「当落」入れ替わる」(毎日新聞)
昨年11月12日の葛飾区議選について、東京都選挙管理委員会は21日、1票差で落選し票の再点検を求めていた会田浩貞氏(77)の審査申し立てを認め、最下位当選した大森有希子氏(35)の当選を「無効」と裁決した。都選管が票を再点検し、葛飾区選管が大森氏の有効票とした2票を「無効票」と判断。会田氏と大森氏の「当落」が入れ替わった。大森氏は裁決を不服として東京高裁に提訴する方針だ。
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20180222/k00/00m/010/091000c


リンク先の毎日新聞の記事には、「決定を不服とした会田氏の審査請求を受け、都選管は3日、全16万2399票を再点検。区選管が大森氏の有効票と判断した「大森ひでこ」「大森ようこ」の2票について、下の名前が同じ他候補への票と判別できないとして無効票と判断した。この結果、会田氏は2175票、大森氏は2174票となり、会田氏の票が上回った。」と書いてあった。そこで、あたしは、葛飾区の公式の開票状況(開票率100%)を確認してみた。以下がそれで、頭に「当」の字がついているのが「当選」という意味、右端の数字が「得票数」だ。


「葛飾区議会議員選挙の開票状況」(開票率100%)

当 小林ひとし(日本維新の会) 7321
当 かわごえ誠一(民進党) 4315
当 くぼ洋子(公明党) 4093
当 梅沢とよかず(自民党) 4066
当 池田ひさよし(自民党) 4058
当 中村しんご(共産党) 4055
当 みねぎし良至(自民党) 3797
当 出口よしゆき(公明党) 3734
当 筒井たかひさ(自民党) 3674
当 三小田准一(共産党) 3654
当 安西俊一(自民党) 3651
当 中村けいこ(民進党) 3597
当 山本ひろみ(公明党) 3591
当 秋家さとあき(自民党) 3538
当 伊藤よしのり(自民党) 3508
当 倉沢よう次(自民党) 3502
当 米山真吾(無所属) 3415
当 かみむらやす子(公明党) 3365
当 中江秀夫(共産党) 3351
当 むらまつ勝康(無所属) 3331
当 木村ひでこ(共産党) 3294
当 むかえすみえ(公明党) 3253
当 つたえりな(無所属) 3212
当 黒柳じょうじ(公明党) 3187
当 工藤きくじ(自民党) 3113
当 平田みつよし(自民党) 3030
当 小山たつや(公明党) 3029
当 大高たく(無所属) 3010
当 江口ひさみ(公明党) 2987
当 おりかさ明実(共産党) 2981
当 うてな英明(都民ファースト) 2965
当 秋本とよえ(自民党) 2958
当 立花孝志(NHKから国民を守る党) 2954
当 牛山ただし(公明党) 2946
当 うめだ信利(無所属) 2612
当 鈴木信行(無所属) 2587
当 みずま雪絵(無所属) 2516
当 高木のぶあき(自民党) 2329
当 きょうづか理香子(無所属) 2248
当 大森ゆきこ(無所属) 2176
  会田ひろさだ(無所属) 2175
  樋口まこと(共産党) 2166
  内山みのる(自民党) 2152
  あまの友太(自民党) 2079
  しばはし宏子(都民ファースト) 1863
  村田こうじ(自民党) 1849
  渡辺ふみや(都民ファースト) 1725
  せき智之(自民党) 1683
  かみなが誠(都民ファースト) 1524
  おみみわ(都民ファースト) 1425
  谷野せいしろう(無所属) 1092
  川和かずたか(無所属) 1051
  武田まさき(無所属) 746
  かすみ良人(無所属) 562
  まえしろ正太(若者と少数派の党) 473
  多村寿理(無所属) 379
  仲ひろひと(無所属) 362
  浜野げんき(無所属) 326
  おおり則枝(無所属) 306


‥‥そんなワケで、こうして改めて「葛飾区議選」の結果をすべて見てみると、今回の問題とは関係ないけど、 2点、気づいたことがある。それは、「さすが公明党は創価学会員にうまく投票配分させて候補者全員をきちんと当選させてるな~」ということと、「都民ファーストの会は5人も擁立したのに小池百合子都知事のせいで1人しか当選しなかったのね~」ということだ。

ま、それはそれとして、今回の問題だけど、40議席中40番目の最下位当選を果たした無所属の「大森ゆきこ」氏の「当選」に対して、わずか1票差で落選した無所属の「会田ひろさだ」氏が、東京都選挙管理委員会に「票の再点検」を求めたワケだ。これは、あたしにも理解できる。自分が同じ立場になったらと想像してみれば、50票も100票も差がついて落選したのなら諦めるけど、たった1票の差なんだから、中には無効票を数えてしまったケースがあるかもしれないと思い、あたしも「票の再点検」を求めると思う。

で、会田氏からの請求を受けた都選管は、全16万2399票を再点検した結果、大森氏が得票した2176票のうち2票を「無効」と判断し、この2人の当選と落選が逆転する裁決を下したのだ。記事によると、大森氏の得票のうち「無効」とされたのは「大森ひでこ」「大森ようこ」の2票で、その理由として都選管は「下の名前が同じ他候補への票と判別できない」と述べている。この「下の名前が同じ他候補」というのは、さっきの一覧を見てみると、21位で当選した共産党の「木村ひでこ」氏と、3位で当選した公明党の「くぼ洋子」氏のことだろう。

そして、今回の新聞報道だけを読むと、この2票だけが「無効」なんだから、大森氏の他の得票は、どれもきちんと「大森ゆきこ」とか「大森有希子」とか書かれていたと思うだろう。でも、これが驚いたことに、ぜんぜんそんな話じゃなかったのだ。今回の問題について、ご本人の大森ゆきこ氏が自身のブログで公開した実際の投票用紙の画像を見て、あたしはぶっ飛んでしまった。


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※大森ゆきこ氏のブログより
https://ameblo.jp/yukikoomori/entry-12354782704.html


この画像を見れば分かるように、都選管が「無効」とした「大森ひでこ」「大森ようこ」の2票の他にも、「大森ゆかり」「大森みゆき」「大森たつこ」「大森よしこ」「大森みつこ」「大森ゆきえ」「大森あきこ」‥‥って、おいおいおいおいおーーーーい!挙句の果てには「大森」という苗字だけのものまである。でも、これらはすべて「無効」ではなく、ちゃんと「大森ゆきこ」氏の得票としてカウントされてるワケだから、ようするに、当初は苗字が「大森」と書かれているものは基本的にすべて「大森ゆきこ」氏への投票としてカウントしたワケだ。

大森ゆきこ氏は、比較として「会田ひろさだ」氏への実際の投票用紙の画像もブログで公開してるけど、こちらも同様に「会田さだひろ」「会田ひろゆき」「会田ひろし」など、下の名前が間違っているものがたくさんある上に、苗字が「会田」ではなく「合田」と書かれているものまであった。


‥‥そんなワケで、今回の都選管の判断基準は「下の名前が同じ他候補への票と判別できない」というものだけど、これって、どうなんだろう?一覧を見れば分かるように、大森氏は「大森ゆきこ」と表記しているので、「大森ひでこ」という誤記が共産党の「木村ひでこ」氏への投票と判別できない‥‥とい理屈は、そうとう強引だけど、まあギリギリで理解できないワケでもない。大森の「大」と木村の「木」も似てることだし。でも、「大森ようこ」という誤記が、正反対に苗字がひらがなで名前が漢字で表記された公明党の「くぼ洋子」氏への投票と判別できない‥‥という理屈は、いくら何でも無理がありすぎる。

それに、「くぼ洋子」氏の下の名前は漢字表記なんだから、知らない人には「ようこ」なのか「ひろこ」なのか分からない。百歩ゆずって「大森洋子」という誤記であれば都選管の理屈も多少は通用するかもしれないけど、ひらがな表記の「ようこ」を「洋子」のことだと類推するのは飛躍しすぎている。

一度でも投票に行ったことがある人なら誰でも知ってるように、投票用紙に候補者の名前を書き込むスペースには必ず「候補者一覧」が貼ってあり、今回の「葛飾区議選」であれば、その一覧には「くぼ洋子」「大森ゆきこ」と明記されてたハズだ。そして、これまた一度でも投票に行ったことがある人なら誰でも経験があると思うけど、投票用紙に候補者の名前を書き込む時は、漢字の間違いなどがあって無効になったら大変なので、念のために目の前の一覧を見て、そこに書かれている通りにきちんと書くのが普通だ。

そんな状況で、公明党の「くぼ洋子」候補に投票しようと思った人が、間違えて「大森ようこ」と書くなんて、いくら何でも普通は考えられないし、第一、しっかり教育されている創価学会員が、自分の書くべき候補者の名前を誤記するなんてことはアリエナイザーだ‥‥って、思わず何年ぶりかで「アリエナイザー」を使っちゃったけど、とにかく、あたしは、「大森ゆかり」も「大森みゆき」も「大森たつこ」も「大森よしこ」も「大森みつこ」も「大森ゆきえ」も「大森あきこ」OKなのに、「大森ようこ」が「無効」だという今回の都選管の裁決は理解できない。

それに、こんな無理のある理由で「無効」にされるのなら、もしも今回の区議選に、他に「ゆかり」や「みゆき」や「たつこ」や「よしこ」や「みつこ」や「ゆきえ」や「あきこ」という名前の女性候補者が出馬してた場合、その人たちの名前が漢字表記であったとしても、大森氏のこれらの得票はすべて「無効」にされてたことになる。こんなの、どう考えてもおかしいじゃん。


‥‥そんなワケで、あたしは、「大森ようこ」という誤記が、きちんと「大森」という苗字が書かれているのにも関わらず、下の名前が同じ公明党の「くぼ洋子」氏への投票と判別できない‥‥という今回の都選管の判断は、どう考えてもおかしいと思う。また、もう一方の「無効」とされた誤記である「大森ひでこ」にしても、これほどハッキリ「大森」と書かれてるんだから、やっぱり「大森ゆきこ」としてカウントすべきだと思う。それに、こんな前例を作ってしまったら、「ゆきこ」とか「ようこ」とか「ゆうこ」とか、一般的に「よくある名前」の候補者ばかり「無効票」が多くなってしまい、選挙における公平性にも問題が出てくると思う今日この頃なのだ。


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2018.02.11

サンダル行進曲

ここんとこ、あまりにも寒い日が続いてるけど、あたしの場合、特に足の指先が冷えちゃうので、自宅では普通の靴下じゃ耐えられなくなって、毛糸の靴下を履くようにしてた。だけど、それでも辛くなってきたので、とうとう毛糸の靴下を2枚重ねで履くようになった。もちろん、仕事に行く時は、靴に合わせてストッキングにしたりしてるけど、自宅にいる時は、寝る時も毛糸の靴下の2枚重ねが日常になった。

で、先日のこと、精米したお米がなくなってしまい、晩ごはんの前に玄米を持って近所の無料精米所へ行ってこなきゃならなくなった時のこと、いつものように1キロほどの玄米をビニール袋に入れて玄関へ行き、靴を履こうとした時に、毛糸の靴下の2枚重ねだったということに気づいたのだ。原チャリで片道10分ほどなので、そんなには遠くはないけど、とにかく原チャリは寒いから、靴はブーツを履いて行きたい。でも、毛糸の靴下じゃブーツは履けないから、靴下を履き換えなきゃならないのだ。

あたしは、サイズがオーバーでカポカポしてる靴が大嫌いなので、ブーツだけでなく、レインブーツもスニーカーもみんなサイズがピッタリで、どれを履くにしても薄い靴下1枚かストッキングじゃなきゃ履くことができない。だけど、晩ごはんの支度をするまで1時間くらいしかないので、サッサと無料精米所へ行ってきたい。それに、時間的な問題だけじゃなくて、靴下を履き換えて出かけたら、帰ってきてから、また毛糸の靴下に履き換えなきゃならないので、ものすごくメンドクサイヤ人だ。そこで、あたしは、毛糸の靴下の2枚重ねでも履ける唯一の靴、バッタモンのクロックスを履いて行ってくることにした今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、クロックスにもいろんなタイプの靴があるので、あたしの言いたいアレのことは、正確には「クロックスのクロッグ」と言うんだけど、ようするに、あの気軽に突っかけて履くことができるサンダルのことだ。本物のクロックスは2000円とか3000円とかするけど、あたしのは350円で買ったバッタモンで、外に洗濯物を干しに行ったりする時に突っかけるサンダルとして愛用してる。サイズがちょっと大きいけど、このタイプのサンダルは、脱げないようにするバンドみたいのが付いてて、原チャリに乗るとかの「ここ一番」の時には、そのバンドを後ろに回してカカトを押さえるようにできるから便利なのだ。

そして、バッタモンのクロックスを履いて外に出たあたしは、原チャリを停めてある裏庭に行こうとしたんだけど、裏庭に行くには、遠回りになるけど広くて舗装してある表の私道を使うか、距離は短くて一直線で行けるけど泥だらけの家の脇の日陰の通路を使うしかない。で、あたしは、当然のことながら、最短距離で行ける日陰の通路を使おうとしたら、まったく日の当たらない日陰なので、数日前に降った雪が凍って、細い通路を全面的に覆ってた。でも、雪の厚みは10センチくらいしかなかったので、あたしは、特に気にもせずに雪の上を進んだ。

そしたら、数歩目に、右足がズボッとカカトまで雪に埋まってしまい、反射的に足を上げたんだけど、右足が全体的にビショビショに濡れてしまったのだ。その上の雪が凍ってたから分からなかったんだけど、その部分だけ雪の下の土が凹んでて、雪が解けた冷たい水が溜まっていたのだ。バッタモンのクロックスは、それなりにソールに厚みがあるんだけど、前のほうの爪先のカバーの部分にはオシャレな穴がたくさん開いてるし、サイドには何のカバーもないから、あたしは一瞬で足を上げたんだけど、毛糸の2枚重ねの靴下まで濡れてしまった。

だけど、ここでいったん家に戻って、靴下を脱いで足を拭いて別の靴下に履き換えるなんて、とてもじゃないけどメンドクサイヤ人なので、「ええい!このまま行っちゃえ!」って思い、原チャリに乗って無料精米所へと向かった。でも、そしたら、スタートしてから1分もしないうちに右足が氷のように冷たくなってきて、ジョジョに奇妙に後悔の波が押し寄せてきた。だからと言って、ここまできてから戻るワケにも行かないので、あたしは、なるべく右足に風が当たらないように内マタで原チャリを飛ばし、玄米を精米して帰ってきた。

やっとのことで戻ってきたあたしは、とにかく大急ぎで右の靴下を脱いで、タオルで足を拭いて、左足に履いてた2枚の毛糸の靴下を1枚、右足に履いた。それから、まだ内側が濡れてたバッタモンのクロックスを拭いて、右足に履いてた毛糸の靴下2枚とタオルを洗濯機に放り込んでから、取りあえずコタツに入って足を温めた。これで、足の冷たさは何とか収まったんだけど、問題は、洗濯機に放り込んだ2枚の靴下と、今、左右の足に履いてる靴下だ。まったく同じ毛糸の靴下を2枚重ねで履いてたのならいいんだけど、あたしは、くるぶしの上まである毛糸の靴下を左右の足に履いた上で、くるぶしまでの短めの毛糸の靴下をその上から履いてたのだ。

つまり、今のあたしの状況は、左足にくるぶしの上まである毛糸の靴下、右足にくるぶしまでの短めの毛糸の靴下というスタイルで、洗濯機の中にも、長い靴下と短い靴下が片方ずつ放り込んであるのだ。これまで、何度か書いたことがあるけど、あたしは、左右非対称が大嫌いで、アシンメトリーのものを身に付けてると落ち着かない。前髪パッツンのボブにしてるのも、左右どちらかに流すヘアスタイルが落ち着かないからで、左右の靴下が違うなんてシャレにならない。

そこで、あたしは、今、履いてる靴下も、ぜんぜん汚れてないけど、取りあえず足も温まったことだし、脱いで洗濯機に放り込み、新しい靴下を持ってきて履き換えた。でも、毛糸の靴下は洗濯機に放り込んだ2足しか持ってないから、あんまり温かくない普通の靴下だ。それでも、左右が違うアシンメトリーの毛糸の靴下を履いてるという精神的に不健康な状況よりは、いくらかマシだからだ。

ここまでの流れを振り返ってみると、そもそもの話、一番最初の家を出る時点で、メンドクサイヤ人だなどと言わずに靴下を履き換え、ブーツを履いて出かけていれば何の問題も起こらなかったのだ。靴下を履き換えるという1~2分の手間を面倒くさがった結果、自分も辛い思いをした上に、洗濯物まで増やしてしまい、靴下を履き換える何倍も面倒くさいことになってしまったのだ。

つーか、結果的に靴下を履き換えたんだから、これを最初にやってれば、辛い思いも面倒くさい思いもしなかった上に、今は帰ってきてから履き換えた毛糸の靴下の2枚重ねでポカポカと温かかったのだ。それなのに、この順番を間違えてしまったために、今夜はあんまり温かくない普通の靴下で過ごさなきゃならない。つまり、これは、ここで終わった話じゃなくて、この後も悪影響があるってワケだ。そして、実際にも、この日の夜は、お布団に入ってから、湯たんぽのパワーを借りないと爪先が冷たくて眠れなかった。


‥‥そんなワケで、今回のあたしの失敗の原因は、靴下を履き換えることを面倒くさがったことだけど、それだけじゃなくて、バッタモンのクロックスを履いたという点にもある。もしも、バッタモンのクロックスの爪先のカバーの部分に、あのオシャレな穴がいくつも開いてなかったら、たとえ、同じように雪を踏み抜いて水溜りに右足を突っ込んだとしても、サイドから少しだけ水が入ってきただけで、爪先までは濡れなかったからだ。だけど、もしも、あの穴がなかったら、夏に海や川に行った時に、そのまま水の中にジャブジャブと入って行ったら、爪先のカバーの部分に水が溜まって、たぶん、歩きにくくなると思う。そう、あの穴って、単に風通しを良くするために開けてあるんじゃなくて、中に入った水を外に出すための穴でもあるのだ。

その上、ソールはそれなりに滑らない形状になってるから、濡れた路面でも足が滑ることがあまりない。そのため、釣りをする人たちに愛用されてるし、特に、船やボートに乗ってデッキの上から釣りをする人たちに愛用されてるのだ。夏の釣りと言えば、昔はビーチサンダル、通称「ビーサン」が多かったけど、ビーサンはすぐに脱げちゃうし、ソールは滑る。その上、ずっと履いてると、鼻緒の部分で足の親指と人差し指の間が擦れて痛くなってくる。

でも、あたしは昔から疑問なんだけど、何でアレを「ビーチサンダル」って呼ぶんだろう?あたしの認識だと、鼻緒のある履き物は「下駄(げた)」か「草履(ぞうり)」であって、サンダルとは違う。だから、あたしが子どものころは、アレのことは「ゴム草履」と呼んでいた。鼻緒があるんだから「草履」で、それがゴムで出来てるんだから「ゴム草履」、どこからどう見ても完璧な呼び名だ。それなのに、いつの間にか「ビーチサンダル」と呼ばれるようになってしまった。

そもそも、サンダルって、サザエさんが近所に買い物に行く時に突っかけてる木で出来たサンダルのことだったし、その進化形が、お父さんが履く「便所サンダル」だった。あの、茶色とかエンジ色とかの地味な単色のゴムで出来たサンダルで、高校の運動部が夏合宿で使う民宿の共同トイレとかに並んでたことから「便所サンダル」と呼ばれるようになった。特徴としては、足の裏が当たる部分がイボイボになってて、特に土踏まずの部分のイボイボの高さが高かったりして、履いて歩くと足の裏のツボを刺激するような工夫が凝らされてるけど、実際には足の裏が痛いだけで何の意味もなかったりする。

こうした便所サンダルは、地方の国道沿いにある靴の量販店とかに行くと、だいたい2~300円くらいで山積みになってて、あたしが愛用してるバッタモンのクロックスが、そのちょっと上のランクだったりする。でも、便所サンダルでも、ゴムよりもちょっと良さそうな合皮っぽい素材を使ってたりして、ソールもしっかりしてそうな物だと、中には1000円前後の高級品もあるし、そういうのになると、ポップに「紳士サンダル」とか「スポーツサンダル」とかって書いてあるから、もはや「便所サンダル」とは一線を画してるんだと思う。

ま、その辺のことはともかくとして、あたしは、靴の中でサンダルほどピンキリの物はないと思ってる。だって、量販店に行けば、下は200円くらいから並んでるのに、あたしの大好きなクリスチャン・ルブタンやマロノ・ブラニク、ジミー・チュウなどの高級ブランドのサンダルになると、安くても7~8万円で、あたしの欲しいシリーズは13万円前後もするからだ。ジミー・チュウの13万円のサンダルを買うお金があれば、量販店の200円の便所サンダルなら650足も買えちゃうのだ。もちろん、どちらが欲しいかと聞かれたら、あたしは、0.01秒で「ジミー・チュウ!」と答えるけど。


‥‥そんなワケで、せっかく、あたしの大好きなブランド名が出たから、ここで、レディースシューズにおける「サンダル」と「ミュール」の定義を説明しておこうと思う。男性でも、レディースの「パンプス」と「サンダル」の違いくらいは何となく分かると思うけど、「サンダル」と「ミュール」の違いは、女性でもハッキリと分かっていない人もいるからだ。

まず、「サンダル」は、ギリシャ語の「sndalion」が語源で、風通しの良い履き物のことだ。だけど、古代ギリシャを舞台にした映画とかで、屈強な男たちがふくらはぎくらいまで革のバンドを巻き付けた格闘用の「グラディエーターサンダル」を履いて戦ってるのを見れば分かるように、もともとはオシャレとはかけ離れた履き物で、激しい戦いの中でも「脱げないこと」が重要だった。だから、オシャレな履き物となった現代でも、この「脱げないこと」という主目的は継承されていて、現代のレディースサンダルには、「カカト部分がバンド等で固定できる履き物」という定義がある。

一方、「ミュール」は、フランス語の「mule」が語源で、もともとは寝室などで使う室内用のスリッパだった。これが、だんだんにオシャレに進化して、外出用の履き物へと変わって行ったのだから、機能的に言えば「外出用スリッパ」と呼ぶことができる。スリッパは、ご存知の通り、爪先をカバー部分に突っかけるだけで、カカトのほうはカパカパと自由になってる。これが「ミュール」にも受け継がれてて、カカトを固定する「サンダル」との大きな違いなのだ。

ようするに、爪先だけでなくカカト部分もバンドなどで固定された脱げにくい履き物が「サンダル」であり、爪先部分だけしか固定されておらずカカト部分がカパカバしている脱げやすい履き物が「ミュール」というワケだ。だから、あたしの愛用してるバッタモンのクロックスは、そのまま突っかけて履けば「ミュール」であり、バンドを後ろに倒してカカトを固定するスタイルにして履けば「サンダル」ということになる。もしも、第三形態として、サイドの部分もせり上がってきて「パンプス」にも変身するのなら、まさしく「靴のゲッターロボ」と呼んでも過言ではないだろう。

そして、この「サンダル」と「ミュール」の定義を踏まえれば、「ゴム草履」のことを「ビーチサンダル」と呼ぶのは、さらにおかしくなってくる。さっき、あたしが疑問を呈した「鼻緒うんぬん」を置いておくとしても、カカト部分が固定できずにカパカパしてる時点で、これは、どう考えても「サンダル」じゃなくて「ミュール」だからだ。どうしても独自の呼び名を付けたいのなら、せめて「ビーチミュール」と呼ばなくては正確性に欠けてしまう。


‥‥そんなワケで、この「サンダル」と「ミュール」の違いだけど、現実的には、過払い金を返還して欲しくなるようなグレーゾーンの表現も多い。たとえば、ヒールの高いオシャレなミュールの中には、まったく同じデザインのミュールのカカト部分に長いリボンが付いていて、履いた後にそのリボンを足首に巻き付けて可愛く結ぶタイプの物がある。まったく同じデザインでも、こっちはリボンによってカカト部分を固定できるんだから、定義としては「サンダル」に分類されなきゃおかしい。だけど、この商品には「ひも付きミュール」と書かれてたりする。そして、このケースとは逆に、カカトが固定できない普通のミュールなのに、「バックレス・サンダル」と書かれてる場合もある。「カカトを固定するバンド等のないサンダル」って意味らしいけど、だ~か~ら~、それを「ミュール」って呼ぶんだろが!‥‥って思っちゃう。ま、どちらにしても、あたしが買えるのは「ピンからキリまで」の「キリ」のほうオンリーなので、この際、呼び名よりも機能を優先して、次もバッタモンのクロックスを色違いで買おうと思ってる今日この頃なのだ(笑)


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